韓国SGIと慶熙大学がフォーラム　池田先生と趙永植博士の思想と実践を巡り 韓国SGIと慶（キョン）熙（ヒ）大学がフォーラム　池田先生と趙（チョ）永（ヨン）植（シク）博士の思想と実践を巡（めぐ）り 2025年5月24日

韓国・慶熙大学で行われた「趙永植・池田大作　平和フォーラム2025」。次代を開く活発な議論が交わされた

韓国・慶熙大学で行われた「趙永植・池田大作　平和フォーラム2025」。次代を開く活発な議論が交わされた

　平和を願う知性の輝きがアジアと世界の未来を照らす！――韓国・慶熙大学の「趙永植・池田大作研究会」と、韓国SGI（創価学会インタナショナル）学術部が共催する「趙永植・池田大作　平和フォーラム2025」が17日、首都ソウルの同大学で開催された。
　
　慶熙大学の創立者である趙永植博士と池田大作先生は、1997年に出会い、親交を深めた。98年には、同大学が池田先生に「名誉哲学博士号」を授与。2016年に両者の名を冠した研究会が発足し、セミナーなどを実施している。

　平和を願う知性の輝きがアジアと世界の未来を照らす！――韓国・慶（キョン）熙（ヒ）大学の「趙（チョ）永（ヨン）植（シク）・池田大作研究会」と、韓国SGI（創価学会インタナショナル）学術部が共（きょう）催（さい）する「趙永植・池田大作　平和フォーラム2025」が17日、首都ソウルの同大学で開（かい）催（さい）された。
　
　慶熙大学の創立者である趙永植博士と池田大作先生は、1997年に出会い、親交を深めた。98年には、同大学が池田先生に「名誉哲（てつ）学（がく）博士号」を授（じゅ）与（よ）。2016年に両者の名を冠（かん）した研究会が発（ほっ）足（そく）し、セミナーなどを実（じっ）施（し）している。

会場となった韓国・慶熙大学（首都ソウル）。「学問と平和」を根本精神に掲げ、世界各地に多くの逸材を輩出している

会場となった韓国・慶熙大学（首都ソウル）。「学問と平和」を根本精神に掲げ、世界各地に多くの逸材を輩出している

　今回のフォーラムのテーマは「危機の時代　二人の思想家に“実践”を問う」。地球的課題が重なる現代において、平和への行動を貫いた両者の姿に学び、未来に向けて真剣な意見が交わされた。
　
　開会の辞で、明年に10周年を迎える同研究会の河暎愛会長が、さらに両者の平和思想を探究・発信していきたいと強調。韓国SGIの金大煥学術部長の後、同大学の丁福喆教授が祝辞を述べた。
　
　基調講演では、同大学・人類社会再建研究院の李漢亀院長が、趙博士と哲学者カントの平和論を比較し、一人の心の変革こそ現実的かつ希望にあふれた平和思想であると強調。蔚山大学の李仁澤名誉教授は、池田先生がアジアにしるした友好の足跡を通して、誠実な友情と勇気ある対話が人と人の心を結びつけると論じた。
　
　国内外の大学院などに学ぶ青年や、学生部の代表が論文を発表。参加者によるディスカッションも行われた。
　
　参加した韓国海洋大学の韓明熙研究教授は、「平和の出発点は、人間の内面的変革にあると実感しました。池田博士と趙博士の哲学は青年と世界をつなぎ、平和への行動の指針になると思います」と感想を述べた。

　今回のフォーラムのテーマは「危（き）機（き）の時代　二人の思想家に“実（じっ）践（せん）”を問（と）う」。地球的課題が重なる現代において、平和への行動を貫（つらぬ）いた両者の姿（すがた）に学び、未来に向けて真（しん）剣（けん）な意見が交（か）わされた。
　
　開会の辞（じ）で、明年に10周年を迎（むか）える同研究会の河（ハ）暎（ヨン）愛（エ）会長が、さらに両者の平和思想を探（たん）究（きゅう）・発信していきたいと強調。韓国SGIの金（キム）大（デ）煥（ファン）学術部長の後、同大学の丁（チョン）福（ボク）喆（チョル）教授が祝辞を述べた。
　
　基調講演では、同大学・人類社会再建研究院の李（イ）漢（ハン）亀（グ）院長が、趙博士と哲学者カントの平和論（ろん）を比（ひ）較（かく）し、一人の心の変（へん）革（かく）こそ現実的かつ希望にあふれた平和思想であると強調。蔚（ウル）山（サン）大学の李（イ）仁（イン）澤（テク）名誉教授は、池田先生がアジアにしるした友好の足（そく）跡（せき）を通して、誠（せい）実（じつ）な友情と勇気ある対話が人と人の心を結（むす）びつけると論（ろん）じた。
　
　国内外の大学院などに学ぶ青年や、学生部の代表が論（ろん）文（ぶん）を発表。参加者によるディスカッションも行われた。
　
　参加した韓国海洋大学の韓（ハン）明（ミョン）熙（ヒ）研究教授は、「平和の出発点は、人間の内面的変革にあると実感しました。池田博士と趙博士の哲学は青年と世界をつなぎ、平和への行動の指（し）針（しん）になると思います」と感想を述べた。