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【電子版先行】「江戸の浮世絵」は進化し続けていた⁉――東京富士美術館で特別展「浮世絵スピリット」が開幕
【電子版先行】「江戸の浮世絵」は進化し続けていた⁉――東京富士美術館で特別展「浮世絵スピリット」が開幕
2026年4月13日
- 明治・大正・昭和の近代木版画など220点を展示
- 明治・大正・昭和の近代木版画など220点を展示
近代木版画の軌跡をたどる特別展「よみがえる浮世絵スピリット」。来場者からは「時代とともに表現が移り変わる美人画や風景画は見応えがありました」などの感想が寄せられた(東京富士美術館で)
近代木版画の軌跡をたどる特別展「よみがえる浮世絵スピリット」。来場者からは「時代とともに表現が移り変わる美人画や風景画は見応えがありました」などの感想が寄せられた(東京富士美術館で)
東京富士美術館(八王子市)の特別展「よみがえる浮世絵スピリット――明治の開化絵から新版画まで」が12日、同美術館で開幕した(6月21日まで)。
江戸時代に広く親しまれた浮世絵は、明治期に写真や石版印刷が普及すると、その役割を奪われていく。激動の時代に、いかに絵師や職人がその技術と精神を継承し、進化させてきたのか――。
本展では葛飾北斎、歌川広重らの「江戸の浮世絵」とともに、コレクションの一部を同美術館に寄贈したコレクター・神邊一善氏の旧蔵品を中心に、明治・大正・昭和にわたる近代木版画など約220点を展示する。
全3章で構成され、第1章は「明治の浮世絵」を紹介。鉄道や橋梁、洋装の人物など、文明開化によって一変する社会を捉えた色鮮やかな作品が並ぶ。
第2章は、小説の単行本や文芸雑誌の巻頭に折り込まれ、人気を集めた「木版口絵」の魅力に迫る。
第3章では、訪日外国人画家らも加わり、浮世絵界に新たな息吹をもたらした「新版画」を取り上げる。
神邊氏は「個性豊かな画家たちの作品が並び、近代木版画の流れを一望できる本展を、ぜひ楽しんでほしい」と期待を寄せる。
このほか、会場には浮世絵の摺り工程を学べるコーナーを設置。版木や馬簾など、職人が実用していた道具も展示され、どのように色を摺り重ねているかを知ることができる。
赤須清美学芸員は語る。「作品の多くには、多様な技法が用いられています。例えば、雲母摺りという技法では、角度によってきらりと輝く光沢が生まれます。実物に向き合ってこそ分かる魅力があるので、ぜひ足を運んでください」
会期中には、渡邊木版美術画舗の代表取締役・渡邊章一郎氏による講演会も予定。
江戸から明治、大正、昭和へ――時代を超えて受け継がれてきた浮世絵の魂が感じられる展覧会となっている。
また、常設展示室では「《タヴォラ・ドーリア》特別展示」「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」がスタート(6月21日まで)。
常設展示室の入り口付近には、画家・鈴木其一の代表作「風神雷神図襖」の複製陶板が新たに飾られ、来場者を迎える。
東京富士美術館(八王子市)の特別展「よみがえる浮世絵スピリット――明治の開化絵から新版画まで」が12日、同美術館で開幕した(6月21日まで)。
江戸時代に広く親しまれた浮世絵は、明治期に写真や石版印刷が普及すると、その役割を奪われていく。激動の時代に、いかに絵師や職人がその技術と精神を継承し、進化させてきたのか――。
本展では葛飾北斎、歌川広重らの「江戸の浮世絵」とともに、コレクションの一部を同美術館に寄贈したコレクター・神邊一善氏の旧蔵品を中心に、明治・大正・昭和にわたる近代木版画など約220点を展示する。
全3章で構成され、第1章は「明治の浮世絵」を紹介。鉄道や橋梁、洋装の人物など、文明開化によって一変する社会を捉えた色鮮やかな作品が並ぶ。
第2章は、小説の単行本や文芸雑誌の巻頭に折り込まれ、人気を集めた「木版口絵」の魅力に迫る。
第3章では、訪日外国人画家らも加わり、浮世絵界に新たな息吹をもたらした「新版画」を取り上げる。
神邊氏は「個性豊かな画家たちの作品が並び、近代木版画の流れを一望できる本展を、ぜひ楽しんでほしい」と期待を寄せる。
このほか、会場には浮世絵の摺り工程を学べるコーナーを設置。版木や馬簾など、職人が実用していた道具も展示され、どのように色を摺り重ねているかを知ることができる。
赤須清美学芸員は語る。「作品の多くには、多様な技法が用いられています。例えば、雲母摺りという技法では、角度によってきらりと輝く光沢が生まれます。実物に向き合ってこそ分かる魅力があるので、ぜひ足を運んでください」
会期中には、渡邊木版美術画舗の代表取締役・渡邊章一郎氏による講演会も予定。
江戸から明治、大正、昭和へ――時代を超えて受け継がれてきた浮世絵の魂が感じられる展覧会となっている。
また、常設展示室では「《タヴォラ・ドーリア》特別展示」「西洋絵画 ルネサンスから20世紀まで」がスタート(6月21日まで)。
常設展示室の入り口付近には、画家・鈴木其一の代表作「風神雷神図襖」の複製陶板が新たに飾られ、来場者を迎える。
吉田博 「渓流」 昭和3年(1928年) 東京富士美術館所蔵
吉田博 「渓流」 昭和3年(1928年) 東京富士美術館所蔵
江戸後期の画家・鈴木其一の代表作「風神雷神図襖」の複製陶板
江戸後期の画家・鈴木其一の代表作「風神雷神図襖」の複製陶板
【展示案内】
【展示案内】
▷会期=6月21日(日)まで。月曜休館(5月4日〈月・祝〉、5日〈火・祝〉、6日〈水・休〉は開館。7日〈木〉は休館)。会期中、一部展示替えあり。
▷開館時間=午前10時~午後5時(入館は同4時30分まで)。
▷入場料=一般1500円(1200円)、大学・高校生900円(800円)、中・小学生500円(400円)。未就学児は無料。土曜は中・小学生無料。カッコ内は20人以上の団体、65歳以上の方、東京富士美術館のLINE公式アカウント登録者等の各種割引料金。
▷会期=6月21日(日)まで。月曜休館(5月4日〈月・祝〉、5日〈火・祝〉、6日〈水・休〉は開館。7日〈木〉は休館)。会期中、一部展示替えあり。
▷開館時間=午前10時~午後5時(入館は同4時30分まで)。
▷入場料=一般1500円(1200円)、大学・高校生900円(800円)、中・小学生500円(400円)。未就学児は無料。土曜は中・小学生無料。カッコ内は20人以上の団体、65歳以上の方、東京富士美術館のLINE公式アカウント登録者等の各種割引料金。
展覧会の詳細はこちら
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