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好評のオープンキャンパスから――徹底解説 未来をリードする 進化した入試プログラム 2022年6月10日

  • 【創大・短大マガジン】

 多くの来場者を迎えて4、5月に開催された、創価大学、創価女子短期大学のオープンキャンパスは、現役学生との交流をはじめ、多彩な企画が好評を博した。ここでは、その際、多くの質問が寄せられた「入試制度」について、創大・短大の担当教授による「紙上ガイダンス」を掲載。特色ある入試制度を徹底解説してもらった。

4月30日、5月1日のオープンキャンパスでは、現役学生が“未来の創大・短大生”を全力で歓迎。映画「ビリギャル」の主人公のモデルである小林さやかさんらの特別講演も開催するなど、大盛況で行われた
4月30日、5月1日のオープンキャンパスでは、現役学生が“未来の創大・短大生”を全力で歓迎。映画「ビリギャル」の主人公のモデルである小林さやかさんらの特別講演も開催するなど、大盛況で行われた
◆紙上ガイダンス
創価大学 アドミッションズセンター長
中山雅司 教授

 AI(人工知能)の発達やグローバル化の進展によって、社会が求める人材像は大きく変化しています。
  
 創価大学では近年、激動の時代をリードする人材の育成を目指して、入試プログラムが大きく進化しました。その柱の一つが、2018年に文系学部と看護学部で導入した、総合型選抜「PASCAL入試」です。
  
 PASCAL入試は、筆記試験を行わず、書類審査とグループディスカッション・面接の2段階で選抜します。調査書や自己推薦書などの書類審査の後、アクティブラーニングの一つであるLTD(Learning Through Discussion、話し合い学習法)の方式を使って、グループワークを行います。
  
 受験生は、事前に提示された教材を読み、各自で予習ノートを作成。入試当日は、ノートを見ながら、数人のグループで、教材の内容について話し合います。
  
 評価者(監督員)は、受験生の主体性や他者との協働性などを観察し、評価していきます。
  
 勉強が得意でない受験生も、自身や他者の可能性を引き出す力を養うことで、合格への道が広がります。
  
 また、ディスカッションが苦手という受験生のために、創価大学では夏休みに「オンラインLTD体験会」を実施しています。
  
 さらに、本年度からは、「PASCAL入試チャレンジプログラム」と題して、高校2年生の3月から始められる育成型プログラムを開始(本年の募集は終了)。LTD体験やキャリアプランニング講座を通し、大学入学後の学びに直結する力を養います。なお、PASCAL入試を受験するには評定平均3・5以上の成績が必要ですが、チャレンジプログラムの修了生は、3・0以上に出願資格が緩和されます。
  
 このPASCAL入試は、2023年度の新入生を対象に募集人数を大幅に拡充。さらに、理工学部では「PASCAL入試 プレゼンテーション方式」を開始します。
  
 文系・看護学部のLTDでは、思考力、判断力、表現力が、理工学部のプレゼンテーションでは、独創性や協働性などが試されます。
  
 なお、PASCAL入試は完全オンライン。世界中どこにいても、自宅からでも受験できることは大きな魅力です。
  
 仮に不合格でも、公募推薦、全学統一、一般入試と何回もチャンスがあります。
  
 創立者・池田先生が示された「英知を磨くは何のため 君よそれを忘るるな」との指針の通り、創価大学には、単なる知識の伝授にとどまらず、人のため、社会のためといった崇高な志を学べる環境があります。
  
 入試はその“入り口”です。未来をリードする世界市民を目指して、その一歩を共に踏み出しましょう!

創価大学 入試概要
◆紙上ガイダンス
創価女子短期大学 入試部長
亀田多江 教授

 創価女子短期大学では、受験生一人一人の個性や強みを生かして受験してもらえるよう、多彩な入試制度を用意しています。
  
 特に、筆記試験がない総合型選抜の二つのプログラム、①「自己推薦入試」と②「同窓生(子女を含む)推薦入試」はとてもユニークな入試制度です。
  
 一つ目の「自己推薦入試」は、「英語選抜型」と「資格・検定選抜型」に分かれます。英語の評定平均が4・0以上、または英検準2級、TOEICのスコアが400以上など、英語が得意な人は「英語選抜型」を受験できます。
  
 また「資格・検定選抜型」は、評定平均が3・2以上で、各種資格を取得している人が対象です。商業高校などで多くの生徒が取得する、簿記やビジネス文書などの基礎的な資格も対象に含まれます。
  
 二つ目の「同窓生(子女を含む)推薦入試」は、2023年度の新入生を対象に開始される新制度です。評定平均が3・2以上で、欠席日数が年間20日以内ならば、卒業生の推薦を得て受験することができます。
  
 募集概要にあえて(子女を含む)と書きましたが、母が娘を推薦するのはもちろん、今年卒業した同窓生が、妹や地域の高校生を推薦することも可能です。
  
 誰よりも短大の素晴らしさを知る同窓生が、後輩に魅力を伝え、“短大姉妹”の輪を、一層広げていただきたいと願っています。
  
 勉強に苦手意識があったとしても、短大には各人の学力に合わせて一人一人に寄り添いながら、しっかりと実力を伸ばせるカリキュラムが多く用意されています。専門学校への進学を検討している人や、自分の専門性が見つけられず就職を考えている高校生も、安心して創価女子短期大学を進路の選択肢に入れていただければと思います。
  
 10月の総合型選抜で合格がかなわなかった人は、11月の「公募推薦入試」を目指してください。こちらは評定平均の基準が3・0以上に緩和され、10月に総合型選抜で受験した人は受験料が2万円分減免。これまで実施してきた小論文試験も、23年度から事前の課題レポート提出に変わり、受験しやすくなりました。
  
 ここまで説明してきた推薦入試は専願ですが、「一般入試」では、創価大学をはじめとする他の大学と併願受験ができます。
  
 創価女子短期大学には、創大編入の推薦枠も用意されており、これまで毎年50人前後が編入しています。
  
 2年間の学びの中で実力を伸ばし、その後、就職、進学と進路が広がることも短大の魅力の一つです。
  
 創価の女性教育の学府として、社会で輝き、新しい文化をつくりだす女性リーダーを育成する創価女子短期大学で、可能性の翼を大きく広げましょう!

創価女子短期大学 入試概要
◆学生の声
藤馬麟太郎さん(文学部人間学科 3年)

 PASCAL入試で創大に進学。ディスカッションの試験では日頃の姿勢が表れると思い、目を見て話す、相づちを打つなど、普段から行動を意識しました。人間的にも成長できたと思います。
  
 創大を目指したきっかけは、オープンキャンパスで出会った先輩の姿でした。先輩は入試当日にも励ましの声を掛けてくれました。
  
 現在、私はオープンキャンパスの相談コーナーなどを担当する「創大受験生未来サポーターズ」として活動しています。創大に脈打つ「励ましの伝統」を受け継いでいきます。

◆学生の声
石川琉南さん(国際ビジネス学科 2年)

 産業科の高校に通っていた私は、学校の取り組みを通して多くの資格を取得。そのスキルを生かし、自己推薦(資格・検定選抜型)入試で創価女子短期大学に進学しました。
  
 入学後は、上級資格の取得に向けて「ビジネス特設クラス」に入り、これまでに、日商簿記2級、全経簿記1級(原価計算・工業簿記)、ビジネス文書検定2級を取得。現在、部活動を運営するクラブ連合会運営委員会で会計を務めています。
  
 自身の力を短大建設に生かし、社会の発展に寄与する人材に成長します。

◆入試情報

 創価大学、創価女子短期大学の入試情報の詳細は各ホームページへ
  
 創価大学入試情報
  
 創価女子短期大学入試情報

創大・短大オープンキャン
7月30日(土)、31日(日)開催!

 創価大学、女子短期大学では、7月30日(土)、31日(日)の両日、オープンキャンパスを開催します。詳細は今後、各ホームページに掲載されます。
 問い合わせは「創大アドミッションズセンター」〈042(691)4617〉、「創価女子短期大学入試事務室」〈042(691)9480〉まで。
  
 創価大学ホームページはこちら
  
 創価女子短期大学ホームページはこちら

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