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「あんぱん」のヒロイン・今田美桜らが喜びを語る 「第34回橋田賞授賞式」 2026年5月21日
人の心、人と人との触れ合いを温かく描き、大きな感動を呼び起こした、芸術性豊かなドラマや俳優らを評する「橋田賞」。その第34回授賞式が過日行われ、昨年放送されたNHK連続テレビ小説「あんぱん」、フジ系のドキュメンタリー番組「ザ・ノンフィクション」などが名を連ねた。また、俳優では小日向文世、佐藤浩市、小芝風花、今田美桜、竹内涼真が栄冠に輝いた。ここでは、受賞者の喜びの声を紹介する。
(ドラマ「わが家は楽し」の)石井ふく子プロデューサー、脚本の山田洋次さん、そして僕の母親役を演じられた岩崎加根子さん。皆さん90代でした。自分は70代に入り、少しのんびり俳優業に関わっていけたらと思っていたのですが、「お三方を見習え」と、この賞に尻をたたかれたと思い、あともう“ふた頑張り”しようと思っています。
(ドラマ「ザ・ロイヤルファミリー」では、競馬という)分かっているようで分かっていない世界を連続ドラマでやろうとした。なおかつ、(専門用語を)説明しないと難しいかな、使って大丈夫かなという重要な課題がある中、テロップを入れずにやり切った演出陣たちの勇気が、成功の因になったんじゃないかと思います。
“べらぼう”では、台本を読むと(自分の)役に感情移入をし過ぎて、何度同じページをめくっても涙があふれました。それくらい脚本が素晴らしくて、どうしたらすてきな役を皆さんにお届けできるんだろうとすごく葛藤があったのですが、時間がかかりながらも頑張ったものは、しっかり届くんだと、この作品を通して学びました。
(役の)のぶさんと感情を一喜一憂しながら過ごしていた1年間は、かけがえのない財産です。戦争だったり、生きるということだったりを、すごく考えた作品でした。「あんぱん」を通して感じた生きる喜びとか、悲しみとか、うれしさに丁寧に寄り添いたいです。これからも、優しさや思いやりを忘れない人間でいたいと思います。
自分がこの役で準備してきたことが、視聴者の皆さんに届いたのかなという、自分の中での自信となりました。さらに魅力的な(登場)人物を、いち役者として、どんどん生み出して、皆さんに届けていけるように頑張っていきたいと思います。(舞台公演のため、ビデオメッセージ)
【橋田賞】
・連続テレビ小説「あんぱん」(NHK)
・「わが家は楽し」(TBS系)
・「ザ・ノンフィクション」(フジ系)
・戦後80年ドラマ「八月の声を運ぶ男」(NHK)
・小日向文世(「わが家は楽し」、「緊急取調室」〈テレ朝系〉ほか)
・佐藤浩市(「ザ・ロイヤルファミリー」〈TBS系〉、「地震のあとで」〈NHK〉ほか)
・小芝風花(「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」〈NHK〉ほか)
・今田美桜(「あんぱん」)
・竹内涼真(「じゃあ、あんたが作ってみろよ」〈TBS系〉ほか)
【野村昭子賞】
・岩崎加根子
【新人脚本賞】
・高橋由佳「コクーン」
・佐野あすか「愛或るほうへ」
・朝比奈千鶴「へりとわらし」
















