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〈シネマ〉 原田マハ原作×伊藤沙莉主演「風のマジム」
〈シネマ〉 原田マハ原作×伊藤沙莉主演「風のマジム」
2025年9月18日
沖縄のサトウキビで“特別なラム酒”を作るという実話から生まれた希望の物語。夢を抱くことや、情熱を燃やすことの大切さに改めて気付かされる。原田マハの原作を伊藤沙莉の主演で届ける映画「風のマジム」が全国公開中だ。それに先立ち、東京・日本女子大学で約300人の女子学生を対象に「夏期特別教室」と題し、同作の上映会、原田と伊藤によるトークセッションが行われた。
沖縄のサトウキビで“特別なラム酒”を作るという実話から生まれた希望の物語。夢を抱くことや、情熱を燃やすことの大切さに改めて気付かされる。原田マハの原作を伊藤沙莉の主演で届ける映画「風のマジム」が全国公開中だ。それに先立ち、東京・日本女子大学で約300人の女子学生を対象に「夏期特別教室」と題し、同作の上映会、原田と伊藤によるトークセッションが行われた。
主演の伊藤沙莉(左から2人目)と原作者の原田マハ(同3人目)ら
主演の伊藤沙莉(左から2人目)と原作者の原田マハ(同3人目)ら
同作は、契約社員の女性が、社内のベンチャーコンクールを活用して新規事業を立ち上げ、夢を実現するまでを描く。
トークでは、それぞれに夢を持ったきっかけについての質問が。伊藤は「お芝居は9歳のころにオーディションに受かったことからスタートしました。まずは“楽しい”という経験が先にあって、夢という境目はなくグラデーションのような感じでここまでやってきました」と明かした。
一方、原田は「子どものころからアートを見たり、物語を読んだり、創作するのが好きな子でした。好きなことを突き詰めて、自分の思っていたことを実現してきました。夢という言葉を意識するようになったのは最近です」と振り返った。
同作は、契約社員の女性が、社内のベンチャーコンクールを活用して新規事業を立ち上げ、夢を実現するまでを描く。
トークでは、それぞれに夢を持ったきっかけについての質問が。伊藤は「お芝居は9歳のころにオーディションに受かったことからスタートしました。まずは“楽しい”という経験が先にあって、夢という境目はなくグラデーションのような感じでここまでやってきました」と明かした。
一方、原田は「子どものころからアートを見たり、物語を読んだり、創作するのが好きな子でした。好きなことを突き詰めて、自分の思っていたことを実現してきました。夢という言葉を意識するようになったのは最近です」と振り返った。
◆伊藤沙莉「失敗が自分を高める」
◆伊藤沙莉「失敗が自分を高める」
◆原田マハ「挑戦は面白い」
◆原田マハ「挑戦は面白い」
「失敗したときにどう向き合うか」について、伊藤は「失敗はするものだと思っています。もちろん反省や後悔もあるけど、失敗した人に優しくなれるし、経験値として自分を高められるから怖いことじゃない。失敗をしないとできない経験や、失敗が呼ぶ幸福もあるから恐れることはないと思います」と言葉に力を込めた。
続けて、原田は「失敗したくないからアクションを起こさないという、若い世代が増えていると聞きます。でも、挑戦する以上に面白いことは、この世にありません。若い皆さんは、いくら失敗してもいい。失敗が皆さんを育てるんです。挑戦することを恐れないで」とエールを送った。
「失敗したときにどう向き合うか」について、伊藤は「失敗はするものだと思っています。もちろん反省や後悔もあるけど、失敗した人に優しくなれるし、経験値として自分を高められるから怖いことじゃない。失敗をしないとできない経験や、失敗が呼ぶ幸福もあるから恐れることはないと思います」と言葉に力を込めた。
続けて、原田は「失敗したくないからアクションを起こさないという、若い世代が増えていると聞きます。でも、挑戦する以上に面白いことは、この世にありません。若い皆さんは、いくら失敗してもいい。失敗が皆さんを育てるんです。挑戦することを恐れないで」とエールを送った。
◆ストーリー
◆ストーリー
全国公開中 ©2025 映画「風のマジム」 ©原田マハ/講談社
全国公開中 ©2025 映画「風のマジム」 ©原田マハ/講談社
伊波まじむ(伊藤)は、沖縄・那覇で豆腐店を営む祖母のカマル(高畑淳子)と母のサヨ子(富田靖子)と暮らしながら、通信会社の契約社員として働いている。
ある日、まじむは、カマルと共に通っているバーでラム酒に魅了される。その原料がサトウキビだと知った彼女は、勤務先で開催されるベンチャーコンクールに、南大東島産のサトウキビを使用したラム酒製造の企画を応募する。
公式ホームページはこちら
伊波まじむ(伊藤)は、沖縄・那覇で豆腐店を営む祖母のカマル(高畑淳子)と母のサヨ子(富田靖子)と暮らしながら、通信会社の契約社員として働いている。
ある日、まじむは、カマルと共に通っているバーでラム酒に魅了される。その原料がサトウキビだと知った彼女は、勤務先で開催されるベンチャーコンクールに、南大東島産のサトウキビを使用したラム酒製造の企画を応募する。
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