〈防災――身を守る行動〉 停電対策の考え方
〈防災――身を守る行動〉 停電対策の考え方
2026年5月3日
ソナエルワークス代表
高荷智也さん
ソナエルワークス代表
高荷智也さん
停電は地震や台風などの災害時だけでなく、事故などでも起こり得ます。「命を守るため」「生活を維持するため」に事前の対策を欠かすことはできません。ソナエルワークス代表の高荷智也さんに聞きました。
停電は地震や台風などの災害時だけでなく、事故などでも起こり得ます。「命を守るため」「生活を維持するため」に事前の対策を欠かすことはできません。ソナエルワークス代表の高荷智也さんに聞きました。
最低限の準備
最低限の準備
今の時代、電気を「ためる」「作る」手段が増えています。まず手軽に始められるのが、乾電池とモバイルバッテリーの備蓄です。乾電池の目安は「1人1日8本」です。
おおよそ、1人分の1日のスマホ充電、ラジオやライトの使用がまかなえます。最低3日分、できれば7日分を目安に備蓄しましょう。10年保存できる電池を箱買いしておくのがおすすめです。
備蓄する電池のサイズは、できる限り単3電池に統一するのがポイント。ライトもラジオもスマホ充電器も、すべて単3対応の機器にそろえるといいでしょう。
さらに電池サイズの変換アダプター「スペーサー」は有用です。100円ショップでも手に入ります。電池は大きさが違っても電圧は同じなので、スペーサーを使えば単3電池1種類でさまざまな機器に対応できます。モバイルバッテリーの容量は1万ミリアンペア時が目安で、「スマホ2回分のフル充電」「スマホ1回分のフル充電+小型扇風機4時間の使用」程度の容量です。信頼性の高いメーカーのものを選びましょう。
乾電池とモバイルバッテリーで使用できるものは、照明(ランタン、ヘッドライト)、スマホの充電、ラジオ、小型扇風機などの小型家電が中心です。持ち運びも可能なため、避難所や車中泊でも活躍します。
今の時代、電気を「ためる」「作る」手段が増えています。まず手軽に始められるのが、乾電池とモバイルバッテリーの備蓄です。乾電池の目安は「1人1日8本」です。
おおよそ、1人分の1日のスマホ充電、ラジオやライトの使用がまかなえます。最低3日分、できれば7日分を目安に備蓄しましょう。10年保存できる電池を箱買いしておくのがおすすめです。
備蓄する電池のサイズは、できる限り単3電池に統一するのがポイント。ライトもラジオもスマホ充電器も、すべて単3対応の機器にそろえるといいでしょう。
さらに電池サイズの変換アダプター「スペーサー」は有用です。100円ショップでも手に入ります。電池は大きさが違っても電圧は同じなので、スペーサーを使えば単3電池1種類でさまざまな機器に対応できます。モバイルバッテリーの容量は1万ミリアンペア時が目安で、「スマホ2回分のフル充電」「スマホ1回分のフル充電+小型扇風機4時間の使用」程度の容量です。信頼性の高いメーカーのものを選びましょう。
乾電池とモバイルバッテリーで使用できるものは、照明(ランタン、ヘッドライト)、スマホの充電、ラジオ、小型扇風機などの小型家電が中心です。持ち運びも可能なため、避難所や車中泊でも活躍します。
次の段階はポータブル電源
次の段階はポータブル電源
次の段階では、ポータブル電源の導入です。モバイルバッテリーとの最大の違いは家庭のコンセントが使えることです。売れ筋の容量1000ワット時のモデル(10万円~)は、スマホ充電やランタン、USB扇風機などの小型家電なら、家族4人が3日間使っても余裕があります。
ただし、エアコンや電子レンジなど消費電力の大きい家電を使うと、1~2時間で残量が尽きてしまうために注意が必要です。持ち運ぶには重く、在宅避難に適しています。
次の段階では、ポータブル電源の導入です。モバイルバッテリーとの最大の違いは家庭のコンセントが使えることです。売れ筋の容量1000ワット時のモデル(10万円~)は、スマホ充電やランタン、USB扇風機などの小型家電なら、家族4人が3日間使っても余裕があります。
ただし、エアコンや電子レンジなど消費電力の大きい家電を使うと、1~2時間で残量が尽きてしまうために注意が必要です。持ち運ぶには重く、在宅避難に適しています。
本格的には家庭用蓄電池
本格的には家庭用蓄電池
冷蔵庫やエアコンを含めた「ほぼ日常と同じ生活」を維持したいなら、家庭用蓄電池が選択肢に入ります。
費用は数百万円規模になりますが、4人家族で、冷蔵庫24時間・照明8時間・テレビ3時間・スマホ4台の充電・扇風機4台の稼働などを数日間まかなえます。
ただし、すべての家電をフル稼働させれば1日も持たないため、「同じ部屋に集まって節電しながら生活する」運用が現実的です。
屋根に太陽光パネルを設置すれば、晴れている限り、ほぼ無制限に電力を確保できます。
冷蔵庫やエアコンを含めた「ほぼ日常と同じ生活」を維持したいなら、家庭用蓄電池が選択肢に入ります。
費用は数百万円規模になりますが、4人家族で、冷蔵庫24時間・照明8時間・テレビ3時間・スマホ4台の充電・扇風機4台の稼働などを数日間まかなえます。
ただし、すべての家電をフル稼働させれば1日も持たないため、「同じ部屋に集まって節電しながら生活する」運用が現実的です。
屋根に太陽光パネルを設置すれば、晴れている限り、ほぼ無制限に電力を確保できます。
おすすめはソーラーパネル
おすすめはソーラーパネル
おすすめが、太陽が出ていれば、電気を作れる「ソーラーパネル」の活用です。
小型(A4数枚分・20ワット程度)でも、晴天で条件がよければ3時間でモバイルバッテリー(1万ミリアンペア時)をフル充電できます。モバイルバッテリーと組み合わせれば、停電の長期化にも対応できます。ポータブル電源と大型のソーラーパネル(両手を広げたサイズ・100ワット程度)を組み合わせれば、さらに高いレベルで生活が維持できるでしょう。
ソーラーパネルは、長年使用できるので、一つ買って家に置いておくだけでも大きな安心感につながります。「1日以上の停電に備えるなら、ポータブル電源よりむしろソーラーパネルが先」という考え方もあるほど、今や防災の必需品になりつつあります。
おすすめが、太陽が出ていれば、電気を作れる「ソーラーパネル」の活用です。
小型(A4数枚分・20ワット程度)でも、晴天で条件がよければ3時間でモバイルバッテリー(1万ミリアンペア時)をフル充電できます。モバイルバッテリーと組み合わせれば、停電の長期化にも対応できます。ポータブル電源と大型のソーラーパネル(両手を広げたサイズ・100ワット程度)を組み合わせれば、さらに高いレベルで生活が維持できるでしょう。
ソーラーパネルは、長年使用できるので、一つ買って家に置いておくだけでも大きな安心感につながります。「1日以上の停電に備えるなら、ポータブル電源よりむしろソーラーパネルが先」という考え方もあるほど、今や防災の必需品になりつつあります。
※画像はソナエルワークス提供(一部編集)
※画像はソナエルワークス提供(一部編集)
ソナエルワークス代表
高荷智也さん
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ご感想や取り上げてほしいテーマは、こちらからお寄せください。
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