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ケニア・ナイロビでシンポジウムテーマ「青年がリードする持続可能な未来」
ケニア・ナイロビでシンポジウムテーマ「青年がリードする持続可能な未来」
2025年11月4日
- ナイロビ大学の学生有志が主催 同大学と創価大学が後援
- ナイロビ大学の学生有志が主催 同大学と創価大学が後援
ケニア・ナイロビ大学の学生有志が主催し、同大学と創価大学が後援したシンポジウムが10月16日(現地時間)、アフリカ・ケニアの首都ナイロビにある同大学チロモキャンパスで行われた。「グローバルに考え、地域で行動を起こす――青年がリードする持続可能な未来への変革」とのテーマのもと、有意義に語り合った。
ケニア・ナイロビ大学の学生有志が主催し、同大学と創価大学が後援したシンポジウムが10月16日(現地時間)、アフリカ・ケニアの首都ナイロビにある同大学チロモキャンパスで行われた。「グローバルに考え、地域で行動を起こす――青年がリードする持続可能な未来への変革」とのテーマのもと、有意義に語り合った。
持続可能な未来へ、活発に議論を交わした参加者がナイロビ大学で記念撮影。シンポジウムでは学生の有志が環境問題をテーマにした寸劇や自作の詩を披露した(10月16日)
持続可能な未来へ、活発に議論を交わした参加者がナイロビ大学で記念撮影。シンポジウムでは学生の有志が環境問題をテーマにした寸劇や自作の詩を披露した(10月16日)
シンポジウムでは最初に、ナイロビ大学のミリアム・マランガ・ムソニェ文学科長とステラ・ミカリツァ・ムコヴィ地理・人口・環境学科長が開会の辞に立った。ムソニェ文学科長は、文学に親しむことで養われる想像力は世界の針路を考え、豊かな未来を開く原動力になると語った。ムコヴィ地理・人口・環境学科長は、自然との共生を実現するための見識を深め合い、足もとの小さな努力から世界の環境問題の解決へ共に進みたいと述べた。
創価大学の井田副学長が「持続可能な未来を形成する青年の役割」と題して講演。同大学の研究チームがエチオピアのタナ湖で異常繁殖した植物を肥料や燃料などに転用している取り組みを紹介した。また、創価三代の師弟の教育思想を体現しゆく創価大学では、知的探究だけでなく社会貢献の心を育む努力を重ねていると強調。産学連携による衣服リサイクル事業、八王子市や事業者との協働によるシェアサイクル活動など、学生が主体となって地域の社会課題の解決に挑む実践例を報告した。
学会本部国際渉外局の長岡局長は、AI(人工知能)を巡る議論を取り上げ、日進月歩で発展する技術を使用する人間自身の内面の変革こそが重要であると述べ、池田先生が提唱する人間主義の哲学の広がりを紹介した。
ケニアの財団法人「タカタカ・ニ・マリ」で環境部門の責任者を務めるジェーン・アチエン・オニャンゴ氏が、同国が環境汚染を削減するために、国をあげて推進するゴミ処理の取り組みについて述べた。
各講演の後には、ナイロビ大学の学生から意見や質問が寄せられ、活発な議論が交わされた。
シンポジウムでは最初に、ナイロビ大学のミリアム・マランガ・ムソニェ文学科長とステラ・ミカリツァ・ムコヴィ地理・人口・環境学科長が開会の辞に立った。ムソニェ文学科長は、文学に親しむことで養われる想像力は世界の針路を考え、豊かな未来を開く原動力になると語った。ムコヴィ地理・人口・環境学科長は、自然との共生を実現するための見識を深め合い、足もとの小さな努力から世界の環境問題の解決へ共に進みたいと述べた。
創価大学の井田副学長が「持続可能な未来を形成する青年の役割」と題して講演。同大学の研究チームがエチオピアのタナ湖で異常繁殖した植物を肥料や燃料などに転用している取り組みを紹介した。また、創価三代の師弟の教育思想を体現しゆく創価大学では、知的探究だけでなく社会貢献の心を育む努力を重ねていると強調。産学連携による衣服リサイクル事業、八王子市や事業者との協働によるシェアサイクル活動など、学生が主体となって地域の社会課題の解決に挑む実践例を報告した。
学会本部国際渉外局の長岡局長は、AI(人工知能)を巡る議論を取り上げ、日進月歩で発展する技術を使用する人間自身の内面の変革こそが重要であると述べ、池田先生が提唱する人間主義の哲学の広がりを紹介した。
ケニアの財団法人「タカタカ・ニ・マリ」で環境部門の責任者を務めるジェーン・アチエン・オニャンゴ氏が、同国が環境汚染を削減するために、国をあげて推進するゴミ処理の取り組みについて述べた。
各講演の後には、ナイロビ大学の学生から意見や質問が寄せられ、活発な議論が交わされた。
真剣なまなざしで話に耳を傾ける参加者(同)
真剣なまなざしで話に耳を傾ける参加者(同)
質問に立つナイロビ大学の学生。積極的に意見交換が行われた(同)
質問に立つナイロビ大学の学生。積極的に意見交換が行われた(同)