栄光の「5・3」当日に開かれた希望総会。1975年のSGI発足の集いには、アフリカから3カ国の友が参加した。以来、半世紀、創価のスクラムは40カ国にまで広がった
栄光の「5・3」当日に開かれた希望総会。1975年のSGI発足の集いには、アフリカから3カ国の友が参加した。以来、半世紀、創価のスクラムは40カ国にまで広がった
センセイ!「メルシー」「サンキュー」(ありがとうございます)
感謝の心を開拓の力に変えて
センセイ!「メルシー」「サンキュー」(ありがとうございます)
感謝の心を開拓の力に変えて
3人の語気は、徐々に強まった。
「私たちが踏み出す一歩一歩が、先生の人生を宣揚する。私たちの行動は、全て平和の道に置かれる礎石! 私たちは今日、誓う。人々のため、子どもたちのため、この道を歩み続けることを!」
厳かな言葉に、賛同の拍手が起こる。開幕から会場のボルテージは最高潮に達した。
トーゴSGIのアボゾ理事長が歓迎のあいさつに立ち、遠来の友をねぎらった。
次いで、オダリ東アフリカ顧問、ディコンゲ中部アフリカ顧問があいさつ。2人は、“わが地域こそアフリカ広布の先駆なり!”との気概で決意を述べた。
アフリカは多様性にあふれた大陸である。言語は2000、民族は3000ともいわれ、モザイク模様の社会を成す。いにしえの歴史や知恵を伝える口承文学など、精神文化も豊かだ。口承の伝統ゆえか、青年リーダーの口からも、次々と、流れるように御書の一節が出てくる。
各地域の同志は、まるで“善の拡大”を競うかのように、広布前進に挑んでいる。
続いて、トーゴのクポド書記が活動報告を行った。幼少期、家庭の経済苦に社会の政情不安が重なり、逃げるように隣国へ。困窮のどん底を味わった。家族が重い病にも襲われた。それらを不屈の信心で乗り越え、後継の青年たちの励ましに全力を傾ける様子を語った。
コートジボワール、ベナン、ガーナ、トーゴの代表が、「青年部宣言」を力強く、リズミカルに読み上げる。アフリカ全土の兄弟姉妹と共に、“一つのアフリカ”として、言葉ではなく行動で、仏法を広めゆくことを約し合った。
イダ・ボドスSGI副理事長があいさつに立った。割れんばかりの拍手が起こる。
トーゴ広布の草創期から妙法流布に尽くしてきた“アフリカ広布の母”である。産婦人科医としても、社会から厚い信頼が寄せられる。誰もが「マダム・イダ(イダさん)」と親しみを込めて呼ぶ。
1984年、イダさんら20人がトーゴ初の座談会を開催。翌年に地区が結成され、今年で40周年となる。
イダさんは、広布史に刻む総会を祖国で行うことができたことに感謝の意を表し、「池田先生の期待を胸に、一人一人が自身の成長を遂げながら、希望と平和、人間の尊厳が脈打つアフリカの世紀のパイオニアとなりましょう」と訴えた。
谷川SGI理事長は本格的な「アフリカの世紀」の開幕を告げる総会の実現を心から祝福。御書や先生の指導を紹介し、全員が、今この時にアフリカの大地を広布の舞台として選んで生まれ合わせた尊い存在であると語った。重ねて、善根を積んできた地涌の菩薩は、あえて願って苦悩の世に生まれてくるとの法理に触れつつ、「自分の立てた誓願ゆえの悩みであるならば、絶対に乗り越えられないはずがない」との先生の言葉を確認。この大確信を胸にアフリカ広布の新時代を共々に開こうと語った。
第2部の「ミニ文化祭」では、心を潤す歌、同志を鼓舞するダンスが、にぎやかに披露された。
総会での歓喜を胸に、次なる前進を開始した友また友――。
現実の課題は少なくない。仕事や家計の悩み、大家族ゆえの人間関係の難しさ、日常的に直面する生老病死。仏法を抱く同志は、そんな現実から目をそらすことなく、それでも前を向き、一歩一歩、歩みを進める。
いかなる困難にも屈せず、師への感謝を開拓の力と勇気に変えて「アフリカの世紀」を実現しゆく。
3人の語気は、徐々に強まった。
「私たちが踏み出す一歩一歩が、先生の人生を宣揚する。私たちの行動は、全て平和の道に置かれる礎石! 私たちは今日、誓う。人々のため、子どもたちのため、この道を歩み続けることを!」
厳かな言葉に、賛同の拍手が起こる。開幕から会場のボルテージは最高潮に達した。
トーゴSGIのアボゾ理事長が歓迎のあいさつに立ち、遠来の友をねぎらった。
次いで、オダリ東アフリカ顧問、ディコンゲ中部アフリカ顧問があいさつ。2人は、“わが地域こそアフリカ広布の先駆なり!”との気概で決意を述べた。
アフリカは多様性にあふれた大陸である。言語は2000、民族は3000ともいわれ、モザイク模様の社会を成す。いにしえの歴史や知恵を伝える口承文学など、精神文化も豊かだ。口承の伝統ゆえか、青年リーダーの口からも、次々と、流れるように御書の一節が出てくる。
各地域の同志は、まるで“善の拡大”を競うかのように、広布前進に挑んでいる。
続いて、トーゴのクポド書記が活動報告を行った。幼少期、家庭の経済苦に社会の政情不安が重なり、逃げるように隣国へ。困窮のどん底を味わった。家族が重い病にも襲われた。それらを不屈の信心で乗り越え、後継の青年たちの励ましに全力を傾ける様子を語った。
コートジボワール、ベナン、ガーナ、トーゴの代表が、「青年部宣言」を力強く、リズミカルに読み上げる。アフリカ全土の兄弟姉妹と共に、“一つのアフリカ”として、言葉ではなく行動で、仏法を広めゆくことを約し合った。
イダ・ボドスSGI副理事長があいさつに立った。割れんばかりの拍手が起こる。
トーゴ広布の草創期から妙法流布に尽くしてきた“アフリカ広布の母”である。産婦人科医としても、社会から厚い信頼が寄せられる。誰もが「マダム・イダ(イダさん)」と親しみを込めて呼ぶ。
1984年、イダさんら20人がトーゴ初の座談会を開催。翌年に地区が結成され、今年で40周年となる。
イダさんは、広布史に刻む総会を祖国で行うことができたことに感謝の意を表し、「池田先生の期待を胸に、一人一人が自身の成長を遂げながら、希望と平和、人間の尊厳が脈打つアフリカの世紀のパイオニアとなりましょう」と訴えた。
谷川SGI理事長は本格的な「アフリカの世紀」の開幕を告げる総会の実現を心から祝福。御書や先生の指導を紹介し、全員が、今この時にアフリカの大地を広布の舞台として選んで生まれ合わせた尊い存在であると語った。重ねて、善根を積んできた地涌の菩薩は、あえて願って苦悩の世に生まれてくるとの法理に触れつつ、「自分の立てた誓願ゆえの悩みであるならば、絶対に乗り越えられないはずがない」との先生の言葉を確認。この大確信を胸にアフリカ広布の新時代を共々に開こうと語った。
第2部の「ミニ文化祭」では、心を潤す歌、同志を鼓舞するダンスが、にぎやかに披露された。
総会での歓喜を胸に、次なる前進を開始した友また友――。
現実の課題は少なくない。仕事や家計の悩み、大家族ゆえの人間関係の難しさ、日常的に直面する生老病死。仏法を抱く同志は、そんな現実から目をそらすことなく、それでも前を向き、一歩一歩、歩みを進める。
いかなる困難にも屈せず、師への感謝を開拓の力と勇気に変えて「アフリカの世紀」を実現しゆく。