〈SDGs×SEIKYO〉　本年4月　プラスチック新法が施行――環境に配慮した「選択」を 〈SDGs×SEIKYO〉　本年4月　プラスチック新法が施（し）行（こう）――環境に配（はい）慮（りょ）した「選択」を 2022年10月18日

プラスチック製ではない、紙や木で作られた食器類も増えている　©アフロ

プラスチック製ではない、紙や木で作られた食器類も増えている　©アフロ

　プラスチックごみの削減は世界的な問題です。特に日本は、1人当たりのプラスチック容器包装の廃棄量が、年間32キロと世界2位の多さ。

　政府は2030年までに、使い捨てプラスチックの累積25％の排出抑制を目指しており、本年4月には、「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律（プラスチック新法）」が施行されました。

　これにより、フォーク・スプーンなどの食器類、歯ブラシ・くしなどのアメニティーのプラスチック製品を無償で提供するコンビニやホテル等の事業者には、同製品の削減が求められ、消費者の意思確認や代替素材への切り替えが進んでいます。

　スターバックスでは昨年9月から順次、国内店舗で提供されるストローが全て紙製に変わっています。

　今月には日本マクドナルドが、紙製のストロー、木製のフォーク・スプーンなどを全国の店舗で順次提供する、と発表しました。

　一方、植物などを原料とした「バイオマスプラスチック」、微生物により最終的に水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチック」など、「新素材」の開発も活発です。

　環境負荷がより少ない製品を「選ぶ」――。地球を守るための“選択肢”は増えています。

　プラスチックごみの削（さく）減（げん）は世界的な問題です。特に日本は、1人当たりのプラスチック容器包（ほう）装（そう）の廃（はい）棄（き）量（りょう）が、年間32キロと世界2位の多さ。

　政府は2030年までに、使い捨てプラスチックの累（るい）積（せき）25％の排（はい）出（しゅつ）抑（よく）制（せい）を目指しており、本年4月には、「プラスチックに係る資（し）源（げん）循（じゅん）環（かん）の促（そく）進（しん）等に関する法（ほう）律（りつ）（プラスチック新法）」が施（し）行（こう）されました。

　これにより、フォーク・スプーンなどの食器類、歯ブラシ・くしなどのアメニティーのプラスチック製品を無（む）償（しょう）で提（てい）供（きょう）するコンビニやホテル等の事業者には、同製品の削減が求められ、消費者の意思確（かく）認（にん）や代（だい）替（たい）素材への切（き）り替（か）えが進んでいます。

　スターバックスでは昨年9月から順次、国内店（てん）舗（ぽ）で提供されるストローが全（すべ）て紙製に変わっています。

　今月には日本マクドナルドが、紙製のストロー、木製のフォーク・スプーンなどを全国の店舗で順次提供する、と発表しました。

　一方、植物などを原料とした「バイオマスプラスチック」、微（び）生（せい）物（ぶつ）により最終的に水と二酸化炭素に分解される「生分解性プラスチック」など、「新素材」の開発も活発です。

　環境負（ふ）荷（か）がより少ない製品を「選ぶ」――。地球を守るための“選（せん）択（たく）肢（し）”は増えています。