「探すのではない、出会うのだ」とは、ピカソの言葉。美術評論家の瀬木慎一氏は「ピカソの作品には、常に何らかの『発見』があり、それが人々を魅了してやまない」と評した▼絵画や版画、壁画など、ピカソが生み出した作品は数万点ともいわれる。氏は「もう充分であるというのになお執拗に描きつづけたのは、『発見』への期待がなくては不可能である」とも論じた(『ピカソ』集英社)▼ピカソの言葉を通し、自身の生き方を見つめたい。人は何かを「見つけよう」としがちである。なくしたものを捜す。答えや成功への最短距離を探す。無論、解決策を講じるのは大事だ。だがそれだけに終わらせず、その時に出あったものから、より深い価値を発見することで人生は充実度を増す▼経営する会社で大きな損害を出した壮年部員。一時は落胆したが、祈る中で“きっと意味がある。必ず変毒為薬、境涯革命をしてみせる”と奮起した。その後、危機を克服した壮年はしみじみと語った。「本気で祈り、戦う中で“こんなにも力を出せるのか”という自分を発見できた。感謝と確信を胸に前進します」▼苦難を乗り越えようと挑むほどに、信心の力と自身の可能性を発見する。それが人生の勝利である。(代)
「探すのではない、出会うのだ」とは、ピカソの言葉。美術評論家の瀬木慎一氏は「ピカソの作品には、常に何らかの『発見』があり、それが人々を魅了してやまない」と評した▼絵画や版画、壁画など、ピカソが生み出した作品は数万点ともいわれる。氏は「もう充分であるというのになお執拗に描きつづけたのは、『発見』への期待がなくては不可能である」とも論じた(『ピカソ』集英社)▼ピカソの言葉を通し、自身の生き方を見つめたい。人は何かを「見つけよう」としがちである。なくしたものを捜す。答えや成功への最短距離を探す。無論、解決策を講じるのは大事だ。だがそれだけに終わらせず、その時に出あったものから、より深い価値を発見することで人生は充実度を増す▼経営する会社で大きな損害を出した壮年部員。一時は落胆したが、祈る中で“きっと意味がある。必ず変毒為薬、境涯革命をしてみせる”と奮起した。その後、危機を克服した壮年はしみじみと語った。「本気で祈り、戦う中で“こんなにも力を出せるのか”という自分を発見できた。感謝と確信を胸に前進します」▼苦難を乗り越えようと挑むほどに、信心の力と自身の可能性を発見する。それが人生の勝利である。(代)