【「問い」を考える特集】「探究型読書」のススメ!
【「問い」を考える特集】「探究型読書」のススメ!
2025年3月2日
今回は、「『問い』を考える」特集コンテンツをお届けします。インタビューで登場した安藤昭子さんの著作『問いの編集力』では、「問い」に関するヒントがちりばめられていました。その中の一つが、読書を通して、テーマを深掘りする「探究型読書(クエスト・リーディング)」です。ここでは、その方法を紹介します。
今回は、「『問い』を考える」特集コンテンツをお届けします。インタビューで登場した安藤昭子さんの著作『問いの編集力』では、「問い」に関するヒントがちりばめられていました。その中の一つが、読書を通して、テーマを深掘りする「探究型読書(クエスト・リーディング)」です。ここでは、その方法を紹介します。
安藤昭子さんのインタビューはこちら
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「探究型読書」では、本の内容を全て理解する必要はありません。むしろざっくり読みながら、必要な情報をすくい上げることに重きが置かれます。そこでポイントとなるのが「テーマ設定」です。「どのような問いを設定するか」「深めるべきテーマは何か」などを先に定めてから読書に臨みます。今回の場合は、編集部全員が、「創価学会の使命(ミッション)とは何か?」をテーマに設定しました(一人一人が別のトピックを設定することも可)。
「探究型読書」では、本の内容を全て理解する必要はありません。むしろざっくり読みながら、必要な情報をすくい上げることに重きが置かれます。そこでポイントとなるのが「テーマ設定」です。「どのような問いを設定するか」「深めるべきテーマは何か」などを先に定めてから読書に臨みます。今回の場合は、編集部全員が、「創価学会の使命(ミッション)とは何か?」をテーマに設定しました(一人一人が別のトピックを設定することも可)。
探究型読書で大切なのは「読前」です。まずは表紙や帯を見て、どのような内容が書いてあるか想像してみましょう。次に「目次読み」です。本の目次だけを見て、大切だと思う「キーワード」をピックアップします。それを組み合わせて内容を想像することで、本の「輪郭」が浮かび上がってきます。最後に、選んだ本やキーワード、想像したこと・仮説をグループ内で共有します。“読んだつもり”になって話し合うと、さらにイメージが膨らみます。
探究型読書で大切なのは「読前」です。まずは表紙や帯を見て、どのような内容が書いてあるか想像してみましょう。次に「目次読み」です。本の目次だけを見て、大切だと思う「キーワード」をピックアップします。それを組み合わせて内容を想像することで、本の「輪郭」が浮かび上がってきます。最後に、選んだ本やキーワード、想像したこと・仮説をグループ内で共有します。“読んだつもり”になって話し合うと、さらにイメージが膨らみます。
いよいよ本文を読んでいきます。でも、頭から一字一句丁寧に読まなくて大丈夫です。読む前に立てた仮説やトピックを頭に浮かべながらザクザクと読み進めましょう。その上で、ポイントは二つ。一つ目は、著者の問題意識(問い=Q)と発見(答え=A)は何かを考えながら読むことです。こうすれば、著者が伝えたいメッセージは何かを押さえることができます。二つ目は、自分自身の「Q」と「A」も意識することです。本文を読み進めると、自分なりの疑問や発見が出てきます。それらを丁寧にメモすると良いでしょう。読書時間の目安は、20~30分程度です。気になるところはじっくり読んだり、前に戻ったり、緩急をつけながら読むことがポイントです。
いよいよ本文を読んでいきます。でも、頭から一字一句丁寧に読まなくて大丈夫です。読む前に立てた仮説やトピックを頭に浮かべながらザクザクと読み進めましょう。その上で、ポイントは二つ。一つ目は、著者の問題意識(問い=Q)と発見(答え=A)は何かを考えながら読むことです。こうすれば、著者が伝えたいメッセージは何かを押さえることができます。二つ目は、自分自身の「Q」と「A」も意識することです。本文を読み進めると、自分なりの疑問や発見が出てきます。それらを丁寧にメモすると良いでしょう。読書時間の目安は、20~30分程度です。気になるところはじっくり読んだり、前に戻ったり、緩急をつけながら読むことがポイントです。
本文を読み終えたら、「連想ゲーム」の要領で、一冊の本から出た情報が「何に似ているか、何と関係がありそうか」というアナロジー(類推力)を働かせます。次に、読む前に立てた仮説と本文を読み終わって得られた情報との共通点やズレをメモします。最後に、それらを総合しながら、テーマに照らして思ったことをグループで話し合います。
本文を読み終えたら、「連想ゲーム」の要領で、一冊の本から出た情報が「何に似ているか、何と関係がありそうか」というアナロジー(類推力)を働かせます。次に、読む前に立てた仮説と本文を読み終わって得られた情報との共通点やズレをメモします。最後に、それらを総合しながら、テーマに照らして思ったことをグループで話し合います。
編集部が「探求型読書」を行った様子はこちら!
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実際に「探究型読書」を行った様子、感想などをお届けください。
youth@seikyo-np.jp
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