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〈名字の言〉 2025年10月29日

 今秋始まったNHKの連続テレビ小説「ばけばけ」。主人公のモデルは小泉セツ。ギリシャ生まれの作家・小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)の妻である。セツは日本語が堪能ではなかった八雲のため、彼が興味を持った怪談などの本を毎晩のように語って聞かせた▼ある日、そこに八雲は注文をつけた。“本をそのまま読むのではなく、あなたの言葉、考えで話してほしい”。以来、セツは物語を覚えるほど読み込み、自らの解釈を交えて話した。そんな彼女の息遣いや発する言葉が八雲の心を引きつけ、彼の情緒豊かな作品が生み出されたのだろう▼東京のある男子部員は、仕事で悩む同僚に仏法対話を重ねてきた。その際、彼が伝えたのは、仏法の法理に加えて、学会活動の中で得た感動や心情の変化だった▼誰もが無限の可能性をもつと説く思想、同志が自身の目標を一緒に祈ってくれる心強さ、そして、この信心で共に幸せになりたいという思い……。同僚は「話を聞いていると、僕も前向きになれます」と、共に唱題に励むようになった▼御書に「随喜する声を聞いて随喜し」(新1642・全1199)と。実感した言葉には力が宿る。自らの体験を通して、信心の歓喜をありのままに語っていこう。(隈)

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