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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 2月22日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年2月22日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が2月22日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

2月22日放送 〈File.178 岩手県釜石市/猪又敬大さん〉
広報活動を通して「町に人を」

 震災の発生時、猪又敬大さんは中学2年生(14歳)。学校から帰宅しようとしたところだった。幸い、家族とは避難所で無事に合流することができた。

 2日後、意を決して自宅付近を見に行くと、あたりの様子は一変していた。毎日通っていた通学路。海の目の前にあった自宅。卒業した野球部の先輩からもらったばかりのグローブ。思い出とともに何もかもが流されてしまっていた。「実感が湧かず、まるで夢を見ているような感覚だった」と振り返る。

 現在、釜石市役所に勤務し、広報活動に従事している。高校・大学と釜石を離れたが、大学4年の秋に帰省した際、「震災後の地元」を目の当たりにした。町に人がいない。このまま若者がいなくなり、町が廃れてしまうのではないか。危機感を覚えて、「地元のために何かしたい」と思い立ち、釜石へ戻り、市役所へ就職することを決意した。

 今、一番力を入れているのが、人口減への対策。就職の場を確保するための新規事業の立案のほか、市の政策やイベントなどの情報発信を通して、釜石でチャレンジする人を応援していきたいという。そんな猪又さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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