〈時事解説〉　石川の伝統工芸品　買うことで応援 〈時事解説〉　石川の伝統工芸品　買うことで応援 2024年3月25日

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「いしかわ伝統工芸フェア2024」の会場に並んだ輪島塗の作品＝2月16日、東京国際フォーラム

「いしかわ伝統工芸フェア2024」の会場に並んだ輪島塗の作品＝2月16日、東京国際フォーラム

　「いしかわ伝統工芸フェア2024」が2月16日から18日まで、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催されました。石川県の伝統工芸品約2万点の販売のほか、工芸体験教室やオークション、石川の食文化と器などを紹介するテーマ展示が行われ、3日間で約7万5000人が来場しました。

　県内36業種の伝統工芸が紹介された中で、私が注目したのは、輪島塗と珠洲焼です。

　漆器や陶器に興味があり、もともと大きな魅力を感じていたのに加え、令和6年能登半島地震により、工房や窯が倒壊したり、職人の方々が避難生活を余儀なくされたりするなど、甚大な被害を受けたと聞いたからです。

　今回のフェアでは、輪島塗と珠洲焼に限らず、多くの職人の方々が、すでに前を向いて復興に尽力されていたと伺い、とても勇気をもらいました。

　私自身、伝統工芸品の歴史を学んだり、購入したりするなど、自分ができる支援を考えて行動に移したいと思います。（ぺ）



●ご感想をお寄せください　youth@seikyo-np.jp

　「いしかわ伝統工芸フェア2024」が2月16日から18日まで、東京都千代田区の東京国際フォーラムで開（かい）催（さい）されました。石川県の伝統工芸品約2万点の販（はん）売（ばい）のほか、工芸体験教室やオークション、石川の食文化と器などを紹（しょう）介（かい）するテーマ展（てん）示（じ）が行われ、3日間で約7万5000人が来場しました。

　県内36業種の伝統工芸が紹（しょう）介（かい）された中で、私が注目したのは、輪（わ）島（じま）塗（ぬり）と珠（す）洲（ず）焼（やき）です。

　漆（しっ）器（き）や陶（とう）器（き）に興味があり、もともと大きな魅（み）力（りょく）を感じていたのに加え、令和6年能登半島地（じ）震（しん）により、工（こう）房（ぼう）や窯（かま）が倒（とう）壊（かい）したり、職人の方々が避（ひ）難（なん）生活を余（よ）儀（ぎ）なくされたりするなど、甚（じん）大（だい）な被（ひ）害（がい）を受けたと聞いたからです。

　今回のフェアでは、輪（わ）島（じま）塗（ぬり）と珠（す）洲（ず）焼（やき）に限らず、多くの職人の方々が、すでに前を向いて復興に尽（じん）力（りょく）されていたと伺（うかが）い、とても勇気をもらいました。

　私自身、伝統工芸品の歴史を学んだり、購（こう）入（にゅう）したりするなど、自分ができる支（し）援（えん）を考えて行動に移したいと思います。（ぺ）



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