〈私の未来部時代〉①　芸術部・塙宣之さん 〈私の未来部時代〉①　芸術部・塙（はなわ）宣（のぶ）之（ゆき）さん 2024年7月17日

• 失敗を恐れずチャレンジ！
• 失（しっ）敗（ぱい）を恐（おそ）れずチャレンジ！

　後継の人材に真心の励ましを！――「未来部躍進月間」が始まりました（8月31日まで）。連載「私の未来部時代」では、各部の代表が信心の思い出を振り返りながら、宝の友にエールを送ります。

　後（こう）継（けい）の人材に真（ま）心（ごころ）の励（はげ）ましを！――「未来部躍（やく）進（しん）月間」が始まりました（8月31日まで）。連（れん）載（さい）「私の未来部時代」では、各部の代表が信心の思い出を振（ふ）り返（かえ）りながら、宝（たから）の友にエールを送ります。

　未来部の皆さん、こんにちは！　さっそくですが、皆さんは自分に自信がありますか？　小学生の時の僕は全くなかったです。勉強も運動も不得意で、友達もいなくて。学校から帰ると家でゲームばかりしていました。
　
　その頃の僕は勤行もあまりやっていなかった。未来部の会合は、終了後に好きなアニメを見せてもらえるから参加していたくらいです（笑）。
　
　中学生になっても一向に変わらず……（苦笑）。親や未来部担当者の誘いを、理由を付けては断っていました。
　
　信心に向き合ったのは高校に入ってからです。志望校に行けず、“本当にダメな奴だ”と落ち込んでいた時、親に勧められ、教学部任用試験を受けたんです。
　
　最初は「面倒だなあ」と思ったものの、いざ勉強すると「十界論」などが面白くて。そこから未来部担当者と、目標を定めて祈るようになりました。「お笑いコンテストで優勝」と決めて題目をあげ、高校2年の時、地元・九州の番組で優勝できたんです。これが私の初めての“信仰体験”です。
　
　その後、福岡のある芸能事務所から声がかかり、“芸人になれる”と思ったのもつかの間、母が断りの連絡を入れて（笑）。大げんかになりましたが、母は冷静でした。
　
　「芸人なら九州で売れた後、東京でも売れないといけない。だったら、創価大学で4年間考え、東京からスタートしても遅くはない」――芸人の先輩のような超具体的なアドバイスに妙に納得。創大の冊子で、落語研究会（落研）の存在も知りました。
　
　その年の夏、創大のオープンキャンパスに参加しました。正門を通った瞬間から衝撃でした。行事役員の創大生が「こんにちは！」とあいさつする姿が爽やかすぎて、感動したんです。“創立した池田大作先生はすごい人だな”と心から感じ、“創大に行きたい”と決心しました。
　
　以来、勤行・唱題に真剣に励む中、勉強をやり抜き、創大に合格できました。学生時代は落研で活動し、お笑いの大学日本一を勝ち取り、池田先生に喜んでいただけたことが、かけがえのない原点です。

　未来部の皆（みな）さん、こんにちは！　さっそくですが、皆さんは自分に自信がありますか？　小学生の時の僕（ぼく）は全（まった）くなかったです。勉強も運動も不得意で、友達もいなくて。学校から帰ると家でゲームばかりしていました。
　
　その頃（ころ）の僕は勤（ごん）行（ぎょう）もあまりやっていなかった。未来部の会合は、終（しゅう）了（りょう）後（ご）に好きなアニメを見せてもらえるから参（さん）加（か）していたくらいです（笑）。
　
　中学生になっても一（いっ）向（こう）に変わらず……（苦笑）。親や未来部担（たん）当（とう）者（しゃ）の誘（さそ）いを、理由を付けては断（ことわ）っていました。
　
　信心に向き合ったのは高校に入ってからです。志望校に行けず、“本当にダメな奴（やつ）だ”と落ち込（こ）んでいた時、親に勧（すす）められ、教学部任（にん）用（よう）試験を受けたんです。
　
　最初は「面（めん）倒（どう）だなあ」と思ったものの、いざ勉強すると「十（じっ）界（かい）論（ろん）」などが面（おも）白（しろ）くて。そこから未来部担当者と、目標を定（さだ）めて祈（いの）るようになりました。「お笑いコンテストで優（ゆう）勝（しょう）」と決めて題（だい）目（もく）をあげ、高校2年の時、地元・九州の番組で優勝できたんです。これが私の初めての“信（しん）仰（こう）体験”です。
　
　その後、福岡のある芸（げい）能（のう）事務所から声がかかり、“芸（げい）人（にん）になれる”と思ったのもつかの間（ま）、母が断りの連（れん）絡（らく）を入れて（笑）。大げんかになりましたが、母は冷（れい）静（せい）でした。
　
　「芸人なら九州で売れた後、東京でも売れないといけない。だったら、創価大学で4年間考え、東京からスタートしても遅（おそ）くはない」――芸人の先（せん）輩（ぱい）のような超（ちょう）具（ぐ）体（たい）的（てき）なアドバイスに妙（みょう）に納（なっ）得（とく）。創大の冊（さっ）子（し）で、落（らく）語（ご）研究会（落（おち）研（けん））の存（そん）在（ざい）も知りました。
　
　その年の夏、創大のオープンキャンパスに参加しました。正門を通（とお）った瞬（しゅん）間（かん）から衝（しょう）撃（げき）でした。行事役員の創大生が「こんにちは！」とあいさつする姿（すがた）が爽（さわ）やかすぎて、感動したんです。“創（そう）立（りつ）した池田大作先生はすごい人だな”と心から感じ、“創大に行きたい”と決心しました。
　
　以来、勤行・唱（しょう）題（だい）に真（しん）剣（けん）に励（はげ）む中、勉強をやり抜（ぬ）き、創大に合格できました。学生時代は落研で活動し、お笑いの大学日本一を勝ち取り、池田先生に喜（よろこ）んでいただけたことが、かけがえのない原点です。

人気お笑いコンビ「ナイツ」で活躍する塙さん㊧。相方の土屋伸之さんも未来部時代から信心に励む

人気お笑いコンビ「ナイツ」で活躍する塙さん㊧。相方の土屋伸之さんも未来部時代から信心に励む

　振り返ると、親や未来部担当者が粘り強く関わり、激励してくれたから今の自分があります。きっと皆さんの周りの大人たちも、同じ思いで接してくれているはずです。
　
　僕自身、社会に出て感じるのは、挑戦しないと、失敗も成長もないということです。目標を決めて挑み、題目をあげ、行動する――この繰り返しの中に成長があります。皆さんも失敗を恐れず、勉強やクラブ活動をはじめ、さまざまなことにチャレンジしていってください。
　
　と、まあ、いろいろ言いましたが、僕の話はさておき（笑）、池田先生の『青春対話』を読んでみましょう。そこには、未来への指針が全て書かれていますよ！

　振（ふ）り返（かえ）ると、親や未来部担当者が粘（ねば）り強（づよ）く関（かか）わり、激（げき）励（れい）してくれたから今の自分があります。きっと皆さんの周（まわ）りの大人たちも、同じ思いで接してくれているはずです。
　
　僕自身、社会に出て感じるのは、挑（ちょう）戦（せん）しないと、失（しっ）敗（ぱい）も成長もないということです。目標を決めて挑（いど）み、題目をあげ、行動する――この繰（く）り返（かえ）しの中に成長があります。皆さんも失敗を恐（おそ）れず、勉強やクラブ活動をはじめ、さまざまなことにチャレンジしていってください。
　
　と、まあ、いろいろ言いましたが、僕の話はさておき（笑）、池田先生の『青春対話』を読んでみましょう。そこには、未来への指（し）針（しん）が全（すべ）て書かれていますよ！

【プロフィル】千葉県出身。2000年に創価大学の後輩・土屋伸之さんと「ナイツ」を結成。昨年6月、漫才協会会長に就任した。1978年入会。芸術部副書記長。支部長。

【プロフィル】千葉県出身。2000年に創価大学の後輩・土屋伸之さんと「ナイツ」を結成。昨年6月、漫才協会会長に就任した。1978年入会。芸術部副書記長。支部長。