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〈ドラマ〉 木竜麻生主演「いつか、無重力の宙で」 2025年9月18日

  • NHK総合 月~木曜 午後10時45分

 「一緒に宇宙に行こう」――。高校時代に夢を語り合った天文部の4人の女性が、十数年ぶりに再会。超小型人工衛星を使って再び宇宙を目指すという、彼女たちの“第二の青春”を描いたNHK総合の連続ドラマ「いつか、無重力の宙で」(月~木曜、後10・45)が8日から始まった。過日行われた会見に、主演の木竜麻生と共演の森田望智らが出席し、役柄の魅力などを語った。

主人公・望月飛鳥役の木竜麻生㊧と、飛鳥の同級生・日比野ひかりを演じる森田望智
主人公・望月飛鳥役の木竜麻生㊧と、飛鳥の同級生・日比野ひかりを演じる森田望智
◆何歳になっても夢は追える

 大阪の広告代理店に勤める望月飛鳥(木竜)は、“若手の模範”と言われながらも、お願いされたら断れない性格のため、誰もやりたがらないような仕事を次々と引き受けてしまう。彼女はそんな自分に嫌気が差していた。

 木竜「飛鳥はルーズボール(こぼれ球)や空中に浮いたままの会話を愚直に拾っていく子なので、そこは彼女の大事なパーソナリティーとして意識して演じています」

 一方、森田が扮する日比野ひかりは、高校卒業後も宇宙飛行士の夢を追いかけていたが、病気が原因で断念せざるを得なくなる。そして突然、飛鳥の前に姿を見せるのだった。

 森田「ひかりは、みんなを明るく照らす太陽のような存在。自分の力で道を切り開いていくエネルギーを持った女性です」

 二人は今作が初共演。互いの印象を聞かれると、森田は「普段から二人でよく話すんですよ。お互いに持っていないものを持っていて“足して2で割ったら最強だね”って」と、ほほ笑んだ。

 木竜は「私が不得意だと感じることは望智ちゃんが得意で、その逆だと、私から“もっと、こうしたらいいんじゃないかな”とアドバイスを送ったりしています」と語り、絆の強さをうかがわせた。

 ドラマは現代と過去の回想シーンが行き交う演出となっており、高校時代の飛鳥を田牧そら、ひかりを上坂樹里が演じる。木竜は「撮影の合間に高校時代のシーンを見たら、まぶしすぎて“やられる”と思いました(笑)」と話すと、森田が「でも、私たちには」と言葉を継ぎ、二人で「私たちの良さがある!」と口をそろえた。

 木竜「これを合言葉に、みんなで励まし合っています。キラキラではかなわないけど、経験値で見せられるものがあるはずなので(笑)」

 本ドラマの制作理由について、プロデューサーの南野彩子は「30代女性が主人公のドラマは、結婚や出産、キャリアアップをテーマにしたものが多い気がしていました。そのような中で、好きなことに対して夢を追う気持ちや友情の大切さを描きたいと思い、ヒロイン像をつくりました」とコメントした。

 今作は、私たちが懸命になって追いかけていた青春時代の夢を、きっと思い出させてくれるだろう。

◆第8話(9月18日放送)あらすじ

 飛鳥(木竜)は、天文部4人が再びそろうためには、ひかり(森田)が高校時代、突然姿を消した理由を話してもらう必要があるとの思いに至る。

 その後、4人はファミレスに集まるが、周(片山友希)は「ひかりのことが許せない」と、怒って席を立とうとする。そんな中、ひかりは隠してきた過去の真実を話し始める。

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