アジア太平洋人道支援会議　タイ・バンコクでSGIの代表が出席 アジア太平洋人道支援会議　タイ・バンコクでSGIの代表が出席 2025年12月23日

• 早期避難や宗教者の貢献を巡って
• 早期避（ひ）難（なん）や宗教者の貢（こう）献（けん）を巡（めぐ）って

SGIなどが主催し、災害時に早期警報を避難行動につなげる方途等を議論したイベント（8日、バンコクで）

SGIなどが主催し、災害時に早期警報を避難行動につなげる方途等を議論したイベント（8日、バンコクで）

　アジア太平洋地域で人道支援に携わる専門家が集う国際会議「アジア太平洋地域人道パートナーシップ週間」が8日から10日まで（現地時間、以下同）、タイの首都バンコクで開かれ、SGI（創価学会インタナショナル）の代表が参加した。
　
　8日には午前の開幕式に続き、人道問題に関する意識啓発を促す映像作品の上映・発表会が行われた。今回の会議に合わせて参加団体が制作したもので、代表の9作品が紹介された。

　アジア太平洋地域で人道支（し）援（えん）に携（たずさ）わる専（せん）門（もん）家（か）が集（つど）う国際会議「アジア太平洋地域人道パートナーシップ週間」が8日から10日まで（現地時間、以下同）、タイの首都バンコクで開かれ、SGI（創価学会インタナショナル）の代表が参加した。
　
　8日には午前の開（かい）幕（まく）式（しき）に続き、人道問題に関する意（い）識（しき）啓（けい）発（はつ）を促（うなが）す映（えい）像（ぞう）作品の上（じょう）映（えい）・発表会が行われた。今回の会議に合わせて参加団体が制作したもので、代表の9作品が紹（しょう）介（かい）された。

会議に合わせて各団体が作成した映像が紹介され、SGIの代表も報告（8日、同）

会議に合わせて各団体が作成した映像が紹介され、SGIの代表も報告（8日、同）

　このうちSGIが制作した映像は、学会の幸福城部のメンバーが団地コミュニティーで実施している防災対策の活動などを伝えるもの。SGI開発・人道担当プログラムコーディネーターの遠藤晴美氏が、概要を報告した。
　
　同日午後には、SGIが諸団体と共催し、「早期警報を早期の避難行動につなげる」をテーマにしたイベントを開催した。
　
　早期の避難行動は被害の軽減につながることから、各地で推奨されている。イベントでは、浅井SGI開発・人道部長が登壇した。
　
　同部長は、自然災害が多発する日本では警戒情報やメディアによる発信などが充実している一方、情報を伝えるだけでは必ずしも確実な避難行動にはつながっておらず、人間関係に基づく呼びかけが効果的であるとの調査結果があると言及。「防災技術の発展」と「人のつながり」が結びつくことで、より大きな効果が期待できると報告した。

　このうちSGIが制作した映像は、学会の幸福城部のメンバーが団地コミュニティーで実（じっ）施（し）している防（ぼう）災（さい）対（たい）策（さく）の活動などを伝えるもの。SGI開発・人道担（たん）当（とう）プログラムコーディネーターの遠藤晴美氏が、概（がい）要（よう）を報告した。
　
　同日午後には、SGIが諸（しょ）団（だん）体（たい）と共（きょう）催（さい）し、「早（そう）期（き）警（けい）報（ほう）を早期の避（ひ）難（なん）行動につなげる」をテーマにしたイベントを開（かい）催（さい）した。
　
　早期の避難行動は被（ひ）害（がい）の軽（けい）減（げん）につながることから、各地で推（すい）奨（しょう）されている。イベントでは、浅井SGI開発・人道部長が登（とう）壇（だん）した。
　
　同部長は、自然災（さい）害（がい）が多発する日本では警（けい）戒（かい）情（じょう）報（ほう）やメディアによる発信などが充（じゅう）実（じつ）している一方、情報を伝えるだけでは必ずしも確（かく）実（じつ）な避難行動にはつながっておらず、人間関係に基（もと）づく呼（よ）びかけが効（こう）果（か）的（てき）であるとの調（ちょう）査（さ）結果があると言（げん）及（きゅう）。「防災技（ぎ）術（じゅつ）の発展」と「人のつながり」が結（むす）びつくことで、より大きな効果が期（き）待（たい）できると報告した。

信仰者による心理社会的ケアを巡る分科会で登壇したパネリストら（10日、同）

信仰者による心理社会的ケアを巡る分科会で登壇したパネリストら（10日、同）

　また、10日午後には信仰者が果たす役割を巡る分科会が開催。「持続可能な開発のためのアジア太平洋FBO（信仰を基盤とした団体）連合」の一員として、SGIの代表も出席した。
　
　ここでは信仰者による心理社会的ケアを巡って議論が行われた。浅井部長は、被災地の復興支援として音楽隊が重ねてきた「希望の絆」コンサートの模様や、学会員が信仰実践の一環で取り組む励ましの活動を紹介した。

　また、10日午後には信（しん）仰（こう）者（しゃ）が果（は）たす役（やく）割（わり）を巡（めぐ）る分科会が開催。「持（じ）続（ぞく）可（か）能（のう）な開発のためのアジア太平洋FBO（信仰を基（き）盤（ばん）とした団体）連合」の一員として、SGIの代表も出席した。
　
　ここでは信仰者による心理社会的ケアを巡（めぐ）って議論が行われた。浅井部長は、被（ひ）災（さい）地（ち）の復（ふっ）興（こう）支援として音楽隊が重ねてきた「希望の絆（きずな）」コンサートの模（も）様（よう）や、学会員が信仰実（じっ）践（せん）の一（いっ）環（かん）で取り組む励（はげ）ましの活動を紹介した。