榎木監督が今大会のキーマンの一人に挙げた4区・織橋巧選手(3年)は「攻めの走りを意識した」と振り返る。「もっと前との差を詰めたかった」と悔しさをにじませながらも、区間4位の好走で順位を一つ引き上げた。
5区・衣川選手はレース後、「初めての三大駅伝を楽しめました」と笑顔を見せた。夏まではけがに苦しんだが、短期間で調子を上げ、1年生でただ一人の出走。積極的な走りで前との差を縮めた。
衣川選手と同様に“三大駅伝デビュー”となった6区・榎木選手は大舞台に「平常心で臨めた」と語る。競り合いながら力走し、ラストで引き離されたものの、必死の表情で7区の野沢悠真選手(4年)につないだ。
実力者が集まる7区を任された野沢選手は、“チームのエースに”との覚悟をもってレースへ。長い単独走が続いたが意地を見せ、7位で中継所に入った。
最長区間の8区に登場したのは、榎木監督が“長距離の適性がある”と評価する山口翔輝選手(2年)。昨年、同区間で好走した野沢選手に近いタイムで走り抜き、4大会連続のシード権獲得となる7位でゴールした。
2大会ぶり17度目となる優勝を果たしたのは、駒澤大学だった。
創大は、全日本でのチーム最高記録を更新する5時間11分56秒をマーク。4大会連続のシード権は創大を含めて4校のみである。“三大駅伝デビュー”を果たした2人以外にも、最近の記録会などで多くの選手が自己ベストを出すなど、レギュラー争いが激しさを増している。
榎木監督は「前半はある程度、想定通りに進められましたが、離されてから流れを引き戻せませんでした。ラストの“絞り出し”など、課題がはっきり見えたレース。その中で、新戦力が伸びてきたことは収穫です」と語った。
出雲、全日本を経て、課題も成長も明確になった創大駅伝部。さらなる“負けじ魂”を燃やし、集大成の箱根駅伝へ挑む。
榎木監督が今大会のキーマンの一人に挙げた4区・織橋巧選手(3年)は「攻めの走りを意識した」と振り返る。「もっと前との差を詰めたかった」と悔しさをにじませながらも、区間4位の好走で順位を一つ引き上げた。
5区・衣川選手はレース後、「初めての三大駅伝を楽しめました」と笑顔を見せた。夏まではけがに苦しんだが、短期間で調子を上げ、1年生でただ一人の出走。積極的な走りで前との差を縮めた。
衣川選手と同様に“三大駅伝デビュー”となった6区・榎木選手は大舞台に「平常心で臨めた」と語る。競り合いながら力走し、ラストで引き離されたものの、必死の表情で7区の野沢悠真選手(4年)につないだ。
実力者が集まる7区を任された野沢選手は、“チームのエースに”との覚悟をもってレースへ。長い単独走が続いたが意地を見せ、7位で中継所に入った。
最長区間の8区に登場したのは、榎木監督が“長距離の適性がある”と評価する山口翔輝選手(2年)。昨年、同区間で好走した野沢選手に近いタイムで走り抜き、4大会連続のシード権獲得となる7位でゴールした。
2大会ぶり17度目となる優勝を果たしたのは、駒澤大学だった。
創大は、全日本でのチーム最高記録を更新する5時間11分56秒をマーク。4大会連続のシード権は創大を含めて4校のみである。“三大駅伝デビュー”を果たした2人以外にも、最近の記録会などで多くの選手が自己ベストを出すなど、レギュラー争いが激しさを増している。
榎木監督は「前半はある程度、想定通りに進められましたが、離されてから流れを引き戻せませんでした。ラストの“絞り出し”など、課題がはっきり見えたレース。その中で、新戦力が伸びてきたことは収穫です」と語った。
出雲、全日本を経て、課題も成長も明確になった創大駅伝部。さらなる“負けじ魂”を燃やし、集大成の箱根駅伝へ挑む。
【1区】9.5キロ石丸惇那選手(4年) 区間8位 27分25秒
【1区】9.5キロ石丸惇那選手(4年) 区間8位 27分25秒
序盤はスローペースで、中盤以降はペースが上がりました。粘りましたが、ラストスパートで離されてしまい、悔しかったです。ただ、最低限の役割は果たせました。
最後は笑顔で終われるよう、箱根駅伝に向けて万全の準備をします。
序盤はスローペースで、中盤以降はペースが上がりました。粘りましたが、ラストスパートで離されてしまい、悔しかったです。ただ、最低限の役割は果たせました。
最後は笑顔で終われるよう、箱根駅伝に向けて万全の準備をします。
【2区】11.1キロ小池莉希選手(3年) 区間5位 31分22秒
【2区】11.1キロ小池莉希選手(3年) 区間5位 31分22秒
集団から抜け出すために5キロ付近で仕掛けました。しかし相手も粘り強く、最後まで引き離せませんでした。ラストスパートの切り替えが苦手で、今回もその課題が残りました。
どんな状況でも“数秒を削り出す走り”をして、エースになります。
集団から抜け出すために5キロ付近で仕掛けました。しかし相手も粘り強く、最後まで引き離せませんでした。ラストスパートの切り替えが苦手で、今回もその課題が残りました。
どんな状況でも“数秒を削り出す走り”をして、エースになります。
【3区】11.9キロスティーブン・ムチーニ選手(3年) 区間5位 33分44秒
【3区】11.9キロスティーブン・ムチーニ選手(3年) 区間5位 33分44秒
今日は、とても走りやすいコンディションでした。沿道の応援にも支えられました。自分のペースを維持することを意識しましたが、他校の選手と競り合う中で離されたことが悔しいです。
箱根の区間賞を目指し、さらに練習を重ねます。
今日は、とても走りやすいコンディションでした。沿道の応援にも支えられました。自分のペースを維持することを意識しましたが、他校の選手と競り合う中で離されたことが悔しいです。
箱根の区間賞を目指し、さらに練習を重ねます。
【4区】11.8キロ織橋巧選手(3年) 区間4位 34分11秒
【4区】11.8キロ織橋巧選手(3年) 区間4位 34分11秒
目標タイムをクリアしての区間4位で、自分としては70点くらいの出来。榎木監督や仲間たちの期待に応えられて良かったです。最後の2、3キロが耐えられなかった部分は反省点です。
チームがさらに上を目指すために、自分の走りで活気づけていきます。
目標タイムをクリアしての区間4位で、自分としては70点くらいの出来。榎木監督や仲間たちの期待に応えられて良かったです。最後の2、3キロが耐えられなかった部分は反省点です。
チームがさらに上を目指すために、自分の走りで活気づけていきます。
【5区】12.4キロ衣川勇太選手(1年) 区間6位 36分42秒
【5区】12.4キロ衣川勇太選手(1年) 区間6位 36分42秒
初めての大学三大駅伝だったので緊張しましたが、楽しみながらチームに貢献することを目標にして挑みました。仲間からのエールを支えに走り切ることができました。
まずは箱根駅伝でメンバー入りし、区間賞を取れる実力も付けます。
初めての大学三大駅伝だったので緊張しましたが、楽しみながらチームに貢献することを目標にして挑みました。仲間からのエールを支えに走り切ることができました。
まずは箱根駅伝でメンバー入りし、区間賞を取れる実力も付けます。
【6区】12.8キロ榎木凜太朗選手(2年) 区間10位 38分36秒
【6区】12.8キロ榎木凜太朗選手(2年) 区間10位 38分36秒
初めての大舞台は、平常心で走れました。でも、他校の選手たちから引き離された後に力を発揮できず、未熟さを感じました。
大学三大駅伝の厚い壁を思い知らされたレース。日頃から常に勝負する意識をもち、もっと実力を磨きます。
初めての大舞台は、平常心で走れました。でも、他校の選手たちから引き離された後に力を発揮できず、未熟さを感じました。
大学三大駅伝の厚い壁を思い知らされたレース。日頃から常に勝負する意識をもち、もっと実力を磨きます。
【7区】17.6キロ野沢悠真選手(4年) 区間7位 52分3秒
【7区】17.6キロ野沢悠真選手(4年) 区間7位 52分3秒
とにかく前を追うことだけを考えて走り出しました。中盤で動きが鈍くなり、後続に追い付かれて離された後から、タイム差も開いてしまいました。
この結果を受け止めて、箱根では自分の走りができるよう、残り約2カ月間、鍛えていきます。
とにかく前を追うことだけを考えて走り出しました。中盤で動きが鈍くなり、後続に追い付かれて離された後から、タイム差も開いてしまいました。
この結果を受け止めて、箱根では自分の走りができるよう、残り約2カ月間、鍛えていきます。
【8区】19.7キロ山口翔輝選手(2年) 区間6位 57分53秒
【8区】19.7キロ山口翔輝選手(2年) 区間6位 57分53秒
自分の強みである単独走で力を出し切ることができました。一方で、他校のエースたちと互角に戦えるだけの走力が足りていないことも痛感しました。
シード権は獲得できましたが、チームをさらに押し上げられるような主力選手になっていきます。
自分の強みである単独走で力を出し切ることができました。一方で、他校のエースたちと互角に戦えるだけの走力が足りていないことも痛感しました。
シード権は獲得できましたが、チームをさらに押し上げられるような主力選手になっていきます。