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創価大学が優勝 東京新大学野球 秋季リーグ 2026年10月19日

リーグ優勝を果たした創大ナインが歓喜の輪に。選手、コーチ、スタッフ共に、喜びの笑顔と涙であふれた(さいたま市岩槻川通公園野球場で)
リーグ優勝を果たした創大ナインが歓喜の輪に。選手、コーチ、スタッフ共に、喜びの笑顔と涙であふれた(さいたま市岩槻川通公園野球場で)

 東京新大学野球連盟の秋季リーグ戦が18日、さいたま市岩槻川通公園野球場で行われ、創価大学が杏林大学に5対1で勝利。10勝3敗とし、春・秋季通算52度目、3季ぶりのリーグ優勝を果たした。

 全大学から勝ち点を奪う“完全優勝”も達成した。来月4日から始まる「関東地区大学野球選手権大会」の出場を決めた。
 
 ゲームセットの瞬間、ベンチから一斉に選手たちが飛び出し、マウンドで輪に。“王座奪還”を果たした歓喜がはじけた。

7回1失点の好投を見せた中西(さいたま市岩槻川通公園野球場で)
7回1失点の好投を見せた中西(さいたま市岩槻川通公園野球場で)

 優勝を懸けた最終節。前日の初戦をコールド勝ちで制した創大は初回、勢いそのままに打線が爆発。須貝(1年)の適時打を皮切りに安打を重ね、5点を先取した。投げては、先発の中西(3年)が7回1失点7奪三振の好投。八回からは新田(1年)が粘る相手打線を振り切った。
 
 同日、リーグ戦の閉会式が行われ、最高殊勲選手に藤原主将(4年)、最優秀防御率、最多勝利に中西、本塁打王に金子(1年)、盗塁王に須貝の各選手が輝いた。ベストナインに中西(投手)、金子(遊撃手)、須貝(外野手)、藤原(指名打者)の4選手が選ばれた。

初回、4番・藤原が右越えに適時打を放つ(さいたま市岩槻川通公園野球場で)
初回、4番・藤原が右越えに適時打を放つ(さいたま市岩槻川通公園野球場で)

 創大は春のリーグ戦で5勝6敗の4位に沈んだ。選手たちは練習への向き合い方を見直し、昨年春以来の“王座奪還”を期して、秋のリーグ戦に挑んだ。
 
 栄冠までの道のりは険しかった。実力伯仲の東京新大学野球リーグで、創大は“完全優勝”したものの、5節のうち3節は1勝1敗にもつれこむ接戦だった。さらに、9月は雨天による順延で度重なる日程や会場変更に見舞われ、コンディション調整を余儀なくされた。けがや病気の選手も出た。
 
 高口コーチは語る。「“心で勝つ”との創立者の言葉を体現できたことで、勝ち切ることができました」
 
 チームは夏以来、どんな状況でも“感謝を胸に、できることをやりきる”という心構えで練習に取り組んできた。だからこそ、ここぞの場面で、創大ナインの負けじ魂が光った。

リーグ優勝を果たした創価大学硬式野球部が記念のカメラに(さいたま市岩槻川通公園野球場で)
リーグ優勝を果たした創価大学硬式野球部が記念のカメラに(さいたま市岩槻川通公園野球場で)

 さらに大きかったのは、4年生の存在だ。勝っている時も、負けている時も、先頭に立って声を出し続け、仲間を鼓舞し続けた。今季は1年生の活躍が目立った。その裏には、後輩の活躍を全力で後押しする上級生の支えがあったという。リーグ優勝を決めた直後も、1年生が口々に、先輩への感謝と恩返しの決意を語っていた。
 
 藤原主将は決意する。「チームを奮い立たせる声を出し続け、全員野球で日本一を目指します!」
 
 “心で勝つ”を貫き、王座に返り咲いた創大野球部。佐藤監督は「4年生を中心によくやってくれました。関東大会も一戦必勝で挑みます」と。誓願の日本一へ、ナインの挑戦は続く。

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