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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 2月1日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年2月1日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が2月1日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

2月1日放送 〈File.175 岩手県陸前高田市/福田光輝さん〉
郷里の食材を「発酵」の技術で

 震災の発生時、福田光輝さんは23歳。宮城県仙台市にある大学院に通っていた。陸前高田市で暮らす家族も無事で安心したと、当時を振り返る。

 震災から数日後、沿岸部へと向かった。船が陸に乗り上げて横倒しとなり、多くのビルや家屋が跡形もなく流されている様子を目の当たりに。身をもって津波被害の大きさを実感したという。

 その後、「復興につながることをしたい」という思いが芽生えた。同時に、ここまで大きな被害を受けた郷里に「仕事があるのか、復興に役立つ仕事はできるのか」と、不安もあったと語る。

 現在、陸前高田市にある麹商品の製造販売業社で働いている。米麹には「たかたのゆめ」という、市のブランド米を使用し、「広田湾」から取れる塩を使った「塩麹」も販売。さらに、「麹コーヒー」やグルテンフリーの菓子など、地元にこだわった商品を作っている。

 「震災直後に支援活動ができなかったもどかしさを、ずっと抱えていた」という。「地元に貢献したい」、そして、「『地元の産物』と大学院で学んだ『発酵』を組み合わせた商品を自分で生み出したい」という思いから、現在の会社で働くことを決めた。「食」を通して、陸前高田の魅力の発信に力を注いでいる、そんな福田さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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