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〈シネマ〉 「ウィキッド 永遠の約束」 全国公開中 2026年3月12日
不朽のミュージカルを映画化した「ウィキッド ふたりの魔女」の続きを描く最終章「ウィキッド 永遠の約束」が3月6日に公開され、大きな反響を呼んでいる。過日、本作の「日本語吹替版最速上映イベント」が行われ、吹替版キャストの高畑充希、清水美依紗、海宝直人、入野自由、kemio、ゆりやんレトリィバァが登場した。
2部作で送る本シリーズでは、名作小説『オズの魔法使い』の「オズの国」を舞台に、最も嫌われた“悪い魔女”と、最も愛された“善い魔女”の過去を、それぞれの視点から描く。
前作に続き、自由のために孤独に戦う“悪い魔女”エルファバ役を担う高畑は、「今作では、どんどん悪に仕立て上げられていく様が加速していくんです。こうしたいのにうまくいかない、伝えたいのに伝わらないと、もどかしいシーンもより多かったので、収録しながら“つらいな”と思っていました」と語り、「涙腺にくる曲が多いので、映像を見ながら泣かないように頑張っていました」と収録時のエピソードを明かした。
「“悪”に仕立て上げられて“つらいな”と」
一方、オズの民衆に希望を与える“善い魔女”グリンダ役の清水は、「前作に引き続き、グリンダはチャーミングさを持ちながらも、今作では葛藤が大きくて。その葛藤や、より成長した部分を、声に乗せるのが難しかったです。大人になったグリンダを意識しました」と、役作りの苦労を口にした。
「チャーミングながらも葛藤が大きくて」
劇中では、エルファバとグリンダは、互いを思いながらも正反対の道へと駆り立てられ、離れていく。それを受け、登壇者たちに“物語と同じような別離を迎えた時はどうするか”との質問が投げかけられた。
高畑は「このお仕事を始めて20周年になります。(一つの作品を)みんなで一生懸命作っても、クランクアップや千秋楽など、やっぱり終わりが来ます。そんな時に、先輩方から『続けていたら、絶対にまた会えるから』と言われて。別れるのは寂しいけれど、その言葉に勇気をもらって、これまで前進してきました」と振り返った。
清水は「人って、その時々でしかできない、いろいろな選択をしていると思います。だから、何かをやりたいと思って選択した自分も、自分と違う選択をしている人たちも、お互いに誇りを持つことが大事だなって。リスペクトし合うことを大切にしています」と日頃の心がけについて語った。
また、映画のタイトルにちなみ、「永遠に変えたくない○○」というお題に、それぞれがフリップを使って回答する場面も。シェンシェン役のゆりやんは「自分」と回答。「人を変えることはできないから、自分が変わるしかない」と話しつつも、「でも、人が変わってくれたらいいのに。自分は変えたくない!」と打ち明け、会場の笑いを誘った。
最後に、高畑は「この作品が本当に好きで。本当にすてきな作品に関われたことに、とても感動しています。オーディションを受けようと思い立ったあの時の自分、『やったね、よかったね』と思っています」と、本作への愛情をあふれさせた。
オズの国に隠された真実を知り、それぞれの道を歩むことになったエルファバとグリンダ。“悪い魔女”との悪名を着せられ、民衆の敵となったエルファバは、言葉を奪われた動物たちの自由のために戦い続けていた。一方、“善い魔女”となったグリンダは、希望の象徴として名声と人気を手にしたものの、その心にはエルファバとの決別が暗い影を落としていた……。
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