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30年前の記憶が問いかける“真実”の姿――岸井ゆきの主演「連続ドラマW 恩田陸 ユージニア」〈ドラマ〉 2026年11月8日
- WOWOWプライム 日曜 午後10時 ※第1話は無料放送
- WOWOWオンデマンド、Leminoにて配信(Leminoは毎週日曜夜11時~)
北陸・K市の名家で17人が死亡した毒殺事件の謎――。岸井ゆきの主演で送る「連続ドラマW 恩田陸 ユージニア」(日曜、後10・0、全6話)が、11月8日からWOWOWプライムで放送・配信スタートする。過日行われた完成報告会には、岸井をはじめ、共演の木竜麻生、成海璃子、プロデューサーの山田雅樹が出席した。
原作は、2005年に第59回日本推理作家協会賞を受けた恩田陸の傑作ミステリー。
オファーの感想を、岸井は「脚本と原作を読ませていただき、とても面白いと思いました。“この人は今、何を考えているのだろう”“誰が何をやったんだろう”と、すごく思考を巡らせました」と振り返った。
物語は、青澤家で起こった毒殺事件の目撃者となった主人公・雑賀満喜子(岸井)、事件で生き残った盲目の少女・青澤緋紗子(成海)、事件を追うフリーライター・田波友子(木竜)らが、30年の時を経てもなお、事件に翻弄される姿を描く。
相手によって声色や雰囲気を変幻自在に変えられる満喜子。そんな彼女の20代から40代までを演じ分けた岸井は、「同じものを読んでいても、人によって解釈が全く違います。真喜子が抱える背景や歴史を、スタッフとすり合わせる作業が本当に大変でした」と役作りの苦労を吐露した。
ドラマのオリジナルキャラクター役に挑んだ木竜は、「初めて手に取った文庫本が恩田先生の本だったので、出演にはとてもご縁を感じました。今回、ライターという役で、作中での事件の関係者と多く接する機会がありましたが、“その人にとっての真実”というものが存在すると感じました」と感想を述べた。
成海は、盲目でありながら、全てを見通しているかのような女性という、難しい役柄を演じ切った。アピールポイントについて、「視線やしぐさを含め、見えているのかいないのかを楽しんでほしいです」と語った。
本作は北陸が舞台ということもあり、石川県金沢市でロケ撮影が行われた。報告会では、国指定重要文化財である兼六園・成巽閣の「群青の間」で、初めて動画撮影が許可されたことが明かされ、作品の一つの見どころとして紹介された。
また、物語の後半で描かれる満喜子と緋紗子の緊迫の対峙シーンについて、岸井は「成海さんの声の響きにすごく助けられた」と語り、成海も「視線を合わせられない分、音に集中した。素晴らしい集中力だった」と互いの演技を絶賛した。
見る人によって異なる多角的な視点と、キャストの熱演が織り成す見応えあるミステリー作品に期待が膨らむ。
※第2話以降も視聴する場合は、契約(有料)が必要です
ドラマの公式ホームページはこちら

















