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〈シネマ〉 菊川怜主演 「種まく旅人~醪のささやき~」
〈シネマ〉 菊川怜主演 「種まく旅人~醪のささやき~」
2025年10月15日
全国公開中の映画「種まく旅人~醪のささやき~」の公開記念舞台挨拶が過日、東京都内で行われ、主演の菊川怜のほか、共演の金子隼也、清水くるみ、朝井大智、篠原哲雄監督が出席した。
全国公開中の映画「種まく旅人~醪のささやき~」の公開記念舞台挨拶が過日、東京都内で行われ、主演の菊川怜のほか、共演の金子隼也、清水くるみ、朝井大智、篠原哲雄監督が出席した。
左から朝井大智、金子隼也、菊川怜、清水くるみ、篠原哲雄監督
左から朝井大智、金子隼也、菊川怜、清水くるみ、篠原哲雄監督
◆人間の命に欠かせない「食」をテーマにしたシリーズの第5弾
◆人間の命に欠かせない「食」をテーマにしたシリーズの第5弾
人間の命に欠かせない「食」を支える、日本の第一次産業の素晴らしさや豊かさを伝えていきたいという思いのもと、製作が始まった映画「種まく旅人」シリーズ。その5作目となる本作は、兵庫県淡路島を舞台に、同島で作られる日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米・山田錦にフォーカスし、そこに関わる人々のものづくりの精神と、現場で起きている問題や葛藤を描く。
15年ぶりの映画出演を果たした菊川は、「映画出演が久しぶりで、しかも主演ということで“ちゃんと、せりふを覚えられるかな?”という不安もあって、初挑戦くらいのイメージで臨みました。こうやって皆さんに作品として見ていただけて、本当に感激でうれしく思っています」と喜びを口にした。
また、今作がシリーズ2作目の監督となる篠原は「(第1弾が始まった時)これこそが人間の生活を表す根本的なものだと感じていて、私は第2弾と今回の第5弾を担当したのですが、こうしてこのシリーズが続いていることが、とても貴重だと実感しています」と言葉に力を込めた。
菊川は、日本酒をこよなく愛する農林水産省の地域調査官で、現地で老舗酒造を視察する神崎理恵を演じる。演じたキャラクターについて、菊川は「日本酒が大好きな“日本酒オタク”で、その好きな気持ちが原動力となって、ぐいぐい行動できる女性。酒蔵のいろんな問題を前にして、自分も加わって改善していきたいという思いだけで行動できるところは、とても魅力的に感じました」と紹介した。
続けて、本作の魅力についても「淡路島の酒蔵に行って、みんなの心に種をまいて、それが育って花を咲かせ、やがて実を結んでいくところがヒューマンドラマとして描かれています。農作物も人が生きていく上ですごく大事ですし、人と人の交流も実を結んでいくという2本立てで、素晴らしい作品になっていると思います」と熱く語った。
人間の命に欠かせない「食」を支える、日本の第一次産業の素晴らしさや豊かさを伝えていきたいという思いのもと、製作が始まった映画「種まく旅人」シリーズ。その5作目となる本作は、兵庫県淡路島を舞台に、同島で作られる日本酒と兵庫県を代表的な産地とする酒米・山田錦にフォーカスし、そこに関わる人々のものづくりの精神と、現場で起きている問題や葛藤を描く。
15年ぶりの映画出演を果たした菊川は、「映画出演が久しぶりで、しかも主演ということで“ちゃんと、せりふを覚えられるかな?”という不安もあって、初挑戦くらいのイメージで臨みました。こうやって皆さんに作品として見ていただけて、本当に感激でうれしく思っています」と喜びを口にした。
また、今作がシリーズ2作目の監督となる篠原は「(第1弾が始まった時)これこそが人間の生活を表す根本的なものだと感じていて、私は第2弾と今回の第5弾を担当したのですが、こうしてこのシリーズが続いていることが、とても貴重だと実感しています」と言葉に力を込めた。
菊川は、日本酒をこよなく愛する農林水産省の地域調査官で、現地で老舗酒造を視察する神崎理恵を演じる。演じたキャラクターについて、菊川は「日本酒が大好きな“日本酒オタク”で、その好きな気持ちが原動力となって、ぐいぐい行動できる女性。酒蔵のいろんな問題を前にして、自分も加わって改善していきたいという思いだけで行動できるところは、とても魅力的に感じました」と紹介した。
続けて、本作の魅力についても「淡路島の酒蔵に行って、みんなの心に種をまいて、それが育って花を咲かせ、やがて実を結んでいくところがヒューマンドラマとして描かれています。農作物も人が生きていく上ですごく大事ですし、人と人の交流も実を結んでいくという2本立てで、素晴らしい作品になっていると思います」と熱く語った。
「みんなの心に種をまき、それが育って実を結ぶヒューマンドラマ」
「みんなの心に種をまき、それが育って実を結ぶヒューマンドラマ」
主演を務める菊川
主演を務める菊川
舞台挨拶の途中、登壇者それぞれが、酒をたしなむエピソードを披露する場面も。和気あいあいと語る姿から、仲の良さをにじませた。
最後に、菊川と篠原監督が締めのあいさつを。
菊川は「私自身、今までも食に感謝してきたつもりでしたし、日本酒もおいしく頂いてきたつもりだったんですが、うわべだけで感謝していたと反省しました。今回の作品に関わって、どれだけの人の努力と愛情と手間ひま、汗水がかけられて、消費者の元に届くのかということを知りました。そして、それは当たり前ではなく、この先の未来に渡って“確実にある”という保証はないもので、みんなの力で守っていきたいものだと感じました。改めて食は、人間が生きていくエネルギーになるし、喜びであるということを強く感じたので、このテーマを皆さんにも持って帰っていただければと思います」と呼びかけた。
篠原監督は「この作品は、伝統から新しい見方を模索していく映画です。日本には守っていかなくてはいけない文化があり、日本酒や食もそうですし、映画もそうです。映画は皆さんに見ていただいて、お客さまによって育てられていくものだと思います。ぜひ、これからも応援していただけたら」と語り、会場から温かい拍手が寄せられた。
舞台挨拶の途中、登壇者それぞれが、酒をたしなむエピソードを披露する場面も。和気あいあいと語る姿から、仲の良さをにじませた。
最後に、菊川と篠原監督が締めのあいさつを。
菊川は「私自身、今までも食に感謝してきたつもりでしたし、日本酒もおいしく頂いてきたつもりだったんですが、うわべだけで感謝していたと反省しました。今回の作品に関わって、どれだけの人の努力と愛情と手間ひま、汗水がかけられて、消費者の元に届くのかということを知りました。そして、それは当たり前ではなく、この先の未来に渡って“確実にある”という保証はないもので、みんなの力で守っていきたいものだと感じました。改めて食は、人間が生きていくエネルギーになるし、喜びであるということを強く感じたので、このテーマを皆さんにも持って帰っていただければと思います」と呼びかけた。
篠原監督は「この作品は、伝統から新しい見方を模索していく映画です。日本には守っていかなくてはいけない文化があり、日本酒や食もそうですし、映画もそうです。映画は皆さんに見ていただいて、お客さまによって育てられていくものだと思います。ぜひ、これからも応援していただけたら」と語り、会場から温かい拍手が寄せられた。
「日本には守っていかなければならない文化がある。日本酒も食も、そして映画もそう」
「日本には守っていかなければならない文化がある。日本酒も食も、そして映画もそう」
メガホンを取った篠原監督
メガホンを取った篠原監督
公式ホームページはこちら
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