DA507C75DD57EC2071FBF2E2F6EB01E3
〈AYA世代のがん 心に太陽を 信仰体験〉 26歳で悪性リンパ腫…でも、結婚も出産もできました!
〈AYA世代のがん 心に太陽を 信仰体験〉 26歳で悪性リンパ腫…でも、結婚も出産もできました!
2026年4月18日
- 想定外の連続だけど…明日も絶対に大丈夫。
- 想定外の連続だけど…明日も絶対に大丈夫。
日だまりの部屋で、娘のひよりちゃんを優しく抱き上げる吉澤さん。苦難も涙も、「全部に感謝です」とほほ笑む
日だまりの部屋で、娘のひよりちゃんを優しく抱き上げる吉澤さん。苦難も涙も、「全部に感謝です」とほほ笑む
【さいたま市南区】部屋いっぱいに響く元気な泣き声。「もー、また抱っこ?」
ちょっぴり困ったように笑いながら、吉澤久美子さん(34)=副白ゆり長=が、生後4カ月のひよりちゃんを抱き上げる。腕の中で母乳を口にすると、すっかりご機嫌に。久美子さんにも笑みがこぼれる。
昨晩も夜泣きが続いた。ゆっくりお風呂にも入れない。それでも、この日常が「奇跡みたいな時間」と感じる。
苦難を何度も越えてつかんだ特別な一瞬だから――。
【さいたま市南区】部屋いっぱいに響く元気な泣き声。「もー、また抱っこ?」
ちょっぴり困ったように笑いながら、吉澤久美子さん(34)=副白ゆり長=が、生後4カ月のひよりちゃんを抱き上げる。腕の中で母乳を口にすると、すっかりご機嫌に。久美子さんにも笑みがこぼれる。
昨晩も夜泣きが続いた。ゆっくりお風呂にも入れない。それでも、この日常が「奇跡みたいな時間」と感じる。
苦難を何度も越えてつかんだ特別な一瞬だから――。
8年前、26歳の時。久美子さんを悪性リンパ腫が襲った。「ちゃんと信心できてなかったから?と思っちゃって」
母の宮島久枝さん(71)=県女性部主事=の一言が飛んできた。「そんなわけないでしょ! 使命を自覚するための病なのよ!」と。
「励ましゼロですよ(笑)。でも、そのおかげで“なんで私が?”って落ち込む隙もありませんでした」
入院してすぐ、久枝さんに届けてもらったのは、小学5年生の時のノート。池田先生と会った日の感動を記したものだった。〈先生は目からビームが出てるみたい。でも、とってもやさしい目〉
読んだ瞬間、「池田先生と一緒に戦うんだ!って決めたんです」。
胸の腫瘍は6センチを超え、肺や鎖骨にも転移していた。ステージ4。無菌室で50日。抗がん剤治療は思うように進まない。それでも、題目の声は途切れなかった。池田先生の言葉が、踏ん張る力をくれたから。
〈師弟が一体であれば、変毒為薬できない病気などありません〉
祈りで不安を押し返した9カ月。「治療のおかげで腫瘍がなくなったんです。気付いたら、“題目と共に生きる人”になっていました」
8年前、26歳の時。久美子さんを悪性リンパ腫が襲った。「ちゃんと信心できてなかったから?と思っちゃって」
母の宮島久枝さん(71)=県女性部主事=の一言が飛んできた。「そんなわけないでしょ! 使命を自覚するための病なのよ!」と。
「励ましゼロですよ(笑)。でも、そのおかげで“なんで私が?”って落ち込む隙もありませんでした」
入院してすぐ、久枝さんに届けてもらったのは、小学5年生の時のノート。池田先生と会った日の感動を記したものだった。〈先生は目からビームが出てるみたい。でも、とってもやさしい目〉
読んだ瞬間、「池田先生と一緒に戦うんだ!って決めたんです」。
胸の腫瘍は6センチを超え、肺や鎖骨にも転移していた。ステージ4。無菌室で50日。抗がん剤治療は思うように進まない。それでも、題目の声は途切れなかった。池田先生の言葉が、踏ん張る力をくれたから。
〈師弟が一体であれば、変毒為薬できない病気などありません〉
祈りで不安を押し返した9カ月。「治療のおかげで腫瘍がなくなったんです。気付いたら、“題目と共に生きる人”になっていました」
地域の同志が祈り、支え続けてくれた(昨年9月)
地域の同志が祈り、支え続けてくれた(昨年9月)
題目で踏ん張った9カ月間の闘病。数えてみれば、一日10時間の唱題が77回にもなっていた
題目で踏ん張った9カ月間の闘病。数えてみれば、一日10時間の唱題が77回にもなっていた
1年9カ月後に再就職を果たし、次なる目標に結婚と出産を掲げた。「祈りは自由じゃないですか! だから、遠慮しませんでした」
創価高校の同級生・光春さん(34)=男子地区副リーダー=と再会した。病気のことも、出産の難しさも、全てを受け止めてくれた。
「それも全部『病と闘った証しでしょ』って言ってくれたから、もう、この人だなって」
母に伝えた。目を真っ赤にして何度もうなずく姿が、またうれしかった。
2023年(令和5年)に結婚。不妊治療が実り、娘を出産した。
出産も命懸けだった。へその緒が卵膜に付いていた逆子。帝王切開での出産。
さらに、産後12日目の深夜、子宮にできた動脈のこぶが破裂した。大量出血。血圧が60を下回り意識が遠のく。その中で、一つの思いが込み上げた。
“私は、ひよりと生きるんだ!”
手術で一命を取り留めた。
「後で聞いたら、かなり危なかったみたい。でも不思議と、“絶対に生きる!”っていう気持ちの方が強かった」
1年9カ月後に再就職を果たし、次なる目標に結婚と出産を掲げた。「祈りは自由じゃないですか! だから、遠慮しませんでした」
創価高校の同級生・光春さん(34)=男子地区副リーダー=と再会した。病気のことも、出産の難しさも、全てを受け止めてくれた。
「それも全部『病と闘った証しでしょ』って言ってくれたから、もう、この人だなって」
母に伝えた。目を真っ赤にして何度もうなずく姿が、またうれしかった。
2023年(令和5年)に結婚。不妊治療が実り、娘を出産した。
出産も命懸けだった。へその緒が卵膜に付いていた逆子。帝王切開での出産。
さらに、産後12日目の深夜、子宮にできた動脈のこぶが破裂した。大量出血。血圧が60を下回り意識が遠のく。その中で、一つの思いが込み上げた。
“私は、ひよりと生きるんだ!”
手術で一命を取り留めた。
「後で聞いたら、かなり危なかったみたい。でも不思議と、“絶対に生きる!”っていう気持ちの方が強かった」
たまの言い争いも仲の良い証し。互いを敬い合う吉澤さん夫婦(昨年9月)
たまの言い争いも仲の良い証し。互いを敬い合う吉澤さん夫婦(昨年9月)
全てを受け止めてくれた吉澤さん一家と、強い信心で育ててくれた自身の家族に感謝は尽きない(前列右から時計回りに、吉澤さん、長女・ひよりちゃん、夫・光春さん、義父・春吉さん、義母・妙子さん。母・宮島久枝さん、父・悦夫さん)
全てを受け止めてくれた吉澤さん一家と、強い信心で育ててくれた自身の家族に感謝は尽きない(前列右から時計回りに、吉澤さん、長女・ひよりちゃん、夫・光春さん、義父・春吉さん、義母・妙子さん。母・宮島久枝さん、父・悦夫さん)
不安いっぱいの育児も5カ月目。やっと楽しむ余裕が出てきた。やりたいことも、たくさんある。
「親子3人でお散歩したいし、池田先生のことも、いっぱい話したいな」
病気は全部、想定外。でも、その全部が自分をここまで連れてきた。
「題目のすごさを知れたし、何があっても人生は開けると分かった。だから、これからもきっと、いや、絶対に大丈夫です」
ひよりちゃんが、元気に泣いている。そろそろ寝返りを打ちそうだ。
不安いっぱいの育児も5カ月目。やっと楽しむ余裕が出てきた。やりたいことも、たくさんある。
「親子3人でお散歩したいし、池田先生のことも、いっぱい話したいな」
病気は全部、想定外。でも、その全部が自分をここまで連れてきた。
「題目のすごさを知れたし、何があっても人生は開けると分かった。だから、これからもきっと、いや、絶対に大丈夫です」
ひよりちゃんが、元気に泣いている。そろそろ寝返りを打ちそうだ。
どんな嵐が襲っても、太陽は必ずまた昇る。吉澤さんとひよりちゃんのまぶしい笑顔が、そう証明している
どんな嵐が襲っても、太陽は必ずまた昇る。吉澤さんとひよりちゃんのまぶしい笑顔が、そう証明している