〈ミュージカル〉 柿澤勇人、桜井玲香ら出演「ボニー&クライド」
〈ミュージカル〉 柿澤勇人、桜井玲香ら出演「ボニー&クライド」
2025年2月13日
- 3月から東京・シアタークリエで開幕
- 3月から東京・シアタークリエで開幕
1930年代のアメリカに実在した、伝説のギャングカップルが題材のミュージカル「ボニー&クライド」が、3月10日(月)から東京・シアタークリエで幕を開ける。過日、製作発表会見が行われ、メインキャストの柿澤勇人、矢崎広、桜井玲香、海乃美月と、上演台本・演出を担当した瀬戸山美咲が登壇した。
1930年代のアメリカに実在した、伝説のギャングカップルが題材のミュージカル「ボニー&クライド」が、3月10日(月)から東京・シアタークリエで幕を開ける。過日、製作発表会見が行われ、メインキャストの柿澤勇人、矢崎広、桜井玲香、海乃美月と、上演台本・演出を担当した瀬戸山美咲が登壇した。
左から瀬戸山美咲、桜井玲香、柿澤勇人、矢崎広、海乃美月
左から瀬戸山美咲、桜井玲香、柿澤勇人、矢崎広、海乃美月
◆激動の時代を駆けたアンチヒーローの物語
◆激動の時代を駆けたアンチヒーローの物語
会見の冒頭、作曲家フランク・ワイルドホーンが手がけた劇中歌が高らかに歌い上げられる――。
舞台には、クライド・バロウ役の柿澤と矢崎(Wキャスト)、ボニー・パーカー役の桜井と海乃(同)の姿が。本番では見られない特別なステージは、抽選で選ばれた参加者を魅了した。
本作の舞台は、世界恐慌下の米テキサス。人々が希望を失う中、クライドとボニーは、権力にあらがうかのように銀行強盗などを繰り返していく。そんな彼らを、やがて大衆やメディアは“英雄視”する。
二人の生きざまは、後のハリウッド映画に多大な影響を与えたアメリカン・ニューシネマの第1号として、名作「Bonnie and Clyde」(邦題「俺たちに明日はない」)で描かれ、日本でも有名となった。
瀬戸山「ミュージカル版は、実話や映画とは少し違った夢と現実のコントラストが色濃く描かれています。疾走感のあるエネルギーに満ちた作品にしたい」
クライドの行動の基となった力を問われた柿澤は、「恐慌下では(犯罪軽減等を目的とした)禁酒法などの抑圧があった。彼はその反逆心から悪事に手を染めたので、原動力は“怒り”だと思います」と語った。
会見の冒頭、作曲家フランク・ワイルドホーンが手がけた劇中歌が高らかに歌い上げられる――。
舞台には、クライド・バロウ役の柿澤と矢崎(Wキャスト)、ボニー・パーカー役の桜井と海乃(同)の姿が。本番では見られない特別なステージは、抽選で選ばれた参加者を魅了した。
本作の舞台は、世界恐慌下の米テキサス。人々が希望を失う中、クライドとボニーは、権力にあらがうかのように銀行強盗などを繰り返していく。そんな彼らを、やがて大衆やメディアは“英雄視”する。
二人の生きざまは、後のハリウッド映画に多大な影響を与えたアメリカン・ニューシネマの第1号として、名作「Bonnie and Clyde」(邦題「俺たちに明日はない」)で描かれ、日本でも有名となった。
瀬戸山「ミュージカル版は、実話や映画とは少し違った夢と現実のコントラストが色濃く描かれています。疾走感のあるエネルギーに満ちた作品にしたい」
クライドの行動の基となった力を問われた柿澤は、「恐慌下では(犯罪軽減等を目的とした)禁酒法などの抑圧があった。彼はその反逆心から悪事に手を染めたので、原動力は“怒り”だと思います」と語った。
柿澤
柿澤
続けて矢崎は、「クライドは“自分が今いる意味は何だろう”と自問を重ねながらも、“何かを変えて大物になる”との一心で突き進んでいたと思う。それがボニーとの出会いによって、さらに加速していったのでは」と見解を述べた。
続けて矢崎は、「クライドは“自分が今いる意味は何だろう”と自問を重ねながらも、“何かを変えて大物になる”との一心で突き進んでいたと思う。それがボニーとの出会いによって、さらに加速していったのでは」と見解を述べた。
矢崎
矢崎
一方、これまでにもワイルドホーンが楽曲を担当したミュージカル作品に出演してきた桜井は、「彼の楽曲には“余白”があるので、余裕を持ち、遊ぶように歌いたい」と向上心をのぞかせた。
一方、これまでにもワイルドホーンが楽曲を担当したミュージカル作品に出演してきた桜井は、「彼の楽曲には“余白”があるので、余裕を持ち、遊ぶように歌いたい」と向上心をのぞかせた。
桜井
桜井
また、宝塚歌劇団の退団後、初の舞台出演となる海乃は「今作は、愛と信念を貫いたクライドとボニーの人生の物語。私も全力でその人生を生き抜きたい」と意気込みを語った。
また、宝塚歌劇団の退団後、初の舞台出演となる海乃は「今作は、愛と信念を貫いたクライドとボニーの人生の物語。私も全力でその人生を生き抜きたい」と意気込みを語った。
海乃
海乃
愛、怒り、憎しみ――さまざまな感情を胸に、激動の時代を駆け抜けたアンチヒーローの冒険物語に期待が膨らむ。
愛、怒り、憎しみ――さまざまな感情を胸に、激動の時代を駆け抜けたアンチヒーローの冒険物語に期待が膨らむ。
◆公演情報
◆公演情報
【日時・会場】3月10日(月)~4月17日(木) 東京・シアタークリエ ※3月11日を除く火曜日、3月12日(水)は休演。4月6日(日)は貸し切りのみ。日により公演回数は異なる。
【料金】1万3500円(税込み) ※3月10日(月)と11日(火)、土日祝日、千秋楽は各500円増し。
【問い合わせ】東宝テレザーブ 0570(00)7777
※同公演の他、4月下旬に大阪、5月に福岡、愛知で上演予定。
【日時・会場】3月10日(月)~4月17日(木) 東京・シアタークリエ ※3月11日を除く火曜日、3月12日(水)は休演。4月6日(日)は貸し切りのみ。日により公演回数は異なる。
【料金】1万3500円(税込み) ※3月10日(月)と11日(火)、土日祝日、千秋楽は各500円増し。
【問い合わせ】東宝テレザーブ 0570(00)7777
※同公演の他、4月下旬に大阪、5月に福岡、愛知で上演予定。
公式ホームページはこちら
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