• ルビ
  • シェア
  • メール
  • CLOSE

【多摩】寮生と歩んだ12年 これが“わが家の使命” 〈学生部企画 Roots〉6 2025年8月30日

 電子版の学生部企画「Roots わが家の原点」。今回は、学園総区の親子が登場!

――*―――*――
《寮生と歩んだ12年 これが“わが家の使命”》

【父】
中川 悟さん(63)
小平市、副支部長

【息子】
中川 大悟さん(22)
小平市、学生部副部長

――*―――*――

〈中川〉
 今日はよろしく。大悟は、去年の今ごろは海外に行ってたね。国は、たしか・・・。

〈大悟〉
 南米のボリビアね(笑)。創価大学の交換留学生として、デル・バーリエ大学に10カ月間、留学してたんだ。毎日が刺激的でわくわくしたよ。帰国後は、学生部で副部長として活動してるよ。

〈中川〉
 父さんにも学生部の頃があったなあ。当時は、日本一の折伏を達成した組織の部長は、日本武道館で行われる学生部の会合で、学会歌の指揮を執ることができてね。日本一を目指して、みんなでほぼ毎日、折伏に歩いたよ。

〈大悟〉
 日本武道館で会合かあ。なんだか、かっこいいね!
 そういえば、音楽隊にも入ってたんだっけ?

〈中川〉
 中学からの約20年間、薫陶を受けたんだ。“音楽隊は、池田先生の名代”との思いで、青春時代のほぼ全てを、音楽隊にささげたことが、父さんの誇りなんだ。先生が出席された会合で演奏したことも、かけがえのない思い出だな。

〈大悟〉
 20年も!? そんなに長くやってたんだ。

〈中川〉
 振り返れば、池田先生と多くの出会いを刻ませていただいたんだ。
 1983年11月3日、先生のご提案で開催された、国分寺本部(当時)の総会に、父さんも参加させてもらってね。すごい会合だったんだよ。
 席上、先生が「日本で初めて、世界で初めての本部旗を、授与させていただきます!」と仰って、世界で初となる「本部旗」を授与してくださったんだ。その会合で、先生と一緒にお題目をあげられたことも、大きな原点になってるんだ。

〈大悟〉
 すごいエピソードだね。

〈中川〉
 その後、転職が続いて、経済的に苦しい時期もあったけど、困難に直面するたび、時間さえあれば母さん〈高子さん(56)=支部副女性部長〉と一緒にお題目をあげたんだ。どんなに苦しい状況でも、学会活動からは一歩も引かないと決めてね。地区部長も、9年間務めたよ。“広布のお役に立てる一家になる”って思いで、本当に真剣だったんだ。

〈大悟〉
 初めて聞いたよ。たくさん苦労してきたんだね。

〈中川〉
 そんなある日、創価学園栄光寮の管理者のお話をいただいてね。本当に驚いたよ。それまでずっと、“先生にご恩返しがしたい”と祈り続けていたからね。感謝で胸がいっぱいになった。“よし、できることは何でもやらせていただこう”と決めたんだ。
 寮生はみんな、池田先生からお預かりしている大切な人材であり、自分たち家族にとっても宝の存在だからね。

〈大悟〉
 本当にそうだね。
 管理者をしていて、一番やりがいを感じる瞬間って、どんな時?

〈中川〉
 やっぱり、卒寮の時かな。誰もが「栄光寮、最高!」と言って、新たな使命の道へ旅立っていく姿には、ぐっとくるものがある。
 大悟も、昔はよく寮生のみんなと遊んでいたね。

〈大悟〉
 うん。栄光寮での生活が始まったのは、12年前。僕が小学5年生の時だったね。寮のお兄さんたちに勉強を教えてもらったり、一緒に外で雪遊びをしたり、本当に楽しい思い出ばかり。今では、自分が寮生を見守る存在になったことが感慨深いよ。

〈中川〉
 思い出がよみがえるね。きょうは大悟とじっくり話ができてよかった。
 わが家の使命――それは、栄光寮を守り、寮生の健康と成長、そして幸福・勝利を祈り続けること。
 これからも報恩感謝の思いで、家族一丸となって、この使命を果たし抜いていこうね。

動画

SDGs✕SEIKYO

SDGs✕SEIKYO

連載まとめ

連載まとめ

Seikyo Gift

Seikyo Gift

聖教ブックストア

聖教ブックストア

デジタル特集

DIGITAL FEATURE ARTICLES デジタル特集

YOUTH

劇画

劇画
  • HUMAN REVOLUTION 人間革命検索
  • CLIP クリップ
  • VOICE SERVICE 音声
  • HOW TO USE 聖教電子版の使い方
PAGE TOP