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〈舞台〉 「爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK」 2025年8月14日

  • 9月19日(金)から長野・まつもと市民芸術館
  • 10月に大阪、11月から東京で

 いのうえひでのりが主宰する「劇団☆新感線」の45周年興行・秋冬公演「爆烈忠臣蔵~桜吹雪 THUNDERSTRUCK」が、9月19日(金)から長野県を皮切りに、大阪、東京で上演される。先ごろ行われた制作発表には、古田新太ら劇団員をはじめ、脚本担当の中島かずき、演出のいのうえ、ゲスト出演の小池栄子、早乙女太一、向井理が登場し、作品をアピールした。

自身の名前が入ったちょうちんを手にする出演者たち
自身の名前が入ったちょうちんを手にする出演者たち

 本作の舞台は江戸時代後期。歌舞伎の名作「忠臣蔵」を上演するため芝居作りに情熱を傾ける、演劇人の奮闘の様子を描く。さまざまな特技を持つ役者たちが次々に登場し、「われこそは!」と、しのぎを削る芝居合戦を繰り広げる。
 
 中島「45周年なので、いろいろなことを詰め込んで書いたら、今までの中で一番長くなってしまいました。4時間コースかなと思ったので、反省して20分ぐらいは切りました(笑)」
 
 その中島の横で、手でブーイングのポーズをした古田。「劇中劇が多すぎて、今、誰がしゃべっているのか分からない。まだ役をつかみかねているところですけど、取りあえず30分は短縮したい」と言うと、場内は笑いに包まれた。
 
 ゲスト出演ながら、もはや準レギュラーとの呼び声も高い小池。彼女は、劇団☆新感線の大ファンだと語る。
 
 小池「私は今年で45歳になるので、生まれた時に皆さんが劇団を立ち上げたと思うと、レジェンドの方々と芝居できることが、ご褒美のように感じます」

◆古田「ハード過ぎて千秋楽まで持たないかも」

 今作は、同劇団の中でも有名な「いのうえ歌舞伎シリーズ」。神話や史実などをモチーフとし、けれん味をきかせた(インパクトのある)時代活劇だ。「演劇=文学」といわれてきた時代から、同劇団は“エンタメ”の要素を演劇に取り入れ、業界の常識に一石を投じてきた。
 
 そんな劇団に所属して41年――今年還暦を迎える古田は、「すごく楽しい作品になりそうですが、ハードな舞台なので千秋楽まで体が持たないかもしれません(笑)。お客さんは早めのスケジュールのチケットを買ってください。終盤は何人かいなくなっているかも」と、再び冗談交じりの発言で会場を沸かせた。

◆公演情報

 【日程・会場】10月9日(木)~23日(木) 大阪・フェスティバルホール ※10日(金)、14日(火)、21日(火)は休演
 
 【料金】S席1万6800円、A席1万2800円、ヤングチケット2200円(税込み)
 
 【問い合わせ】キョードーインフォメーション 0570(200)888
 
※長野公演はほぼ完売。11~12月に東京で上演予定
 
公式ホームページはこちら

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