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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 3月15日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年3月15日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が3月15日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

3月15日放送 〈File.181 岩手県田野畑村/吉塚雄志さん〉
「山地酪農」で村の魅力を伝え

 震災の発生時、吉塚雄志さんは高校1年生(16歳)。田野畑村の実家にいた。家族は全員無事だったが、家業である牛乳の製造ラインはストップ。停電によって手絞りでの搾乳を余儀なくされた。出荷できない日が続き、「廃棄するくらいなら」と牛乳を避難所へ届けることもあったという。

 数日後、ボランティア活動のために村の沿岸部を訪れ、津波によって変わり果てた故郷の様子を目の当たりにした。「信じられない状況で、悲しさでいっぱいだった」と振り返る。

 現在、田野畑村で酪農と乳製品の加工会社を家族で営んでおり、全国でも珍しい「山地酪農」を採用している。「山地酪農」とは、完全放牧で山林に自生する野草を食べさせて育てる酪農法で、牛にストレスがかかりにくいとされる。

 高校生の時に、父親の夢である「日本全国に山地酪農を広める」という思いを継ごうと、家業である酪農の道へ進むことを決意。「加工品でも山地酪農を広めることができる」と、チーズなどを製造する会社も立ち上げた。
 「田野畑村は海の幸も豊富で魅力的なところが多い」と語るが、村は人口減少が進んでいる。「山地酪農を通して村の良さを知ってもらい、多くの方に来てほしい」と、日々の業務に励んでいる。

 そんな吉塚さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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