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電子版連載〈ガッカイREVIEW SGI編〉 創価の哲学が家族をつなげてくれた 2025年2月10日

Respect for the dignity of all life (英語):すべての生命の尊厳を尊重する
Respect for the dignity of all life (英語):すべての生命の尊厳を尊重する

 
 新入会や新しく立ち上がったメンバーのレビュー(評価・感想)をお届けする連載「ガッカイREVIEW」。今回は、1月の研修会で来日した海外のメンバーに学会の魅力をありのままに語ってもらいました!
  
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 私がこの信仰を知ったのは、母から仏法対話をしてもらったことがきっかけでした。母は以前から、家族に不幸や悩みが訪れることをずっと恐れていました。しかし仏法に出合い、祈りを重ねる中で、「自分の身の回りにある幸せに気づき、環境に左右されず、ありのままの姿で家族に感謝できるようになった」と語りました。変化する母の姿を間近で見てきて、私もこの信仰を持ちたいと思うように。2007年、インド創価学会に入会しました。 
 
 母と私に続いて2012年に父が入会しました。父はがんを患いましたが、信心を根本に病魔と闘い、生き抜いたその姿で、家族に勇気を与えてくれました。父の夢は娘の私と広宣流布大誓堂の誓願勤行会に参加することでした。その夢は実現こそしませんでしたが、昨年、母と私が訪日し、“父の分まで”との思いで、誓願勤行会に参加しました。最愛の夫を亡くし悲しみの中にいた母でしたが、父の遺影と共に勤行会に参加できたことをとても喜び、力強く生きていこうと決意していました。

 そうした母の姿に、池田先生がこの創価の哲学を、海を超え、インドの私たちまでつなげてくださったことに思いをはせました。池田先生のおかげで家族の心が一つになれたと感じています。

 私は現在、インドの東デリー方面で女子部長をしています。
 ある時、池田先生がつづられた小説『新・人間革命』を研さんし、第5巻「勝利」の章に登場する一人の女子部員の変化に心打たれました。彼女は、自分よりも恵まれた人を見ては、自分には何もないと自信をなくしていました。一見、謙虚な姿にも見えますが、自分を卑下しているだけでは、悲哀から逃れられないということに気づきます。彼女は、そんな自分の“弱さ”を脱し、それぞれが輝いていけるのが、この仏法の実践であると納得します。その姿から、私は自分の可能性を信じることが大切だと学びました。

 今回のSGI研修では、各国・各地域の仲間と語り合いました。創価の三代会長に続こうとの“師弟”の精神が、互いを尊敬し、自他の可能性を信じる支えとなっていることを感じました。人種や身分など、さまざまな垣根を超えて、目の前の一人を大切にするSGIメンバーの存在は、社会の模範であると確信しました。創価の哲学を根底に持ち、世界のすべての人が共存できる社会を目指して、共に活動するメンバーの声に寄り添いながら、創価学会の創立100周年に向けてインド創価学会を盛り上げていきたいです。(インド アナンニャ・マズムダール) 

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