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〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 12月28日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
〈聖教新聞社提供の番組〉 BS-TBS「あれから10年 これから10年」 12月28日(土)午後8時54分から 毎週土曜放送
2024年12月28日
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
- 東日本大震災を経験した若者たちが語る今と未来
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が12月28日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
BS-TBSが制作するテレビ番組「あれから10年 これから10年」が12月28日(土)、BS-TBSで放送されます(聖教新聞社提供)。
同番組では、2011年の東日本大震災の被災者の方々、特に当時10代だった若者を中心に取材し、被災から「10年を経ての今」と「これからの10年」をお伝えします。
あの震災の意味を見つめ、街と人、そして自らの未来を考える。被災した若者たちが頑張る姿は、コロナ禍を生きる全ての世代に勇気と希望を与えてくれます。
12月28日放送 〈File.170 福島県富岡町/小林奨さん〉
12月28日放送 〈File.170 福島県富岡町/小林奨さん〉
皆が町に戻る契機にと服飾店開く
皆が町に戻る契機にと服飾店開く
震災の発生時、小林奨さんは中学3年生(15歳)。卒業式が終わり、自宅にいた。これまでにない大きな揺れに「ただ事ではないと思った」。通信手段が途絶え、被害状況が分からない中、両親に先導され、すぐに避難した。
「数日で家へ戻れるだろう」と考えていたが、制服のまま、避難所でしばらく過ごさなければならなかった。「まさか何年も帰れなくなるとは思ってもいなかった」と当時を振り返る。
現在、地元の富岡町でデニムショップを経営している。主に、廃棄寸前のデニムを修繕、新たな商品に生まれ変わらせる「リメイクデニム」を取り扱っている。富岡町は原発事故の影響で帰還困難区域に指定され、一時は町を離れることを余儀なくされた。しかし、「離れることで、より地元が好きになった」と語る。
元々興味のあったファッションの知識を生かし、富岡町の夜ノ森駅前にデニムショップをオープン。避難先での生活が長かったため、「大好きな故郷に戻れたことが何よりうれしい」。現在も町は人も店舗も少ない状況が続いているが、少しずつ店舗に足を運ぶお客さんも増えてきているという。
「ファッションを通して皆が帰ってくるきっかけになれば」との思いで、日々、デニムを通して富岡町の魅力を発信している。そんな小林さんの「今」と「10年後の目標」とは?
震災の発生時、小林奨さんは中学3年生(15歳)。卒業式が終わり、自宅にいた。これまでにない大きな揺れに「ただ事ではないと思った」。通信手段が途絶え、被害状況が分からない中、両親に先導され、すぐに避難した。
「数日で家へ戻れるだろう」と考えていたが、制服のまま、避難所でしばらく過ごさなければならなかった。「まさか何年も帰れなくなるとは思ってもいなかった」と当時を振り返る。
現在、地元の富岡町でデニムショップを経営している。主に、廃棄寸前のデニムを修繕、新たな商品に生まれ変わらせる「リメイクデニム」を取り扱っている。富岡町は原発事故の影響で帰還困難区域に指定され、一時は町を離れることを余儀なくされた。しかし、「離れることで、より地元が好きになった」と語る。
元々興味のあったファッションの知識を生かし、富岡町の夜ノ森駅前にデニムショップをオープン。避難先での生活が長かったため、「大好きな故郷に戻れたことが何よりうれしい」。現在も町は人も店舗も少ない状況が続いているが、少しずつ店舗に足を運ぶお客さんも増えてきているという。
「ファッションを通して皆が帰ってくるきっかけになれば」との思いで、日々、デニムを通して富岡町の魅力を発信している。そんな小林さんの「今」と「10年後の目標」とは?
BS-TBSの番組紹介ページ
これまでの放送分は同紹介ページでYouTube動画として配信中。
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