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〈Seikyo Gift〉 戦後80年――学会ニュースから 2025年8月30日

 創価学会では、「生命尊厳」の仏法哲理を根幹に不戦の世紀を開くため、核兵器廃絶をはじめとした平和運動に一貫して取り組んできました。戦後80年となった今夏のニュースを抜粋して紹介します。

◆終戦80年に寄せて 原田会長の談話 「不戦の世紀へ 時代変革の波を」

 8月15日の「終戦の日」を前に、原田会長が「不戦の世紀へ 時代変革の波を」と題する談話を発表した。
 
 その中で原田会長は、第2次世界大戦による犠牲者に哀悼の意を述べた上で、現在も各地で紛争による一般市民の犠牲が広がっている状況に対し、深い憂慮の念を表明。ウクライナや中東のガザ地区を巡る紛争の早期終結とともに、国際人道法の遵守を強く呼びかけている。
 
 また、創価学会の平和運動の源流が、戦時中に軍部政府の弾圧によって投獄された、初代会長・牧口常三郎先生と第2代会長・戸田城聖先生の獄中闘争にあることに言及。
 
 二人の師の信念を受け継いだ第3代会長の池田大作先生が、戦時中に日本が甚大な被害をもたらしたアジア太平洋地域の国々との友好を広げる努力を重ねてきた歴史を振り返りつつ、戸田先生の「原水爆禁止宣言」の意義に触れて、創価学会の社会的使命は世界の民衆の生存の権利を守り抜くために「核兵器のない世界」を築くことにあると訴えている。
 
 その上で、「青年交流」「宗教間対話」「グローバルな民衆の連帯の拡大」の三つの取り組みを基軸にしながら、192カ国・地域に広がるSGI(創価学会インタナショナル)のメンバーと共に「不戦の世紀」の建設を目指すことを表明している。(8月1日付)

談話の全文はこちら

◆ノルウェー・ノーベル委員会のフリードネス委員長が総本部へ 原田会長、那須女性部長、青年の代表が歓迎

 ノルウェー・ノーベル委員会のヨルゲン・フリードネス委員長、アスレ・トーヤ副委員長、ノルウェー・ノーベル研究所のクリスチャン・ハルプヴィーケン所長一行が7月25日、東京・信濃町の総本部を訪問。原田会長、那須女性部長、寺崎副会長らが学会本部第2別館で歓迎した。
 
 会見の冒頭、原田会長は昨年の日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)へのノーベル平和賞授賞式における、フリードネス委員長のスピーチに言及。核兵器と戦争の根絶を訴えた「ラッセル・アインシュタイン宣言」(1955年)を引用し“人間性を忘れてはならない”と呼びかけた点に、強い感銘を受けたと述べた。
 
 そして同宣言から2年後に、第2代会長・戸田城聖先生が「原水爆禁止宣言」を発表し、その精神を受け継いだ池田先生のもと、青年が中心となって核兵器廃絶運動を進めてきた学会の歴史を紹介した。

フリードネス委員長㊨、トーヤ副委員長㊥、ハルプヴィーケン所長㊧と原田会長が和やかに語り合う(7月25日、学会本部第2別館で)
フリードネス委員長㊨、トーヤ副委員長㊥、ハルプヴィーケン所長㊧と原田会長が和やかに語り合う(7月25日、学会本部第2別館で)

 フリードネス委員長は歓迎に謝意を述べつつ、創価学会の長きにわたる平和建設への尽力に敬意を表した。
 
 次いで、今回の広島、長崎への初めての訪問について、被爆の実相に触れて非常に心を揺り動かされる体験であったと述懐。二つの都市に息づく核なき世界への思いは全人類が共にすべきものであり、核兵器は特定の地域の問題ではなく、地球全体で取り組むべき課題であるとの思いを改めて強くしたと語った。
 
 会長は強い賛意を表し、核を巡る脅威が高まり続ける昨今の国際情勢を踏まえ、今こそ草の根の運動を広げていかなければならないと力説。その意味からも、日本被団協に対するノーベル平和賞授賞は重要な意義があったと強調した。さらに、小説『人間革命』『新・人間革命』の冒頭に池田先生がつづった通り、戦争の根絶と平和の建設は学会の信念であり、これからも力強く運動を進めたいと応じた。(7月29日付)

記事の全文はこちら

◆「希望の選択」シンポジウム SGIと核時代平和財団が広島で主催
核兵器廃絶に生涯、尽力した池田先生と核時代平和財団のクリーガー博士の精神を受け継ぐ「希望の選択」シンポジウム。酒井貴美子氏による被爆ピアノの演奏も行われた(広島市の広島国際会議場で)
核兵器廃絶に生涯、尽力した池田先生と核時代平和財団のクリーガー博士の精神を受け継ぐ「希望の選択」シンポジウム。酒井貴美子氏による被爆ピアノの演奏も行われた(広島市の広島国際会議場で)

 SGIとアメリカの核時代平和財団が主催する「希望の選択」シンポジウムが8月23、24の両日、広島市内で行われた。
 
 同シンポジウムは、被爆80年に当たり、核兵器廃絶に尽力した池田先生と核時代平和財団の創設者の一人であるデイビッド・クリーガー博士の精神的遺産を受け継ぐために開催されたもの。
 
 広島市の広島国際会議場で行われた初日のワークショップでは、塩出中国長があいさつ。核時代平和財団のイバナ・ヒューズ会長は、“どんなに困難な事態に直面しても希望を選択していく”との精神を共に堅持しながら、核廃絶への決意を具体的な行動に移していく機会にと述べた。
 
 シンポジウムの2日目となる24日、公開イベント(主催=SGI、核時代平和財団、後援=平和首長会議、核兵器をなくす日本キャンペーン、国連ユニタール協会)が広島国際会議場で行われた。
 
 相島SGI平和運動局長、核時代平和財団のイバナ・ヒューズ会長があいさつ。被爆2世で体験伝承者の東野真里子氏が、祖母と母の体験を語った。
 
 次いで、調査報道ジャーナリストのアニー・ジェイコブセン氏が基調講演。広島、長崎で起きた惨劇は世界各地で今この瞬間に起こりうる現実であると述べ、実際に核攻撃が発生した場合を想定し、その後に起こるシナリオを紹介。核の脅威を取り除くことが人類共通の目標であり、希望であると語った。(8月24、25日付)

シンポジウムの初日の詳細はこちら

シンポジウムの2日目の詳細はこちら

◆反響呼ぶ沖縄研修道場の新展示
恩納村にある沖縄研修道場。右手は、かつて核ミサイル発射台だった「世界平和の碑」。左手の沖縄池田平和記念館に特別展示「命どぅ宝」や「沖縄戦の絵」常設展が設置されている
恩納村にある沖縄研修道場。右手は、かつて核ミサイル発射台だった「世界平和の碑」。左手の沖縄池田平和記念館に特別展示「命どぅ宝」や「沖縄戦の絵」常設展が設置されている

 本年3月にリニューアルした沖縄研修道場(恩納村)の新展示が反響を呼んでいる。アメリカの核ミサイル基地跡に建設され、発射台の遺構が今も残る同研修道場には、これまで国内外から多くの人が訪れており、戦争の悲劇の教訓を伝え、平和の心を育んできた。

核ミサイル「メースB」の発射口の内部
核ミサイル「メースB」の発射口の内部
沖縄池田平和記念館の特別展示「命どぅ宝」
沖縄池田平和記念館の特別展示「命どぅ宝」

 今回のリニューアルで、八つある発射口の一つが当時の状態のまま内部を見学できるようになった。別の発射口内部にはシアターを新設し、沖縄と核に関する史実や「世界平和の碑」誕生の歩みなどを紹介する映像を上映している。
 
 さらに、研修道場内の沖縄池田平和記念館には、特別展示「命どぅ宝」を新たに設置。池田先生の沖縄での足跡や、世界の識者との語らいなどを紹介しているほか、沖縄戦の体験者が描いた「沖縄戦の絵」の常設展もリニューアルした。
 
 また、沖縄では、沖縄青年部が企画・収集した「沖縄戦の絵」の地域別パネルが6月、県内の小・中学校で展示され、平和学習に活用されている。(6月23日付)

リニューアルした沖縄研修道場の紹介記事はこちら

「沖縄戦の絵」について紹介した記事はこちら

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