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努力重ね“金字塔”を 創立者の指針を胸に挑戦し抜いた青春譜 2026年3月17日

“パイオニア”として一人一人が主体的に新たな挑戦を起こした関西中51期生(関西創価学園・池田講堂で)
創価学園の卒業式から

 鍛えの冬を越えた桜のつぼみが色づき、開花の時を今か今かと待っている。桜も見つめる学園生の顔には、青春を悔いなく駆けた笑顔が咲く。
 晴れの門出を迎えた卒業生たちは、3年前の入学式で贈られた創立者・池田大作先生のメッセージを繰り返し心に刻んできた。その中で先生は、4500年もの歳月を超えてなお堂々とそびえ立つピラミッドに触れ、“負けじ魂の努力を貫き通してこそ、大偉業が成し遂げられる”と言及。
 「一つ また 一つと 努力の 石重ね 金字の塔を 君よ築けや」と和歌を贈った。
 東京・創価高校の本橋杏生さんは箏曲部の部長を務め、全国大会に挑んだ。本番3カ月前、演奏予定だった曲を急きょ変更せざるを得なくなったが、逆境を団結の糧に変えた。仲間との対話や練習を何度も重ねる中で、一人一人の思いが一つに。次第に息の合った旋律が響くようになった。迎えた本番、前回を上回る「文化庁長官賞」(2位相当)に輝いた。
 関西創価高校の神前拓望さんは、1年生の「英知の日」に届いた池田先生のメッセージに心を動かされ、世界の悲惨をなくす農学者の道を志す。片時も無駄にするまいと、片道2時間半の通学中も電車に揺られながら参考書と格闘した。3年生の6月には、より難易度の高い大学への受験を決意。一日一日、弛まぬ努力を積み重ね、見事第一志望である国立大学の農学部への進学を決めた。
 東西の学園の部活動では、創価雄弁会、ディベート部、英語ディベート部、ダンス部、吹奏楽部、陸上部などが全国大会で躍動。勉学では、学園独自の探究学習や海外フィールドワークなどを通して、世界市民の知識と心を培った。
 東西の各校の式典では、学園生活で磨いた負けじ魂を胸に、使命の舞台へ飛翔しゆく誓いが光った。

東京

 創価高校(東京・小平市)の卒業式では、谷校長が、胸中の創立者と共に、学園の新たな歴史を開いた卒業生をたたえた。鈴木菜々美さん、森脇勇二さん、河野伸弘さんが創立者賞を受賞した。
 創価中学校(同)では、高柳校長が、民衆を幸福に導く勉学の道を貫こうと強調。
 東京創価小学校(小平市、国分寺市)では、塩田校長が、皆が人類の未来を担うリーダーにと述べた。
 東京の各式典で小島学園理事長が祝辞を述べ、創立者の心を忘れず感謝を胸に前進しようと呼びかけた。

関西

 関西創価高校(大阪・交野市)では、大月校長が若き無限の熱と力で平和の連帯を築こうと訴え、山内評議員が平和の出発点である親孝行を大切に、さらなる飛翔をと語った。小嶋和代さん、上原智子さん、山本薫さんに創立者賞が贈られた。
 関西創価中学校(同)では、古賀校長が感謝と志を忘れず、世界へ未来へ羽ばたこうと期待を寄せた。
 関西創価小学校(大阪・枚方市)では、本房校長が、希望の花を咲かせる「平和の大樹」として、世界を結ぶ大人材に成長していこうと呼びかけた。関西小、中学校の式典で中西関西学園長が祝辞を述べた。
 また、卒業生の代表に魯迅青少年文学賞、牧口賞、セトゥ・バスカラ学園賞、ガンジー平和賞、創価池田女子大学賞、マカオ大学最優秀賞が授与された。

卒業生の声
東京高
小牧莉央さん

 硬式野球部で副キャプテンを務めました。俊足を生かしたプレーが強みです。学園生活では、“皆に応援してもらえる野球部”を目指し、昼休みに部員たちと校内の清掃に取り組むなど、模範の振る舞いを心がけました。
 私は中学3年生の夏から絞扼性腸閉塞に悩まされてきました。高校でも強い腹痛に襲われ、入退院を繰り返した時期もありました。しかし、家族の支えや「早く戻ってこい」との仲間の言葉に勇気をもらい、努力を重ねて再びグラウンドに立つことができました。 
 3年間、多くの人に支えられ、自分だけでなく誰かのために頑張ることの大切さを学びました。感謝を胸に、野球で人を笑顔にできる選手を目指して努力を続けていきます。

佐藤彩寧さん

 高校1年生の11月18日、創立者・池田先生の訃報に接し、深い悲しみに包まれました。しかし、これまで学園に寄せられた創立者のメッセージを何度も読み返し、学園生の誇りに燃えて友だちと切磋琢磨する中で、“私たちの心の中にはいつも創立者がいる”との確信が湧いてきました。
 心の中の創立者と歩む思いで、書道部の活動や実行委員長として7・17「栄光の日」記念行事の運営にも全力で挑み抜きました。
 さらに、「世界中に友人をつくり、平和の種を蒔いていく」「教育の分野で貢献する」との夢を胸に、アメリカ創価大学を目指して猛勉強し、合格を果たすことができました。
 これからも平和と人類の幸福のために、力を磨いていきます!

関西高
萱原悠美さん

 「一人ももれなく『これをやり切った』と誇れる学園生活を」――高校入学時に贈られた創立者の指針を大事にしてきました。関西創価中学から6年間、片道2時間半の通学と、全ての学年で学級委員をやり抜いたことが誇りです。
 クラスの団結を築くために力を入れてきたのは「対話」です。“何のために学ぶのか”を皆で何度も真剣に語り合う中で、自分の考え方が深まり、決意を新たにできました。
 また、人それぞれ悩みや葛藤を抱えていることを知り、絆が強くなりました。何でも話せる友情は、かけがえのない一生の財産です。
 学園で培った対話の経験を生かし、将来は、人知れない苦しみを抱える人に寄り添い、力になれる人を目指します。

田村幸太さん

 陸上部の最高の仲間と共に走り抜けた3年間は、最高の宝です。2年生の時には全国高校駅伝にも出場できました。一方、“結果を出さなくては”という強いプレッシャーに押しつぶされそうになる日もありました。それでも、自分のことのように試合結果を喜んでくれる同級生や、悩んだ時に寄り添ってくれる監督や職員の方々、そして過酷な練習を乗り越えてきたチームメートなど、温かな絆が支えになりました。
 「感謝を忘れない」「約束を守る」等の人間性こそ、学園で磨くことのできた最高の強みだと感じます。
 卒業後は創価大学駅伝部へ進みます。三大駅伝で活躍し、支えてくれた方々に恩返しができるよう、全力で挑戦を続けます!

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