〈環境〉 地理学者・牧口常三郎の「人生地理学」――その精読の試み 14 2025年4月6日
急斜面に石灰岩などの石積みで築かれた段々畑。石灰岩が風化した土壌に恵まれ、おいしいミカンができる。「各種の風景のごときも、畢竟(ひっきょう)、岩石との協合によりて生ずるもの」と牧口先生(愛媛県西予市で)
この第2編のタイトルは少々、分かりにくいかもしれません。「地人相関」とは、明治・大正期によく使われた言葉で、「人類と地球との相互の関係」ほどの意味。地理学の基…
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