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〈親子で楽しむセイキョウギフト〉 わたしの体験ノート 2026年7月25日

  • 困っている人の力になりたい
東京・小学6年 笠井友恵さん

 日本に移り住む海外の人が増えているそうです。日本語が得意ではないという人と、どうすれば仲良くなれるのでしょうか。笠井さんのクラスにも、中国からの転校生がやってきました。(「少年少女きぼう新聞」2025年11月号、学年は掲載当時)

〈memo〉
・中国からの転校生がきた
・彼女のサポートをしてあげたい

 私は5年生の春に、生まれ育った新潟から東京に引っこしてきました。東京に来ておどろいたのは、みんな名札をつけていないこと(前の学校では全員つけていました)。あと給食がおいしいです。でもお米は新潟産の方が好きです(新潟は米の名産地です)。
  
 転校して、初めはきんちょうしましたが、みんな優しくしてくれて、すぐになじむことができました。少年少女部の合唱団にも入って、毎回の練習がとても楽しみです。

希望して隣の席へ

 2学期が終わるころ、新しい転校生がきました。中国出身で、日本語がほとんど分からないとのこと。でも話しかけると、すてきな笑顔で接してくれる子でした。
  
 6年生でも同じクラスになりましたが、日本語が難しいのか授業に集中できない様子で、課題も提出できないことが続いていました。このままだと彼女が将来困ってしまう。そう思い、自分で希望して彼女の隣の席にしてもらいました。少しでもサポートできたらと思ったからです。
  
 とは言っても、私も中国語は分かりません。タブレットのほんやくアプリを使って会話したり、授業の内容をひらがなで書いて伝えたりしました。すると彼女も少しずつ授業をしっかり受けるようになりました。

イラスト・桜橋楽緒
イラスト・桜橋楽緒

 そんなある日の、家庭科の授業でのこと。内容は、給食の献立を考えるというもの。私はほんやくアプリを使いながら話しかけました。
  
 「好きな食べ物はある?」
 「お肉より魚が好き」
 「じゃあいっしょに調べてみよう」
  
 そうして、きんぴらごぼう、焼きじゃけ、ご飯、わかめととうふのみそ汁という献立を考えて先生に提出しました。これが彼女にとって、初めての課題提出となりました。彼女もほっとした様子で、先生も喜んでくれていました。

池田先生のように

 今年の夏に合唱団で、池田先生と中国の周恩来総理の友好の歴史を学びました。平和のために、池田先生が世界中の人ときずなを結んだことを知り、私にもできることがあるのか、お母さんと話し合いました。そしてクラスの友だちと仲良くしようと決めました。今回の出来事は、私にとってその第一歩となりました。
  
 転校してきた彼女とも、すっかり仲良しです。池田先生のように、たくさんの人、そしていろんな国の人と友だちになれる。そんな人になりたいです。

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