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インドで女性シンポジウム 2025年8月19日

社会建設テーマに識者によるディスカッション
インド創価学会の女性シンポジウムの参加者が記念のカメラに(ムンバイで)

 インド創価学会(BSG)主催の女性シンポジウムが7月23日、インド西部の都市ムンバイで開かれた。「信念ある女性による社会建設」をテーマに行われ、BSGメンバーをはじめ約650人が参加した。
 女性が自身の可能性を信じて、家庭や社会などで力を発揮し、人類の幸福に貢献していくことを目指すもので、2021年から開催されている。
 シンポジウムは、ムンバイの芸術部による舞踊パフォーマンスで幕を開けた。BSGのアフジャ婦人部長によるあいさつの後、BSGメンバーのバイシャリ・シャルマさんが創価の人間主義の哲学を根本に、教育の分野で実証を示した体験を発表した。
 続いて、インド社会で活躍する4人の来賓が登壇し、パネルディスカッションが実施された。
 マン・デシ・マヒラ・サハカリ銀行(農村部の女性のための銀行)創設者のチェトナ・ガラ・シンハ氏は、多くの女性が社会で活躍するために、成長の機会を適切に提供する必要があると強調。俳優、映画製作者、社会活動家として活動するナンディータ・ダス氏は、若さや見た目を重視する社会の風潮に振り回されず、自分の内面を磨いていく重要性を述べた。
 マーケティング・コミュニケーションの専門家であるミナクシ・アチャン氏は、職場での不当な扱いに屈することなく、勇気をもって環境改善に取り組んだ経験を語った。デリー大学・英語学部長のアンジャナ・シャルマ教授は、池田大作先生の教育思想に共感を示し、差異を超えて皆が輝ける場所を築く教育者としての使命を論じた。
 BSGのグプタ議長は、「桜梅桃李」の法理を通して、一人一人が自身の可能性を開花させる社会を築く決意を披歴した。
 シンポジウムの模様は「タイムズ・オブ・インディア」などのメディアで報道された。
 ある参加者は「女性が社会の変革者として、どのように苦労してきたかを学ぶことができ、勇気をもらいました」と語った。

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