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〈ドラマ〉 東京サラダボウル 2024年12月19日

  • NHK総合 火曜 午後10時 ※2025年1月7日スタート

 奈緒と松田龍平がW主演を務めるNHK総合のドラマ10「東京サラダボウル」(火曜、後10・0)が、来年1月7日からスタートする。

 本作は、ドラマ「クロサギ」などを手がけてきた黒丸の漫画「東京サラダボウル―国際捜査事件簿―」が原作。国際捜査を担当する警察官・鴻田麻里(奈緒)と中国語通訳人・有木野了(松田)がバディとなって、外国人にまつわるさまざまな事件に向き合う姿を描く。

 過日、本作の記者会見が行われ、奈緒と松田が見どころなどを語った。

◆知ることで明日の自分が優しい方向に
警察官・鴻田麻里役の菜緒
警察官・鴻田麻里役の菜緒

 緑色の髪で登場した奈緒は「カツラのような地毛です(笑)」と切り出し、「原作で“レタス頭”は、鴻田さんのパーソナルな部分に関わる大切なビジュアルの一つ。助監督さんが自分の髪を染めて検証してくれて、この色にたどり着きました」と明かした。

 一方、自身の役どころについて、松田は「中国語は初めてでしたが、やっぱり難しいですね。すごく練習しました」と振り返った。

 第1話では、鴻田がサソリや豚の脳みそを、おいしそうにほおばるシーンが。毎話、独特な外国料理が登場し、ドラマの世界観を飾るという。

 奈緒は「食べられるものを用意してくださっている場面もあるんですけど、間違えて(実際のゲテモノを)食べちゃって。びっくりしました」と吐露。それを受け、松田は「(奈緒はそのまま芝居を続けていて)顔には出ていなかったから、さすがだなと思いました」と本音をこぼした。

◆いろんな要素が詰まっているドラマ
中国語通訳人・有木野了役の松田龍平
中国語通訳人・有木野了役の松田龍平

 本作の舞台は、およそ70万人の在日外国人が暮らし、多文化が共存する東京。これまで、社会派作品を多く取り上げてきた“ドラマ10枠”ゆえ、都市部で生活する外国人のリアルな現状や、彼らが抱える問題が描かれることだろう。

 ドラマの魅力について、松田は「言葉や文化の壁など、いろんな問題があると思うんですけど、言葉が通じないと誤解が生まれる。そんな部分にも目を向けている。いろんな要素が詰まっているなと感じます」とアピール。

 一方、奈緒は「いろいろな国に焦点を当てていくので、毎回新しいことを知ることができるのが魅力です。私自身も知らなかったことを知れたことで、明日の自分が今日の自分よりも、少しでも優しい方向に向かえるんじゃないかと思います」と実感を込めた。

 まるで、多種多様な野菜が一皿に収まる“サラダボウル”のような現代の東京を、どう映し出していくのか。期待を持って、鴻田と有木野の奮闘とともに見届けたい。

記者会見に登場した奈緒㊧と松田龍平
記者会見に登場した奈緒㊧と松田龍平

【記事・写真】木村英治

◆第1話(1月7日放送)あらすじ

 東新宿署で、中国人被疑者の通訳を担う有木野(松田)は偶然、街中で、緑髪の刑事・鴻田(奈緒)と出会う。彼女は、友人が失踪したと騒ぐ中国人留学生・シェン(許莉廷)の話を親身に聞いており、有木野がサポートすることに。
 結局、有木野は人捜しまで手伝う羽目になるが、鴻田は、彼の的確な通訳と元刑事としての感覚の鋭さに引かれていく。そして、失踪の背後に怪しい男の影が見えてくるのだった……。

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