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〈水害の備えに役立つ情報〉 私と家族のタイムラインを作ろう 2026年8月29日

 タイムラインとは、「いつ」「誰が」「何をするのか」を時系列であらかじめ定める防災計画です。有事の際の動きを事前に明確にすることで、適切な早めの避難行動につながります。作成のポイントを紹介します。
 

東京通信大学特任教授の松尾一郎さん作成
東京通信大学特任教授の松尾一郎さん作成
 
 
①リスクを知る

 タイムライン作成の第一歩は、自分たちが住む地域の災害リスクを正確に把握すること。家族で作成する場合、全員でリスクを認識することが大切です。具体的には、自治体が作成しているハザードマップを確認し、洪水時の想定浸水深や浸水継続時間などを認識しましょう。
 国土交通省の「重ねるハザードマップ」(ウェブサイト)の活用もおすすめ。住所を入力すると洪水や土砂災害の想定が重ねて表示され、地域別のリスクが確認できます。
 
 重ねるハザードマップ
 
 

②被害を知る

 次は、実際に災害が発生した際の被害を想定していきます。まずは過去の災害から被害を確認しましょう。
 災害の進行過程の理解も欠かせません。水害のリスクが高まる際に発信される避難警戒レベルの情報の意味について正確に把握しましょう。
 実際の大雨時には気象庁のウェブサイト「キキクル」の活用が有用です。大雨警報、洪水警報、土砂災害警戒情報等が発表された際、危険度が高まっているエリアを知ることができます。川の水位については国土交通省の「川の水位情報」で確認することもできます。
 
 キキクル
 
 川の水位情報
 
 

③行動を考える

 最後にリスクと被害想定を踏まえ、防災行動を時系列で整理します(上図参考)。非常時持ち出し品の準備や避難経路の確認、家族間での連絡方法などに始まり、警戒レベルごとの行動、避難のタイミングなどを明確にします。家族のそれぞれの役割も決めましょう。
 また、ペットや要配慮者がいる家庭など、それぞれの家族の特性に合わせた計画を話し合うことが大切です。重要なのは早めの避難行動を取る計画。警戒レベルに従うだけでなく、明るいうちに主体的な行動を起こす意識を確認してください。作成したタイムラインは家の中ですぐに確認できる場所に張ります。定期的に確認し、必要に応じて更新しましょう。
 

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