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ツーリングについて話してみた――学生記者のちゃぶ台
ツーリングについて話してみた――学生記者のちゃぶ台
2023年11月27日
フォトニュース番外編「学生記者のちゃぶ台」では、学生同士が、あるニュースについて語り合います。
フォトニュース番外編「学生記者のちゃぶ台」では、学生同士が、あるニュースについて語り合います。
登場人物
登場人物
サンヘッド 私立大に通う4年生。東京都在住。仮面ライダーが大好き。
広 別の私立大に通う4年生。東京都在住。現役で陸上競技をやっている。
サンヘッド 私立大に通う4年生。東京都在住。仮面ライダーが大好き。
広 別の私立大に通う4年生。東京都在住。現役で陸上競技をやっている。
カワサキモータースのバイク「Ninja」の電動モデル=10月28日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト
カワサキモータースのバイク「Ninja」の電動モデル=10月28日午前、東京都江東区の東京ビッグサイト
広 最近、どんな動画を見てる?
サンヘッド バイクのツーリング動画にハマってるんだよね。
広 えっ、バイク? 自分の足で走った方が速くない?
サンヘッド いやいや(笑)。いくら現役の陸上部員だからって、そんなはずないでしょ?
広 冗談だよ(笑)。でも、なんでまたバイク? もともと興味あったの?
サンヘッド 幼い頃から特撮ヒーローものが好きで、バイクへの強いあこがれもあったんだと思う。それが、先月末に友達に誘われて行った「Japan Mobility Show 2023」をきっかけに、いや増して強くなったんだ。
広 へー、そうだったんだ。その「Japan Mobility Show 2023」って初めて聞いたんだけど、どんなイベントなの?
サンヘッド 2019年までは「東京モーターショー」として開催されていたイベントで……。
広 えっ? あの「東京モーターショー」って名称変更したんだ?
サンヘッド そう。コロナ禍を経て、リニューアルされたんだ。
広 何が違うの?
サンヘッド 自動車業界を中心とする製品の展示から、他産業やスタートアップも一緒になってモビリティの未来を体感できる展示になったんだ。例えば、車やバイク以外にもドローンや、搭乗操作型ロボット「ARCHAX」、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」など、近未来のモビリティがめじろ押しだったよ!
広 大興奮だね。そんな中でもバイクの展示が良かったんだ?
サンヘッド そう! 展示といえば、実際には商品化されない最新技術を披露することも多いけど、バイクメーカーの中には、国内導入予定のレトロなデザインのバイクやスポーツバイクなどを置いているところもあったんだ。
広 へー、それはすごいね。その上で、そもそもバイクの魅力って何? 直接、風を受けて爽快感ありそうだけど。
サンヘッド 車体の種類とカスタムの豊富さだよね。
バイクには排気量が50ccの原付タイプから、1000ccを超える大型のバイクまであって、スピードを競うようなレースで使用される「スーパースポーツ」、山を駆け上がっていく「オフロード」、長距離運転に適している「クルーザー」など、さまざまな種類があるんだ。
その上で、車体の色を変えたり、部品を付け替えたりすることもできるから、“自分だけのバイク”になっていく。
僕にとっては、特にカスタムなんかは、心をくすぐられる要素だね。
広 自分のバイクに愛着が湧くのも分かる気がする。
サンヘッド 一度、興味を持ち出すと、街で走ってる、かっこいいバイクに目を奪われがちになるよ(笑)。
あと、バイク乗り同士が走行中に行う特有のあいさつって知ってる?
広 何それ?
サンヘッド 「ヤエー」っていうんだ。同時に手を挙げたり、ピースしたりして「道中気をつけて、お互い安全に走ろう」という願いや祈りを交わし合うんだよね。
広 そんなあいさつみたいなのあったんだ! 聞きなじみないけど、何が由来なの?
サンヘッド 昔、インターネットの掲示板でバイクのハンドサインについて話し合ってた時に、ある人が「Yeah!(イエー)」を「Yaeh!(ヤエー)」と打ち間違えたことが周囲に面白がられ、そこから徐々に拡散されたらしい。
広 間違いがそのまま定着されたんだ(笑)。バイクって、だいたい一人で乗ることが多いだろうと思って、勝手に“孤独な趣味”というイメージを持ってたわ。案外、人と縁する可能性にあふれてるんだね。
サンヘッド そうなんだよ。
広 ところで、サンヘッドは、どんなバイクに乗ってるの? 写真とか見せてよ。
サンヘッド あっ、いや、その、俺は、まだバイクどころか、免許もないの。最近、教習所に通い始めたところだよ。
広 免許すらないのに、その熱量すごいな。じゃあ、免許を取って、バイク乗れるようになったら、後ろとか乗せてよ!
サンヘッド 取得してから1年間は、後ろに人を乗せられないんだよね。
広 もう自分で免許取りに行くわ(笑)。
●ご感想をお寄せください youth@seikyo-np.jp
広 最近、どんな動画を見てる?
サンヘッド バイクのツーリング動画にハマってるんだよね。
広 えっ、バイク? 自分の足で走った方が速くない?
サンヘッド いやいや(笑)。いくら現役の陸上部員だからって、そんなはずないでしょ?
広 冗談だよ(笑)。でも、なんでまたバイク? もともと興味あったの?
サンヘッド 幼い頃から特撮ヒーローものが好きで、バイクへの強いあこがれもあったんだと思う。それが、先月末に友達に誘われて行った「Japan Mobility Show 2023」をきっかけに、いや増して強くなったんだ。
広 へー、そうだったんだ。その「Japan Mobility Show 2023」って初めて聞いたんだけど、どんなイベントなの?
サンヘッド 2019年までは「東京モーターショー」として開催されていたイベントで……。
広 えっ? あの「東京モーターショー」って名称変更したんだ?
サンヘッド そう。コロナ禍を経て、リニューアルされたんだ。
広 何が違うの?
サンヘッド 自動車業界を中心とする製品の展示から、他産業やスタートアップも一緒になってモビリティの未来を体感できる展示になったんだ。例えば、車やバイク以外にもドローンや、搭乗操作型ロボット「ARCHAX」、空飛ぶクルマ「SKYDRIVE」など、近未来のモビリティがめじろ押しだったよ!
広 大興奮だね。そんな中でもバイクの展示が良かったんだ?
サンヘッド そう! 展示といえば、実際には商品化されない最新技術を披露することも多いけど、バイクメーカーの中には、国内導入予定のレトロなデザインのバイクやスポーツバイクなどを置いているところもあったんだ。
広 へー、それはすごいね。その上で、そもそもバイクの魅力って何? 直接、風を受けて爽快感ありそうだけど。
サンヘッド 車体の種類とカスタムの豊富さだよね。
バイクには排気量が50ccの原付タイプから、1000ccを超える大型のバイクまであって、スピードを競うようなレースで使用される「スーパースポーツ」、山を駆け上がっていく「オフロード」、長距離運転に適している「クルーザー」など、さまざまな種類があるんだ。
その上で、車体の色を変えたり、部品を付け替えたりすることもできるから、“自分だけのバイク”になっていく。
僕にとっては、特にカスタムなんかは、心をくすぐられる要素だね。
広 自分のバイクに愛着が湧くのも分かる気がする。
サンヘッド 一度、興味を持ち出すと、街で走ってる、かっこいいバイクに目を奪われがちになるよ(笑)。
あと、バイク乗り同士が走行中に行う特有のあいさつって知ってる?
広 何それ?
サンヘッド 「ヤエー」っていうんだ。同時に手を挙げたり、ピースしたりして「道中気をつけて、お互い安全に走ろう」という願いや祈りを交わし合うんだよね。
広 そんなあいさつみたいなのあったんだ! 聞きなじみないけど、何が由来なの?
サンヘッド 昔、インターネットの掲示板でバイクのハンドサインについて話し合ってた時に、ある人が「Yeah!(イエー)」を「Yaeh!(ヤエー)」と打ち間違えたことが周囲に面白がられ、そこから徐々に拡散されたらしい。
広 間違いがそのまま定着されたんだ(笑)。バイクって、だいたい一人で乗ることが多いだろうと思って、勝手に“孤独な趣味”というイメージを持ってたわ。案外、人と縁する可能性にあふれてるんだね。
サンヘッド そうなんだよ。
広 ところで、サンヘッドは、どんなバイクに乗ってるの? 写真とか見せてよ。
サンヘッド あっ、いや、その、俺は、まだバイクどころか、免許もないの。最近、教習所に通い始めたところだよ。
広 免許すらないのに、その熱量すごいな。じゃあ、免許を取って、バイク乗れるようになったら、後ろとか乗せてよ!
サンヘッド 取得してから1年間は、後ろに人を乗せられないんだよね。
広 もう自分で免許取りに行くわ(笑)。
●ご感想をお寄せください youth@seikyo-np.jp