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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 9月21日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送 2024年9月21日

  • 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来

 BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が9月21日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。

 同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。

 あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。

9月21日放送 〈File.156 宮城県石巻市大川/佐藤そのみさん〉
14歳の目線で震災や故郷を描く

 震災の発生時、佐藤そのみさんは中学2年生(14歳)。自宅にいた。その日、小学生の妹が夜になっても帰宅せず、「先生と一緒に学校で過ごしているのだろうと思っていた」と当時を振り返る。

 しかし、2日たっても戻らなかったため、母とともに小学校に向かった。途中、津波の爪痕に行く手を阻まれた。大勢の人々が遠巻きに学校を見つめていた。しばらくすると、知人がやってきて、こう告げた。「妹さん、あがったよ」と。

 すぐには理解できなかった。妹は自分たちの迎えを先生や友人たちと待っているはずだった。二人は「ただ、泣き崩れるしかできなかった」という。震災によって、大好きな町も妹も失い、「これまで生きてきた全てをなくした気がして、現実を受け入れられなかった」と語る。

 現在、「春をかさねて」「あなたの瞳に話せたら」という映画を制作し、映像作家として活動している。震災の起きた時、14歳の自身が感じたこと、経験したことを詰め込んだ作品。子どもの目線で震災や故郷を描くことで、当時、子どもたちが何を考え、何を感じていたのかを大人に想像してもらいたいという。

 最近では、作品を大人だけでなく、子どもたちが見る機会も増えた。「震災を知らない子どもたちにも見てもらい、知るきっかけにしてほしい」と話す。そんな佐藤さんの「今」と「10年後の目標」とは?

 BS-TBSの番組紹介ページ

 これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。

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