「私はパリで育った」と話す、沖縄・宮古島出身のおばあちゃんがいた。宮古の言葉で「パリ」は「畑」。沖縄本島では「ハル」と言う▼沖縄の言葉に「畑作てぃ、節待てぃ」とある。しっかり畑を耕して、植え付けの時節を待ちなさい、との意だ。望む結果を得たければ、入念な準備が大切である▼「春」の語源には、草木の芽が「張る」などのほかに、田畑を「墾る」がある。新年度がスタートして1週間。進級、進学、就職など、年度の変わり目はいわば開墾の時。生活の変化に苦労し、気が張ることも多いが、期待以上のものを掘り起こすこともある。焦らずにいきたい。豊かな実りを信じてその時を待ち、できることを地道に積み重ねるのも春といえるだろう▼小説『新・人間革命』第1巻「開拓者」の章に、ブラジルを初訪問した山本伸一が、日本から海を渡り、遠い異国の地で苦闘する婦人を励ます場面がある。「人は皆、人生という原野をゆく開拓者です。自分の人生は、自分で開き、耕していく以外にありません」▼心新たに出発する春4月。わが人生に勝利の大輪を咲かせ、幸福の果実を実らせるために、「種」をまきたい。その「種」は「わたしの挑戦」を持続する中で芽吹いていく。(踊)
「私はパリで育った」と話す、沖縄・宮古島出身のおばあちゃんがいた。宮古の言葉で「パリ」は「畑」。沖縄本島では「ハル」と言う▼沖縄の言葉に「畑作てぃ、節待てぃ」とある。しっかり畑を耕して、植え付けの時節を待ちなさい、との意だ。望む結果を得たければ、入念な準備が大切である▼「春」の語源には、草木の芽が「張る」などのほかに、田畑を「墾る」がある。新年度がスタートして1週間。進級、進学、就職など、年度の変わり目はいわば開墾の時。生活の変化に苦労し、気が張ることも多いが、期待以上のものを掘り起こすこともある。焦らずにいきたい。豊かな実りを信じてその時を待ち、できることを地道に積み重ねるのも春といえるだろう▼小説『新・人間革命』第1巻「開拓者」の章に、ブラジルを初訪問した山本伸一が、日本から海を渡り、遠い異国の地で苦闘する婦人を励ます場面がある。「人は皆、人生という原野をゆく開拓者です。自分の人生は、自分で開き、耕していく以外にありません」▼心新たに出発する春4月。わが人生に勝利の大輪を咲かせ、幸福の果実を実らせるために、「種」をまきたい。その「種」は「わたしの挑戦」を持続する中で芽吹いていく。(踊)