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二十一世紀を、断じて「平和の世紀」とするために 〈耳で読む 青春対話〉52 2026年8月15日

 「音声読み上げ」を押すと音声プレーヤーが起動します。いつでもどこでも“耳で読む”ことができます。

―― 青春対話 ――

 「科学の世紀」である二十世紀ほど、人々が「死」を見つめることを避けて、「生」の欲望に走った時代もない。
 「死を忘れた世紀」が、その結果、二回の世界大戦や核兵器競争など「メガ・デス(大量死)の世紀」になったことは偶然ではないと私は思う。
 “死後は無であり、人間は物質の固まりにすぎない”という生死観からは、「生命の尊厳」の根拠は生まれてこないからです。
 だからこそ、諸君は二十一世紀を、断じて「平和の世紀」とするために、「生命の尊厳」の哲学を学び、広げていってほしいのです。
 正しき生死観を学び、実践し、一日一日を「かけがえのない宝」として大切にして生きてほしい。
 そして、この一生で、何百年分もの価値を創り、永遠に輝きわたるような「不滅の人生」を築き上げてほしいのです。

(青春対話2 第3章 P229~230)


 【『青春対話』の朗読音声がすべて聴ける特設ページはこちらから】

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 ひろい・よしのり 1961年、岡山県生まれ。東京大学大学院修士課程修了。大学院修了後、厚生省(現・厚生労働省)勤務、千葉大学教授、京都大学教授などを経て現職。専門は公共政策、科学哲学。「定常型社会」をいち早く提唱。主な著作に『人口減少社会のデザイン』(東洋経済新報社)、『定常型社会』『日本の未来像』(ともに、岩波新書)などがある

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