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〈出雲駅伝〉 創価大学が9位でゴール 2026年10月13日

 第38回「出雲全日本大学選抜駅伝競走(出雲駅伝)」が12日午前、島根・出雲市内で行われ、出雲大社正面鳥居前から出雲ドーム前までの6区間45・1キロのコースに22チームが参加した。6年連続6度目の出場となった創価大学は9位でゴール。記録は2時間8分31秒だった。
  
 ◇
  
 今回の出雲駅伝は、スタート時間が約4時間前倒しとなり、従来の午後から午前開催に変更。近年の暑さ対策が理由だが、この日の出雲市は、曇り空で気温21度と、絶好の“駅伝日和”となった。
  
 創価大学は今季、出雲駅伝と全日本大学駅伝のチーム目標を掲げていない。
 目標への考え方を変え、スローガンでもある「創力戦~No Limits Challenge~」で、箱根駅伝の各区間の創大最高記録を積み上げたタイム「10時間41分58秒」に挑むことに決めた。
  
 過去の先輩たちを超える。
 “昨日の自分”に勝つ。
 総力戦で限界の壁を突破する。
 そこを目指すことで、必ず結果はついてくる――その真価を示す大学三大駅伝の初陣は、強豪校がしのぎを削る、かつてないスピードレースとなった。
  
 午前9時10分、出雲の大空にスタートの号砲が鳴り響いた。
 創大の1区は菅野元太選手(1年)。昨年の全国高校駅伝で“花の1区”を走り、母校・仙台育英の準優勝に貢献した期待のルーキーだ。
 三大駅伝の全てで1区を熱望し、9月の日本インカレ・男子5000メートルで表彰台に立つなど、実力でその座を勝ち取った菅野選手は、序盤からピタリと先頭に付き、上位集団をリード。終盤にはスパートを仕掛ける積極性も見せ、トップと16秒差の8位で中継所に入った。
  
 2区には織橋巧選手(4年)が出走。昨年は1区で区間4位をマークするなど、冷静な走りでチームを引っ張る副主将は、2・5キロ付近でトップ集団を形成する。
 そのまま好位置を維持すると、最終的に順位を三つ上げ、首位まで3秒に迫る区間2位の好走で、3区のスティーブン・ムチーニ選手(同)にタスキをつないだ。
  
 2年連続で“エース区間”の3区を任されたムチーニ選手は、従来の区間記録を上回る展開となる中、落ち着いたレース運びで順位をキープ。昨年の自身のタイムを30秒近く更新する23分49秒(区間6位)で、4区の村上遵世選手(1年)にタスキを渡した。
  
 徐々に日差しが強まり、暑さが厳しくなった出雲市内。三大駅伝デビューとなった注目のルーキー・村上選手は、他大学と競り合いながら5位を懸命に守り、実力者が並ぶ“つなぎの4区”を区間6位と力走した。
  
 続く5区は山口翔輝選手(3年)。これまで三大駅伝“皆勤賞”の主力もまた区間6位でまとめ、アンカー6区のエース・小池莉希選手(4年)へタスキを託す。
  
 小池選手は、上位7チームが大会新記録を出す“超高速レース”に苦しみながらも最後まで粘り抜き、9位でフィニッシュテープを切った。
  
 創大は、従来の出雲駅伝の大学記録(2時間10分5秒)を1分34秒塗り替えた。 

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 ふじた・たかのり 1982年、茨城県生まれ。ルーテル学院大学大学院総合人間学研究科博士前期課程修了。専門は日本の貧困問題と生活困窮者支援、ソーシャルワーク。社会福祉士。反貧困ネットワーク埼玉代表。NPO法人ほっとプラス理事。著書に『下流老人』『続・下流老人』(朝日新書)、『貧困クライシス』『コロナ貧困』(毎日新聞出版)、『脱・下流老人』(NHK出版)など多数。

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