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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 7月19日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 7月19日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
2025年7月14日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が7月19日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が7月19日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
7月19日放送 〈File.199 福島県南相馬市/渡邊春香さん〉
7月19日放送 〈File.199 福島県南相馬市/渡邊春香さん〉
農業で人が楽しめる場所をつくる
農業で人が楽しめる場所をつくる
震災の発生時、渡邊春香さんは大学4年生。仙台市内の大学に通っていた。すぐに実家に電話すると、幸い無事は確認できたものの、その後は連絡がつかなくなった。翌日、帰郷して避難所を何カ所も捜し歩き、ようやく家族との再会を果たしたという。
地元・南相馬市の井田川地区は、津波の被害に加え、福島第一原発の事故の影響も受けた。「もう戻ることはできないだろう」と当時は半ば諦めていたと振り返る。
現在、家族とともに農業と観光農園を営んでいる。実家は代々、この地で農業を続けてきたが、原発事故の後に避難指示区域に指定され、故郷を離れることとなった。さらに、津波の影響で災害危険区域にもなり、家の再建も叶わなくなってしまった。
それでも、「農業で人が楽しめる場所をつくりたい」という子どもの頃からの夢を抱き続けていた。避難指示が解除され、父の「この地域だからこそ、これまでとは違う新しい農業ができる」という言葉に背中を押され、地元に戻る決意を固めた。
「農業と観光を通して、地元に貢献したい」と、復興への思いを胸に今も歩み続けている。そんな渡邊さんの「今」と「10年後の目標」とは?
震災の発生時、渡邊春香さんは大学4年生。仙台市内の大学に通っていた。すぐに実家に電話すると、幸い無事は確認できたものの、その後は連絡がつかなくなった。翌日、帰郷して避難所を何カ所も捜し歩き、ようやく家族との再会を果たしたという。
地元・南相馬市の井田川地区は、津波の被害に加え、福島第一原発の事故の影響も受けた。「もう戻ることはできないだろう」と当時は半ば諦めていたと振り返る。
現在、家族とともに農業と観光農園を営んでいる。実家は代々、この地で農業を続けてきたが、原発事故の後に避難指示区域に指定され、故郷を離れることとなった。さらに、津波の影響で災害危険区域にもなり、家の再建も叶わなくなってしまった。
それでも、「農業で人が楽しめる場所をつくりたい」という子どもの頃からの夢を抱き続けていた。避難指示が解除され、父の「この地域だからこそ、これまでとは違う新しい農業ができる」という言葉に背中を押され、地元に戻る決意を固めた。
「農業と観光を通して、地元に貢献したい」と、復興への思いを胸に今も歩み続けている。そんな渡邊さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。
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