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    後継のバトンを君に 池田先生の励ましの言葉から(未来ジャーナル 2025年11月号)
    後継のバトンを君に 池田先生の励ましの言葉から(未来ジャーナル 2025年11月号)
    
    
    
    2025年11月1日
  
  
  
  
  
  
    
    
      
        
          
            
              
              
              
           
          
          
            
              
                池田先生は、美しく色づいた紅葉を見上げ、シャッターを切りました(2022年12月、都内で)。“高き天空を仰いで、のびのびと大きく深呼吸しながら、自分らしく努力を積み重ね、すがすがしい「実りの秋」としていってください”――先生は、日々挑戦を重ねる未来部のみんなを心に思い浮かべながらエールを送りました
                
                
              
            
            
              
                池田先生は、美しく色づいた紅葉を見上げ、シャッターを切りました(2022年12月、都内で)。“高き天空を仰いで、のびのびと大きく深呼吸しながら、自分らしく努力を積み重ね、すがすがしい「実りの秋」としていってください”――先生は、日々挑戦を重ねる未来部のみんなを心に思い浮かべながらエールを送りました
                
                
              
            
          
         
       
     
  
  
  
     木々が少しずつ彩りを増し、秋の深まりを感じる季節になりました。11月18日は、創価学会の創立記念日。今年で95周年を迎えます。学会にとって大切な節目であるこの時に、私たち一人一人も新しい出発をしていきたいですね。今年もあと2カ月。皆さんが心豊かな日々を過ごせるように、3つの指針を紹介します。
     木々が少しずつ彩りを増し、秋の深まりを感じる季節になりました。11月18日は、創価学会の創立記念日。今年で95周年を迎えます。学会にとって大切な節目であるこの時に、私たち一人一人も新しい出発をしていきたいですね。今年もあと2カ月。皆さんが心豊かな日々を過ごせるように、3つの指針を紹介します。
  
  
  
  
  
    
      
        
      
      
        
        
          今から! ここから! 自分で自分をあきらめない
        
        
        
          今から! ここから! 自分で自分をあきらめない
        
      
    
  
  
  
     〈自分に自信をなくしたり、思うようにいかずにあきらめそうになったりすることってありますよね。でも、そんな時こそ、未来を大きく開くチャンスかもしれません。池田先生は、どんな状況であっても希望を見いだす姿勢を教えてくれました〉
   
 過去は過去、未来は未来です。つねに「さあ、きょうから!」「これから!」「今から!」「この瞬間から!」と未来を見つめて進むことです。これが日蓮大聖人の「本因妙」の仏法の真髄です。お題目の「心」なんです。
   
◆ ◇ ◆
   
 決して目先だけで絶望したり、あせってはならない。後悔することがあっても、悩みがあっても、失敗があっても、未来は長いのです。いちいち、くよくよしたり、いちいち、やけになるような、そんな安っぽい自分になってはいけない。
   
 歴史に名を残した人を見ても、青春はさまざまです。
   
 たとえばイギリスの政治家チャーチルは“万年落第生”。ガンジーは目立たない生徒でした。内気で、気が弱く、話し下手。アインシュタインは劣等生。ただし数学だけは、ずば抜けてよかった。X線の発見者レントゲンは工業学校を退学処分です。級友が起こした事件のぬれぎぬを着せられたのです。
   
 では、彼らの青春に共通することは何か。
   
 それは「自分で自分をあきらめなかった」ということでしょう。成績が悪かった人、いじめられた人、裏切られた人、失敗した人、病気や経済苦で悩んだ人のほうが、その分、人の心がわかる。人生の深さがわかる。
   
 だから「負けない」ことです。負けなければ、苦しんだ分だけ、将来、必ず大きな花が咲くのです。
――『青春対話1』(普及版)
     〈自分に自信をなくしたり、思うようにいかずにあきらめそうになったりすることってありますよね。でも、そんな時こそ、未来を大きく開くチャンスかもしれません。池田先生は、どんな状況であっても希望を見いだす姿勢を教えてくれました〉
   
 過去は過去、未来は未来です。つねに「さあ、きょうから!」「これから!」「今から!」「この瞬間から!」と未来を見つめて進むことです。これが日蓮大聖人の「本因妙」の仏法の真髄です。お題目の「心」なんです。
   
◆ ◇ ◆
   
 決して目先だけで絶望したり、あせってはならない。後悔することがあっても、悩みがあっても、失敗があっても、未来は長いのです。いちいち、くよくよしたり、いちいち、やけになるような、そんな安っぽい自分になってはいけない。
   
 歴史に名を残した人を見ても、青春はさまざまです。
   
 たとえばイギリスの政治家チャーチルは“万年落第生”。ガンジーは目立たない生徒でした。内気で、気が弱く、話し下手。アインシュタインは劣等生。ただし数学だけは、ずば抜けてよかった。X線の発見者レントゲンは工業学校を退学処分です。級友が起こした事件のぬれぎぬを着せられたのです。
   
 では、彼らの青春に共通することは何か。
   
 それは「自分で自分をあきらめなかった」ということでしょう。成績が悪かった人、いじめられた人、裏切られた人、失敗した人、病気や経済苦で悩んだ人のほうが、その分、人の心がわかる。人生の深さがわかる。
   
 だから「負けない」ことです。負けなければ、苦しんだ分だけ、将来、必ず大きな花が咲くのです。
――『青春対話1』(普及版)
  
  
  
  
  
    
      
        
      
      
        
        
          芸術・文化は心をときほぐし解放させる
        
        
        
          芸術・文化は心をときほぐし解放させる
        
      
    
  
  
  
     〈「芸術の秋」と聞いても、どこか難しくて“自分とは関係ないな”と思う人もいるかもしれません。でも池田先生は、“芸術は特別なものではない”として、芸術・文化の大切さについて、分かりやすいたとえを交えながら語っています〉
   
 鳥の歌を堅苦しいとは、だれも思わないでしょう。野原一面の花たちを堅苦しいとは、だれも思わないでしょう。月の光に爛漫の桜が浮かび上がっていれば、だれもが、はっとするでしょう。見とれてしまうでしょう。
   
 青空を見て、「ああ、すばらしいな」と思う。川のせせらぎに聞きほれて、耳が洗われたような気持ちになる。その心が、「美」を愛する心であり、芸術・文化の心なのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 決して特別のことではないし、本来、一流の芸術も、自然と同じように、「人をくつろがせたり」「生命力を与えてくれる」ものなのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 きれいに掃除をしようとすることも、「美」の創造であり、芸術・文化に通ずる。部屋に、一輪、花を飾るだけで、全体が見違えるようになる場合がある。和やかになってくる。それが「美」の力です。
   
 芸術の世界は、「ほっとする」ものであって、身がまえたり、窮屈になったりするものではないのです。疲れている心を励ましたり、きゅっと凝り固まった心を、ときほぐし、解放させてくれるのが、芸術であり、文化なのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 文化は飾りではない。アクセサリーではない。文化で「心が豊かになっているかどうか」が大事なのです。
――『青春対話1』(普及版)
     〈「芸術の秋」と聞いても、どこか難しくて“自分とは関係ないな”と思う人もいるかもしれません。でも池田先生は、“芸術は特別なものではない”として、芸術・文化の大切さについて、分かりやすいたとえを交えながら語っています〉
   
 鳥の歌を堅苦しいとは、だれも思わないでしょう。野原一面の花たちを堅苦しいとは、だれも思わないでしょう。月の光に爛漫の桜が浮かび上がっていれば、だれもが、はっとするでしょう。見とれてしまうでしょう。
   
 青空を見て、「ああ、すばらしいな」と思う。川のせせらぎに聞きほれて、耳が洗われたような気持ちになる。その心が、「美」を愛する心であり、芸術・文化の心なのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 決して特別のことではないし、本来、一流の芸術も、自然と同じように、「人をくつろがせたり」「生命力を与えてくれる」ものなのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 きれいに掃除をしようとすることも、「美」の創造であり、芸術・文化に通ずる。部屋に、一輪、花を飾るだけで、全体が見違えるようになる場合がある。和やかになってくる。それが「美」の力です。
   
 芸術の世界は、「ほっとする」ものであって、身がまえたり、窮屈になったりするものではないのです。疲れている心を励ましたり、きゅっと凝り固まった心を、ときほぐし、解放させてくれるのが、芸術であり、文化なのです。
   
◆ ◇ ◆
   
 文化は飾りではない。アクセサリーではない。文化で「心が豊かになっているかどうか」が大事なのです。
――『青春対話1』(普及版)
  
  
  
  
    
    
      
        
          
            
              
              
              
           
          
          
            
              
                「“21世紀の使者”だね。みんな優秀だ」――イギリス・ロンドン近郊のタプロー・コート総合文化センターを訪れた池田先生ご夫妻は、未来部の友を優しく包み込み、記念のカメラに納まりました(1991年6月)
                
                
              
            
            
              
                「“21世紀の使者”だね。みんな優秀だ」――イギリス・ロンドン近郊のタプロー・コート総合文化センターを訪れた池田先生ご夫妻は、未来部の友を優しく包み込み、記念のカメラに納まりました(1991年6月)
                
                
              
            
          
         
       
     
  
  
  
  
    
      
        
      
      
        
        
          心に耳を傾けて夢を思い描こう
        
        
        
          心に耳を傾けて夢を思い描こう
        
      
    
  
  
  
     〈「夢が見つからない」「将来何をしたいのか分からない」と、焦ってしまう人もいるでしょう。大切なのは、自分の心に耳を傾けて、小さな「こうなりたい」「やってみたい」を感じたり、心に思い描いたりしてみることです。その大切さを池田先生は次のように語りました〉
   
 夢を持つことは、みんなの特権です。大人が決めるのでも、時代によって決められるものでもありません。こんな時だからこそ、若い皆さんには明るい夢を広げて、世界を変えていってほしい。
   
 何でもいい。今は、あいまいでもいい。小さくても構わない。叶うか叶わないか、分からないままでいい。まず心に思い描いてみることだ。そして決めたら、勇気を持って一歩踏み出すことだ。
   
 踏み出せば、歩むべき道が、どんどんはっきりしてくる。そこを、まっしぐらに前進していくのです。
   
 思い悩む時もあれば、壁にぶつかる時もある。どちらも成長の証です。今の自分の限界という難所を乗り越えれば、新しい景色が広がっている。だからこそ、もう一歩の努力、あと一歩の粘りが大事なのです。
   
 戸田先生は、「青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ」とおっしゃっていた。
   
 みんなには「祈りとして叶わざるなし」という偉大な妙法と絶対勝利の信心があるのだから! 祈りは勝利の源泉です。真剣な祈りと、最高の努力が合致する中にこそ、夢は叶い始めるんだ。
   
◆ ◇ ◆
   
 皆さん一人ひとりの生命に、どれほど素晴らしい力が秘められているか。想像もできないほどです。それは、夢に挑戦して初めて見えてきます。こんな、わくわくする大冒険はありません。
――『未来対話』
     〈「夢が見つからない」「将来何をしたいのか分からない」と、焦ってしまう人もいるでしょう。大切なのは、自分の心に耳を傾けて、小さな「こうなりたい」「やってみたい」を感じたり、心に思い描いたりしてみることです。その大切さを池田先生は次のように語りました〉
   
 夢を持つことは、みんなの特権です。大人が決めるのでも、時代によって決められるものでもありません。こんな時だからこそ、若い皆さんには明るい夢を広げて、世界を変えていってほしい。
   
 何でもいい。今は、あいまいでもいい。小さくても構わない。叶うか叶わないか、分からないままでいい。まず心に思い描いてみることだ。そして決めたら、勇気を持って一歩踏み出すことだ。
   
 踏み出せば、歩むべき道が、どんどんはっきりしてくる。そこを、まっしぐらに前進していくのです。
   
 思い悩む時もあれば、壁にぶつかる時もある。どちらも成長の証です。今の自分の限界という難所を乗り越えれば、新しい景色が広がっている。だからこそ、もう一歩の努力、あと一歩の粘りが大事なのです。
   
 戸田先生は、「青年は、望みが大きすぎるくらいで、ちょうどよいのだ」とおっしゃっていた。
   
 みんなには「祈りとして叶わざるなし」という偉大な妙法と絶対勝利の信心があるのだから! 祈りは勝利の源泉です。真剣な祈りと、最高の努力が合致する中にこそ、夢は叶い始めるんだ。
   
◆ ◇ ◆
   
 皆さん一人ひとりの生命に、どれほど素晴らしい力が秘められているか。想像もできないほどです。それは、夢に挑戦して初めて見えてきます。こんな、わくわくする大冒険はありません。
――『未来対話』