• ルビ
  • シェア
  • メール
  • CLOSE

〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 7月12日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2025年7月12日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が7月12日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

7月12日放送 〈File.198 岩手県大槌町/臺隆裕さん〉
町の復興願うトランペット奏者

 震災の発生時、臺隆裕さんは高校1年生(17歳)。学校で、「町がなくなった」という級友の泣く声を聞き、見に行くと、見慣れた町が一変していた。煙と炎が立ち上り、黒い水が町を覆い尽くしていた。自宅も津波で流され、先行きの見えない不安と絶望に襲われたという。

 その後、学校は避難所として開放され、他の生徒とともに、簡易ベッドの設置や被災者名簿の作成を行った。「大変な状況だったが、最善の行動がとれた。自分たちにできることを果たすことで、少しだけ気持ちが救われた」と当時を振り返る。

 現在、プロのトランペット奏者として活躍している。「音楽では空腹すら満たされない」――震災の発生直後、音楽を続けることに希望が見えず、トランペットを置くことも考えた。しかし、自分の演奏に涙を流しながら拍手を送ってくれる人々の姿に心を動かされ、「亡くなった方々の思いや失われた町の記憶を、演奏を通して伝えていこう」と決意した。

 さらに、大槌町の地域おこし協力隊として、町のイベント運営やPR活動にも携わっている。「町の復興の一環として、多くの人が訪れる『文化のまち』をつくっていきたい」と語る。そんな臺さんの、「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

動画

SDGs✕SEIKYO

SDGs✕SEIKYO

連載まとめ

連載まとめ

Seikyo Gift

Seikyo Gift

聖教ブックストア

聖教ブックストア

デジタル特集

DIGITAL FEATURE ARTICLES デジタル特集

YOUTH

劇画

劇画
  • HUMAN REVOLUTION 人間革命検索
  • CLIP クリップ
  • VOICE SERVICE 音声
  • HOW TO USE 聖教電子版の使い方
PAGE TOP