〈シネマ〉　映画「トランスフォーマー／ONE」　吉岡里帆、木村昴、木村良平が声優で出演

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〈シネマ〉　映画「トランスフォーマー／ONE」　吉岡里帆、木村昴、木村良平が声優で出演 2024年9月19日

9月20日（金）から全国公開
9月20日（金）から全国公開

左から木村良平、吉岡里帆、木村昴

　世界的な人気を誇る映画「トランスフォーマー」シリーズ。その8作目となる「トランスフォーマー／ONE」が、最新鋭の映像技術による“新次元”のリアルCGムービーとして、9月20日（金）から全国公開される。過日、同作の日本語吹き替え版の声優を務めた吉岡里帆、木村昴、木村良平が、東京都内で開かれた会見に登場し、作品に込めた思いなどを語った。

©2024　PARAMOUNT　ANIMATION，
A　DIVISION　OF　PARAMOUNT　PICTURES.　HASBRO，
TRANSFORMERS　AND　ALL　RELATED　CHARACTERS　ARE
TRADEMARKS　OF　HASBRO.　©2024　HASBRO

　今作の舞台は、ロボット生命体・トランスフォーマーの故郷であるサイバトロン星。正義の最強ヒーローであるオプティマスプライムになる前の「オライオンパックス」と、破壊の限りを尽くす最悪の宿敵メガトロンになる前の「D―16」の、若き頃の友情を描く。
　
　今作がシリーズ初参加で、D―16の声を担当した木村昴は、「彼らの友情が何をきっかけに崩れていくのか、そこにはどんな思いがあるのかが、とても細かく丁寧に描かれています」と見どころを語った。

D-16（メガトロン）の吹き替えの声優を務めた木村昴

　作中では、D―16の感情の機微が巧みに表現され、単純な勧善懲悪に終わらない構成が、作品の奥深さを感じさせる。
　
　吉岡は、後に勇敢な女性戦士エリータとなる「エリータ―1」を演じた。オファーを受けた時の心境を、「吹き替えをさせていただくのは初めての経験でした。“特訓しなきゃ”という気持ちと、感謝が込み上げてきて、武者震いしました」と感激の面持ちで語った。

エリータ―1の声優を務めた吉岡

　本作でおなじみのバンブルビーになる前の「B―127」の声優を務めた木村良平は、「ファンの方はもちろん、トランスフォーマーを全く知らない人でも、4人の冒険物語として楽しんでいただける作品です」とコメントした。

B-127（バンブルビー）の声優を務めた木村良平

◆シリーズの原点が描かれた最新作

　会見中、主要キャラクター4体の2メートルを超えるスタチュー（像）が登場すると、キャストたちが大興奮する一幕も。
　
　シリーズ最新作にして、その“はじまり”が描かれた今作。感情豊かなキャラクターたちの掛け合いに笑い、オライオンパックスとD―16の友情、そして決別に涙する――。切なくも心を打つ物語に、多くの観客が魅了されるだろう。