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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 11月9日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2024年11月9日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が11月9日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

11月9日放送 〈File.163 岩手県釜石市鵜住居町/紺野堅太さん〉
次の震災に備えて「語り部」活動

 震災の発生時、紺野さんは中学1年生(13歳)。釜石東中学校の校舎にいた。学校では、三陸地方の言い伝えである「津波てんでんこ」(津波が来たら、てんでんばらばらに高台に逃げろ)という教えが徹底されており、すぐに高台へと向かった。

 率先して避難した中学校の生徒と、隣接する小学校の児童の多くは無事だったが、釜石の町は津波に飲み込まれた。そして、兄の親友で、紺野さんが実の兄のように慕っていた人までも。悲しみに暮れるとともに「このまま釜石で生きていけるのか不安だった」と当時を振り返る。

 現在、愛知県の製鉄所で働きながら、「語り部」活動に取り組んでいる。学生時代に、学校を代表して「語り部」となり、「この活動を続けて、地域に貢献したい。災害支援を受けた恩返しを」と感じたことが、きっかけだったという。今後起こるとされる「南海トラフ地震」の被害者を一人でもなくすため、被害が大きいと予想される愛知県を就職先に選んだ。

 防災士の資格も取得。地域のハザードマップを活用しながら、「自然災害を自分事としてとらえてほしい」と語る。自らは地震に対する心構えがあったおかげで助かったが、大切な人を亡くしたことから、「自分と同じ思いをしてほしくない」と、日々、「災害への備え」の重要性を伝えている。

 そんな紺野さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

動画

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