〈特集〉 平和創出への視点伝え、残していくことが生き延びた者の務め(「第三文明」9月号から) 2024年9月9日
ほんだ・たましい
1944年、長崎県生まれ。1歳の時に長崎の爆心地から約800メートルの防空壕内で被爆。その後祖父に育てられ、瓦葺き職人の仕事を受け継ぐ傍ら、多くの平和活動に取り組む。2000年に「卓越した技能者」(現代の名工)の表彰を受章。「長崎レインボーいらか株式会社」代表取締役会長。「城山小学校原爆殉難者慰霊会」会長。
被爆当時の記憶を持たない本田魂さん。
それでも平和活動に奔走してきた胸の内を聞いた。
私は1歳の時に長崎原爆で被爆しました。当時のわが家は、爆心地に程近い駒場…
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