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〈神奈川ユースアクションフェス2026〉 「原水爆禁止宣言」発表70周年の明年へ 正義の神奈川が船出(1面から続く) 2026年9月13日

共戦の凱歌響かせ 広宣の道を悠然と
神奈川「PEACE PRIDE」から
少年少女部の代表が晴れの舞台で元気よく歌い上げた。練習とともに、唱題や習い事にも挑戦しながら大成長の夏を過ごして迎えた“未来の使者”(横浜スタジアムで)

 あの友の胸には「正義の旗」が翻っていた。この友の心には“平和を創る主体者”との誇りが燃えていた。フェスのフィナーレを飾る熱唱。共戦の凱歌が横浜スタジアムに響き渡った。
 その源流には、創価の師弟が神奈川の青年に託した「平和の心」が脈打っている。
 1957年9月8日、戸田城聖先生は「原水爆禁止宣言」を発表。核兵器を「絶対悪」と断じ、“遺訓の第一”として青年に師子吼したのは、神奈川・三ツ沢の陸上競技場だった。
 池田先生もまた、横浜で太平洋につながる海を眺めつつ、未来を展望。第3代会長を辞任後、「共戦」「正義」の大書をしたため、世界広布への新たな指揮を開始したのも、神奈川である。
 今も神奈川の友の心に刻まれる師弟の黄金史――それが、84年の第1回「神奈川青年平和音楽祭」だ。今夏の青年たちと同じように師を求め、現実社会で奮闘しながら、友情の虹を懸けてきた。降りしきる雨の中での祭典は、生涯の原点と光る。
 そして迎えたこの日。開幕直前の横浜スタジアムに雨が降り始め、雨脚が強まっていった。ビル群の明かりが浮かび上がる夕刻、フェスは幕を開けた。球場が一体となる掛け合いで熱気が高まっていく中、有志の楽団「ピース・ウィンズ」が、学会歌「青年よ広布の山を登れ」を詩情豊かに奏でた。
 雲に隠れた太陽の代わりに“太陽の笑顔”を輝かせたのは「ピース・ベアラーズ」。県下39の少年少女合唱団を中心に集まった660人がステージにあがる頃、雨は小降りに。42年前の音楽祭のイメージ曲「大好きだ地球」を元気よく歌い上げた。
 続いてダンスチーム「タイドクルー」が、躍動感あふれるダンスで会場を魅了する。振り付けを担当した一人が、ヤング白ゆり世代の真霜多美子さん。経済苦や家族の病など、幾多の苦難を池田先生の言葉と同志の励ましを胸に乗り越えてきた。
 数カ月の練習で築かれたチームの絆は、共にステージに立った高校1年の長男にも、前を向く力を届けた。師と同志への感謝を体現するように、親子で希望の舞を披露した。
 友情出演した音楽隊・創価ルネサンスバンガードの後、代表が長編詩「正義の旗 平和の心」を朗読。ボーカルチーム「ジャスティス・セイルズ」が、同詩に曲をつけた「正義の旗 平和の心」を合唱した。ソロパートを務めた男子部の永野宙さんは、介護士。人に接する仕事だからこそ、“生命を磨こう”と、不規則な勤務の中でも学会活動に挑んできた。“広布の一翼を担う”との決意で弱い心に勝ち、「成長した姿で舞台に立てた」と笑顔で振り返った。
 次いで代表3人が決意を披歴。実行委員長の古井総神奈川青年部長が、師から託された正義と平和の魂を、皆で永遠に継承すると宣言した。
 最後に、スタジアムに集った3万人の青年で、「正義の旗 平和の心」を大合唱した。
 〽私とともに 広宣の黄金道を 悠然と 悠然と 歩みゆこう どこまでも――
 地涌の若人の誓いの歌声が、神奈川の天地に力強く轟いた。

若人の決意 平和の魂受け継ぐ誇り
女子高等部 市原由香里さん

 中学1年の時、学校生活で悩みを抱え、学校に行けなくなりました。それでも「高校に進学したい」との思いは消えませんでした。
 中学3年から神奈川に引っ越し、新たな環境で出発。家族の応援もあり、今は希望した高校に通い、ボランティア活動にも挑戦しています。友達とたわいもない話ができる毎日が、本当に楽しいです。
 かつて、お題目をあげながら「同級生に会いませんように」と祈っていた私が、「楽しく高校生活を過ごせるように」と祈る自分に変わっていきました。今の高校に通い、友達と出会うために、全てのことがあったんだと思っています。全部がつながった今が、私にとっての「平和」です。

男子部 関口樹さん

 私はエンジニアです。自動車事故から人の生命を守る、安全技術をつくっています。
 以前、重圧に押しつぶされそうになり、毎日「仕事を辞めたい」と思っていた時期がありました。その時、男子部の仲間が、何度も会いに来てくれました。気の利いたことを言うわけでもなく、ただ、弱音を吐く自分を、そのまま受け止めてくれました。
 あの励ましがなければ、私は今、ここに立っていません。
 仲間の励ましで、私は前を向けました。だから今度は、私が誰かを励まし、支える側になる。人生の師匠と、仲間が教えてくれた「目の前の一人を、絶対に見捨てない」という生き方を貫くことが、私の「ピース プライド」です。

池田華陽会 棚橋結花さん

 10歳の頃から原因不明の病に悩まされ、大学生の時には、国の指定難病を患いました。
 “なぜ私だけ、こんなにつらい目に遭うのか”と、他人と比べ、落ち込むこともありましたが、周囲の温かなサポートを受け、「絶対に乗り越えてみせる」と、前を向くことができました。
 さまざまな治療法を試す中で、自分に合った治療が見つかり、難病は寛解。原因不明の病も乗り越えられました。
 どんなにつらくても、私の人生が「負け」だと思ったことは一度もありません。師匠から学んだ「負けじ魂」が、赤々と燃えていたからです。
 「最後は絶対に負けない」という私の姿を通して、周囲に希望を届けていきます。

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