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「手塚治虫展」が開幕 2025年7月13日

東京富士美術館で9月15日まで
原稿や映像など約200点を展示
東京富士美術館で開幕した手塚治虫展。来場者から「慣れ親しんだ作品の直筆原稿などが展示されていて、懐かしく、楽しいひとときを過ごせました」との声が寄せられた

 東京富士美術館(八王子市)の特別展「手塚治虫展」が12日、同美術館で開幕した(9月15日まで)。
 戦後の日本マンガやアニメ文化の礎を築いた手塚氏。本展では「鉄腕アトム」「ジャングル大帝」「リボンの騎士」「火の鳥」「ブッダ」「ブラック・ジャック」といった代表作品の原稿や映像など、約200点を展示している。
 作品だけでなく、手塚氏が実際に使っていたペンをはじめ、制作に欠かせなかった道具など、愛用の品々も並ぶ。
 創作の裏側や登場人物を生み出す時にどんな思いを込めたのか。どんな夢や願いを持っていたのか。また、どのようにして物語を考え、絵を描き、アニメをつくるために挑戦を重ねてきたのか――さまざまな面から手塚氏の世界を知ることができる。
 会場には所々に手塚作品のキャラクターが隠れていたり、円筒を回転させてすき間からのぞくと絵が連続して動いているように見えるゾートロープ(回転のぞき絵)と呼ばれる機械で遊んだりできる場所もある。
 漫画家・手塚治虫の息づかいを肌で感じることができ、大人から子どもまで楽しめる展示となっている。
 魅力的なキャラクターによって繰り広げられる“手塚ワールド”。夏休みの思い出づくりに、友人や家族と一緒に足を運んでみてはどうだろうか。

関連イベントも充実

 「手塚治虫展」開催中、充実の関連イベントも行われる。
 
 〈特別講演会〉
 手塚治虫作品のアニメ制作に携わった清水義裕氏(手塚プロダクション顧問)が、手塚マンガとアニメの魅力を語ります。
 【日時】8月3日(日)午後2時(約1時間)、定員150人(先着順)
 ◇ 
 〈コンサート〉
 「夏休み特別企画コンサート 音楽で巡る~手塚治虫の世界」と題し、名作の世界観を音楽で表現します。出演者は石川寛子氏(バイオリン)、東涼太氏(サックス)、はせがわふさこ氏(ピアノ・編曲)。
 【日時】8月10日(日)午後2時(約1時間)、定員150人(先着順)
 ◇ 
 〈特別上映会〉
 手塚治虫作品のアニメ上映会です。
 〈第1回〉「鉄腕アトム(1963年)」「鉄腕アトム(1980年)」「ASTRO BOY 鉄腕アトム」
 【日時】8月24日(日)午前10時30分、午後2時
 〈第2回〉「ジャングル大帝」「手塚治虫が消えた?! 20世紀最後の怪事件」
 【日時】8月31日(日)午前10時30分、午後2時
 〈第3回〉「ブラック・ジャック Karte:00 オペの順番」「ブラック・ジャック Karte:44 ピノコ誕生」
 【日時】9月7日(日)午前10時30分、午後2時
 〈第4回〉「火の鳥 未来編 その一」「火の鳥 未来編 その二」
 【日時】9月14日(日)午前10時30分、午後2時
 各回定員150人(先着順)
 ※詳細は東京富士美術館のホームページを参照。

案内

 ▽会期=7月12日(土)~9月15日(月・祝)。月曜休館(祝日は開館し、翌火曜休館)。
 ▽開館時間=午前10時~午後5時(入館は同4時30分まで)。
 ▽入場料=一般1500円(1200円)、大学・高校生900円(800円)、中・小学生500円(400円)。未就学児は無料。土曜は中・小学生無料。カッコ内は20人以上の団体、65歳以上の方、東京富士美術館のLINE公式アカウント登録者等の各種割引料金。

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